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ある夏の日のできごと・・・・・忘れられない光景

2008-08-07 10:05:45 | 出来事
この時期になると、思い出すできごとがあります

あれは5~6年前くらいでしょうか?
その頃私は娘といっしょに、貝がらや、シーグラスなどを拾いに
朝早く海岸へ行くのが、夏休みの恒例行事となっていました

その日も朝6時ごろ海岸へ行って、だいぶ貝がらやシーグラスをとったので
「じゃあ、朝ごはんにしようか?」
と、コンビニで買ってきたサンドイッチやおにぎりを、二人で堤防の上にすわって
海をながめながら、食べていました。

すると私たちのすぐそばに、一台の  が停まりました。

見ると『群馬ナンバー』

群馬の人は朝早く来て海に入ってるって、この辺じゃ有名だったのですが
本当なんだ
って、ちょっとびっくり

見るともなしに見ていたら、中から出てきたのは、お父さんと子供3人。
といっても、若いお父さんとちっちゃい子供達ではなく
お父さんは50代半ばくらい。
子供は、高校生か中学生くらいの、男の子と女の子。
そして、小学校3年生くらいの女の子。

4人は、「あ~、やっと着いた!」でもなく、「疲れたね~!」でもなく
もくもくと車の中から荷物を出していました。
全部荷物を出したところで、お父さんはなぜか長いロープを取り出し
車のどこかの部分に、端っこを結び付けました。
「何するんだろうな~?」と、私はもう何気なくどころではなく、興味津々で
その親子に、目がくぎ付けになってしまいました

すると今度はもう一方の端を、上の高校生くらいのお兄ちゃんの腰のあたりに結び
「え?何するんだろう?」と思っていると、その子は慣れた様子で堤防から砂浜に
まるで忍者か消防士のように、スルスル~っと、ロープをつたって降りて行きました。
「え? ちょっと何今の

だいたい、その場所から砂浜に下りる階段まで近いんですよ。
全然そんなことする必要ないのに、びっくりしました
次にお姉ちゃんが同じように降りて
その後確か、荷物をロープにくくり付けて一つ一つ下ろして
下にいるお兄ちゃんと、お姉ちゃんがはずしていました。
それから今度は、一番下の3年生くらいの女の子が下に下りる番なのですが
これが怖がっちゃって、なかなか降りられない。
最初やだやだって言ってたのに、お父さんが無理やりその子の体にロープを結び付けて
さあ、下に下りろって言うんだけど、泣いたりわめいたりで大騒ぎ。
下から、お兄ちゃんとお姉ちゃんも、「大丈夫だから」って、なだめたり、励ましたり・・・。
(そんなに嫌なら、階段から降りればいいのに・・・と、私は思っていましたが

しばらくそんなことをしていましたが、その子もようやく意を決したらしく
しぶしぶ降りることにしました。
下では、お兄ちゃんとお姉ちゃんが待ち構えていました。
あっという間に降りて、最後はお父さん。
自分でロープを巻きつけて、下に降りて、ロープをはずして・・・。

そして4人で荷物を運び、海水浴の準備に入りました。

なんだかあまりに意表をついた出来事に、私はあっけにとられてしまいました

「い、今のはなんだったの 忍者の家族

その後、私たちは  に帰ったので、その親子がどうやって帰ったのか
わかりませんが、またロープを結びつけて上がったのでしょうか・・・?

でも、さすがに上がるのはきついよな~

これがいまだに、私の目に焼きついてはなれない光景です。

           by hf-matsu

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