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『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ 2012』 その9

2012-09-08 08:30:00 | 出来事

9月3日(月) 月初めの連休初日、

hf-matsu さんは「沢山溜まった事をやるので家にいる 。」ということで、

No.2 ひとりで作品鑑賞へGO 

 

まずは、先週行けなかった津南エリアから攻めます。

すごく細い道をのぼり、結東集落へ。

 

廃校になった小学校を改装した「かたくりの宿」にある作品。

 

M014 『Melting Wall』 

 

プールの中に窓のようなものが…

 

 

上から水が流れています。

周りの景色が、ゆらゆらと揺れて…  別の風景を見ているようです 

 

 

 

よく見えませんが、赤とんぼが…

水を飲みに来ているのかな?

 

 

来た道を戻るように移動。 

 

M041 『見えない村を目印にして』 

 

一見、何も無いように見えましたが、よく見ると後ろの風景と同じようにプリントした、

人や動物などの形が見えてきます。 

 

 

 

犬?  

 

 

 

 

畑を耕す人、焚き火をする人、小屋、犬。

 

 

 

 

畑を耕す人は、後ろの石垣や草と重なって、光の具合で全く見えない場合もありそう

 

 

少し移動して。 

 

M013 『水と風の皮膚』

 

鉄板と鉄の彫刻。 

 

 

 

朝日が強く差し込んで、ちょっと見にくい…

 

 

 

 

転がりそうな鉄の玉ですが、きっと動かないんでしょうね…

確かめていないので分かりませんが

 

 

国道117号へ出て、足滝集落へ。 

 

M019 『足滝に生きる 「記憶-記録」足滝の人々』 

 

足滝集落の人たちを模った人形たち。

 

 

 

 

今回は、足滝の人々の「歩み」を表現した作品が。

足滝の人たちの足型を押した、のぼり旗。

 

 

 

 

子供達の人形は、次回には大人の人形へと変化するのかな?

 

 

さらに上へ移動し穴山集落へ。 

 

M028 『国境を越えて』

 

鮮やかな色の絵で飾られた門と水牛の彫刻。

 

 

 

 

門を飾る絵は、季節の花や…

 

 

 

 

孫悟空や…

 

 

 

 

猪八戒や…

 

 

 

 

集落の人たち。

 

 

 

 

国境の門を越えようとしている水牛を表現しているのでしょうか?

 

 

さて、先ほどの作品たちがある方向へ戻りまして…

実は、朝早かったもので、まだ開館していなかったのでした 

 

M042 『出逢い DEAI』

 

わらぞうりの編みこみ模様と、稲穂の色や秋山郷の秋のイメージを表現した暖簾が、

出迎えてくれます。 

 

 

 

中に入ると円形の暖簾が3つ。

 

過去・現在・未来を表現した作品だそうです。 

 

 

 

「過去」の暖簾の中は… 

 

火鉢に鉄瓶、徳利に湯のみ。

おばあちゃんの家に来たような懐かしさを感じさせる空間。

 

 

 

「現在」の暖簾の中は…

 

現在の時刻を刻む時計が中央に配された円卓。

メモ用紙に鉛筆。

 

進行中の時間を表現しているような。 

 

 

 

「未来」の暖簾の中は…

 

一筋の虹が。

未来への希望を表現しているかのようです。

 

ここまでで、津南エリアの作品を全制覇

 

さて、次は中里エリアに移動します。 

 

N010 『日本に向けて北を定めよ(74°33′2″)』 

 

ロンドンにある作家の自宅の実物大の構造を、方位を保ったまま設置した作品。

かけ離れた2つの場所を、密接につなぐ試みなのだそうです。

 

どう繋がっているのか、僕には解りませんがね… 

 

 

すぐ近くに、鳥居もあるし中学校もあって、とても目立つ作品です。

 

 

 

さて、次は毎年のように訪れる作品。

訳は分かりませんが、なんとも好きな作品です

 

N028 『たくさんの失われた窓のために』

 

普段意識することの無い里山の風景を、大きな窓を通して見ることにより、

新鮮な眼で捉えるということを仕掛けた作品だそうです。

 

目的や仕掛けはともかく、風にゆれるカーテンが何だか和む作品なんですよね~ 

 

 

しかし、この日は風が強すぎて…

カーテンが絡まっちゃってました…

 

 

 

すぐ近くの作品へ。

 

N063 『芯木』

 

流木をメインに、木材を多様に加工した作品。 

 

 

 

いけばなをイメージした作品だそうです。

 

 

 

 

N027 『森とつながる』

 

森の木々が支える、大きな鉄のリング。

 

まさしく森と繋がって、ほとんど同化していました

ちょっとだけ、見やすく枝を伐採したほうが良いような気がしますが… 

 

 

 

駐車場の車に乗ろうとしたら、さっきの作品に腰掛けているお姉さんが

 

どうやって登ったんだろうと思ったら、彼氏?が肩車して降りていました。

よくそんなこと思いついたね~ 

 

 

少しで移動して。

 

N058 『清津川プレスセンター「きよっつ」』

 

倉俣大橋そばの公園内にある、集落再生支援施設。

インフォメーションセンターもかねていました。

 

 

 

 

中には会議もできるスペースが。 

 

 

 

 

外では、周辺地域をかたどった3D模型も展示してありました。

 

 

 

 

集落の家々の模型には、屋号も書くという凝りよう

 

 

 

 

普通の作品を示す看板には「ECHIGO-TSUMARI」と表示してあるのですが、

この3D模型には「ECHIGO-WAKEARI」という表示が…

よく見ないと気付かない洒落た表示

 

 

 

すぐそばには、

 

N034 『エターナル』

 

陶器の椅子が並んでいます。 

 

 

 

大人が座るには、ちょっと小さいかな?

 

 

 

 

奥にも椅子と、何やら大きなタイルのレリーフ?

 

 

 

 

ガラスタイルなんだそうです。

これは、空を表しているようです。

その上が星。

その上には、神を暗示した足跡が。

 

 

さて、名勝「田代の七つ釜」へ向かう道の途中にある作品。 

 

N019 『ポチョムキン』

 

ここも行ってみたかった作品。

いろんな人が写真を載せているのでね。 

 

 

 

タイヤを使ったブランコ。

今日は1人で来たので、hf-matsu さんにブランコに乗ってもらう訳にいきません

人がいないと絵にならないな~

 

 

 

 

奥の方から撮ってみました。

ん? ブランコに人が乗ってる?

 

 

 

 

お~ お姉さんが乗ってる~

絵になるね~

 

 

 

 

澄んだ青空と鉄の壁。

結構良い雰囲気ですな~

この日は風もあって、意外と涼しく感じましたしね。 

 

 

 

この木は、何の木なんでしょう?

木肌が面白い模様でした。 

 

 

 

 

入り口から奥の方を撮ってみました。 

 

 

七つ釜キャンプ場へ移動。 

 

N021 『スネーク・パス』

 

140mの大蛇の遊歩道ですって。 

 

 

 

恐竜?のレリーフ。

 

 

 

 

これは百合の花かな?

 

 

 

 

これは、かものはし?

 

 

 

 

ぽっこりと膨らんで、何かを飲み込んだ大蛇のお腹のようですね? 

 

 

一旦戻って、二股になった道の真ん中に作品がありました。 

 

N020 『中里重地プロジェクト』

 

集落の人と、長期的に取り組むプロジェクト作品だそうです。 

 

 

 

2003年から、集落の人たちと共に、この土地の風景と向き合い、

公園を作ったり、あぜみち学校を開校したり、 

作家と地域の人たちとの信頼関係が出来ていくのも、

大地の芸術祭に大勢の人たちが来る魅力なのかもしれませんね

 

まだまだ行ってきましたが、見るのも疲れるでしょうから今日はここまで。

後半はまた後日。


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