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涙涙の告別式

2010-10-04 15:09:18 | 出来事
昨日は、先日亡くなられた友人ご夫妻のご長男、『一樹君』 の告別式に参列しました。

何日か前の天気予報では、雨のマークが出ていましたが、昨日は晴れました。
きっと神様が一樹君のために、晴らしてくれたんだろうなと思います。

私が着いた時には、すでに大勢のお見送りの方が並んでいました。

14歳という若さでなくなった一樹君の、最後のお別れということで
皆さん目に涙をにじませて、あまりに早い彼の最後に、深い悲しみを感じていました。

「こんな切ない葬式もないよな。」 と言った方の言葉に
まわりにいた方々も、こらえきれずに涙があふれ、すすり泣く声が聞こえました。

うちの娘たち、中学3年の同級生たちは、献花をさせていただくため
彼の家に入っていました。
きっとみんな、号泣だったのでしょう。

そして家の中から、中学校の先生方、同級生などが、目を真っ赤にして出てきました。

そして、野球のユニフォームを着た野球部の生徒たちが、玄関に並びました。
一樹君は、野球部に入っていたのです。

野球が大好きで、小学校から野球のチームに入っていて
中学校に入った時、彼の身体を心配する学校と、近くで見ているだけでもいいから
野球部に入れてやって欲しいという、ご両親とでしばらくもめていたそうですが
なんとか入れてもらえて、彼としてはうれしかったのだと思います。

そのチームメイトたちが、彼の棺を運んでくれたのです。

もうそんな光景を見ただけで、一同涙涙で嗚咽していました。

ご家族が出てこられて、お父さんがご挨拶されました。

「もっと生きたかった一樹の分まで、皆さんは精一杯生きてください。」


本当に悲しい、切ない、告別式でした。


でもきっと、一樹君はいつも、家族や友人たちの近くにいるのです。

皆がご飯を食べている時には、一緒にご飯を食べ
皆が授業を受けているときには、一緒に授業を受け

「見えないけど、いる。」

『ゲゲゲの女房』 で言っていたのですが、いるんですよ。 きっと。


そんな一樹君に恥ずかしくないように、生きている私たちは、精一杯生きていかなくちゃ


一樹君のご冥福をお祈りするとともに、ご家族が一日も早く今までどおりの元気な姿を
取り戻せますように、心からお祈りいたします