振り出しに戻って、再び集落の話題を一つ。公民館につながる四つ角に小さなお堂が建っていた。何が祭ってあるのかと思って堂の前に立つ。毘沙門堂と大書された木の板が掲げてある。
四畳半ほどの広さ。奥に祭壇がつくってある。中に入り込む。三体の像が安置されている。中央に口から下を布で覆われた毘沙門天、左側に高僧らしき坐像、右側に観音らしき彩色の像。
☆一つにつながった眉と目だけが際立つ毘沙門天。怪しい雰囲気が漂う。これ以上言うと罰当たりになるので控える。
毘沙門天。どんな存在なのか。キーワードで綴る。
印度の古代神話に登場
ヒンズー教ではクベーラという財宝の神様
七福神の一神
財宝や福徳をもたらす
甲冑をつけた姿
戦勝祈願の神
足利尊氏や上杉謙信ら戦国武将が戦の神として信仰
仏を守る四天王の一人、多聞天の別名
すべてのことを一切聞きもらさない知恵者
賭け事など勝運の神
美神・吉祥天の夫
なるほど、なるほど。強く、賢く、運が強い神様か。妻が美と幸福と富の神、吉祥天というわけか。どうして、どうして。四隅には置けないなあ。どんないきさつで吉祥天と結ばれたのだろう。獲物を見据えるような、あの目で射止めたのか。京の五条の糸屋の娘ばりだな。勝負事も、仕事も、恋愛もことごとくアイコンタクトが大事なのは今も昔も、神の世界も人の世界も、そして犬猫の世界に至っても同じなようで。
☆毘沙門天の傍らの像。どうも吉祥天ではないようであるが、そうだとしたら吉祥天にはだまっておこう。
四畳半ほどの広さ。奥に祭壇がつくってある。中に入り込む。三体の像が安置されている。中央に口から下を布で覆われた毘沙門天、左側に高僧らしき坐像、右側に観音らしき彩色の像。
☆一つにつながった眉と目だけが際立つ毘沙門天。怪しい雰囲気が漂う。これ以上言うと罰当たりになるので控える。
毘沙門天。どんな存在なのか。キーワードで綴る。
印度の古代神話に登場
ヒンズー教ではクベーラという財宝の神様
七福神の一神
財宝や福徳をもたらす
甲冑をつけた姿
戦勝祈願の神
足利尊氏や上杉謙信ら戦国武将が戦の神として信仰
仏を守る四天王の一人、多聞天の別名
すべてのことを一切聞きもらさない知恵者
賭け事など勝運の神
美神・吉祥天の夫
なるほど、なるほど。強く、賢く、運が強い神様か。妻が美と幸福と富の神、吉祥天というわけか。どうして、どうして。四隅には置けないなあ。どんないきさつで吉祥天と結ばれたのだろう。獲物を見据えるような、あの目で射止めたのか。京の五条の糸屋の娘ばりだな。勝負事も、仕事も、恋愛もことごとくアイコンタクトが大事なのは今も昔も、神の世界も人の世界も、そして犬猫の世界に至っても同じなようで。
☆毘沙門天の傍らの像。どうも吉祥天ではないようであるが、そうだとしたら吉祥天にはだまっておこう。