ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

シティーミーティングに参加

2010年02月16日 | 第三セクター
  

 開かれた議会活動の一環で
議会改革特別委員会で提案された
議会に関する各種活動の報告
常任委員会の所管事務調査活動の充実。

 とお固い言葉が並びますと、
本文までお固い言葉が続きそうですが、
少々噛み砕きながら紹介したいと思います。

 昨日午後6時から、
延岡観光協会(幸町ココレッタ2階)で、
シティーミーティング議会活動報告会がありました。

 どんな会か簡単に申しますと、
議会には4つの委員会があります
①総務財政委員会
(企画部、総務部、消防、議会、監査、選挙、公平委員会)
②都市建設委員会
(都市建設、上下水道)
③経済環境委員会
(市民環境、農林水産、商工観光、農業委員会)
④福祉教育委員会
(健康福祉、教育委員会)
 
 その委員会のメンバーが( )の行政機関とともに
機能を果たすべく執行制をチェックしながら
市政発展に携わっておられます。

(この他にも議会運営委員会や
3つの特別委員会があり、
議会活動を円滑に進めていく調整役を果たしたり、
広域行政、地域医療問題等について調査研究を司る
組織もあります)

 そこで上記③経済環境委員会のメンバー8人が中心となって
延岡観光協会の理事、
当社も属します当市の第三セクターグループ
「延岡市観光レジャー施設協議会」の二団体に対し
いわゆる意見交換会を行おうと企画されたものです。

 前半は議会活動報告と
観光協会、レジャー施設協議会の活動報告の時間に充てられ、
中・後半に本題でもあります意見交換会に時間を割きました。
「何かご意見等ありませんか」と司会者が切り出し
しばらく沈黙が続きました。
するとお菓子のT社長が「この沈黙が耐えられなくて」(笑)
と最初に発言。
「情報は発信されたものでは響かない」
「受信された情報に人は動く」と持論を展開。
「この交換会も単に議会の報告会にとらわれず、
もう少しビジュアルに進めてほしい」と要求。

 具体的に先進地(北海道函館)の調査活動(視察)を例に上げ、
「一番必要な『感想』の部分がたった8行」
「実際に見聞してきた函館はどうだったのか、
滞在型観光をこの延岡でどう反映させていくのか」
「そこら辺りのビジュアル性が明確でなく分かりづらい」と指摘。
この考えは二団体の参加者全員がそう思っていたようで、
班長(委員会の代表者)も
その回答には苦慮していたようでした。

 また、天下一能面が薪能の時期でしか公開できないことにも触れ、
「県外のお客様が延岡を訪ねてくる際、
当市を代表する歴史的な作品があるにも関わらず
それを見せられる展示会場がないのが残念」
「博物館を建設してほしいとは言わない」
「セキュリティーの問題もあろかと思うが、
内藤記念館の一部に保存、保管、安全性の強化策を図り、
いつ行っても誰でも鑑賞できるように改善してほしい」
と要求、これにはオブザーバーで出席していた他の議員も
一様に納得していました。
T屋のU社長の意見には説得力があります。

 このほか、マリンスポーツのTさんが
南浦、北浦の海中に素晴らしい魚類が生息することを紹介、
他県を含め年間3000人程度のダイバーが
海中の素晴らしさに感動を覚えると力説。
その一方、テーブル珊瑚が年々減少していることも報告され、
海中の環境面の変化を紹介しながら、
守り育てることの大切さを訴えていました。

 全ては書ききれません。
また追い追いとこの報告会の内容を
紹介していきたいと思います。