ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

松井を語らせると熱い

2009年11月06日 | その他
 

劇的な瞬間をBSTVで昨日観ました。

 館内の話題からややそれます。

 大ファンの松井選手の話題になると
熱くなりますことをお許し下さい。

 大リーグワールドシリーズ
王手のかかった第6戦、
ヤンキースの松井秀喜選手が
見事なまでの活躍で優勝。
メジャー30球団の頂点に立ちました。

 今週は遅番勤務のため
その模様を自宅のTVで観戦することができ
“超”ラッキーでした。

 松井選手の今シリーズは
渡米7年の中で最も意義のある年でした。
そう、4年契約の最終年。
既に開幕当初から地元ニューヨークの新聞等では
「放出」(移籍問題)が先行して、
渦中の人としても話題になってました。

 何故、移籍なのか。
そんなに球団は松井に冷たいのか。

 左手首の骨折の後(06年)、
二年間(07、08年)に両ヒザの手術を交互に行い、
それからというもの
守備につける状態にまで回復できず、、
今年から与えられたポジションはDH(指名打者)でした。

 ヤンキースは若手中心の編成の時期にあり、
年俸の高いベテラン選手は、
見合った活躍がないと
最悪フリーエージェント(FA)となり、
新しい球団を探すことになります。

 松井選手の4年契約は推定62億円でした。
一年に換算すると15億5千万円。
ではその年俸に見合った選手だったかと言うと
打って、守っての選手を優遇する球団にとって
“見合っていない”との判断を
ゼネラルマネージャーはしてたんですね。

 松井より年俸の低い選手でも
そこそこの活躍はでき、
他の選手等でチーム力はカバーできると読んでたようです。
そして、選手の若返りも球団の課題とも。
また、今シーズンは投手と野手をそれぞれ高額で補強、
どんなに資金力がある球団でも
結果を残さない選手は必要がない
と厳しいプロの条件を突きつけられ
「契約最終年」であることが今注目されています。

 しかし、ワールドシリーズ最終戦となった第6戦、
ご存じのとおり松井選手の素晴らしい活躍で
優勝することができました。
バットで叩き出した今回のパフォーマンスは、
日本人初のMVPまで手に入れることができ、
今や日本のファンばかりでなく
地元ニューヨークファンにも
強烈な存在感をアピールし、
「ニューヨークに残れ」
との地元ファンの熱烈な大コールも聞かれます。

 さて、次は残留か移籍かの問題です。
5日(現地6日)から15日間が、
ヤンキースとの残留交渉期間となります。
ワールドシリーズMVPと世界一は
最高の残留アピールになりましたが果たして、
決裂した場合、
フリーエージェント(FA)で他球団へ移るのか。
一ファンとして成り行きを
見守っていきたいと思います。

 昨夜9時半頃、
50代後半位の男性がお風呂から降りてきて
「巨人はどうなった」と
点検中でエントランスホールに居た私に話しかけてきました。
「サヨナラホームランで勝ったみたいですよ」と答えると
「ほぅ、負けたと思ってテレビ見るのもやめたっちゃが」
「しかし、今日は巨人より松井じゃかいね」

 もちろん私が松井選手の大ファンであることは
知る由もないでしょうが、
その言葉に改めて“国民的英雄”を感じた次第・・・
でした。