ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

0少年クラブの忘年会

2007年12月09日 | 今日の話題
 今晩の忘年会は3件の予約すべてがスポーツ関係の団体でした。1件はサッカー、1件は少年野球、もう1件もスポーツ団体だと聞いてました。このうち、サッカーは協会の役員さんたちの集まりでして、一年間の打ち上げをサッカー場の近い当館で毎年行なっていただいてます。今年最後の球足蹴りを行なった後、お風呂に入って年度最後の年忘れの宴会。約60人の協会役員が参加してました。

 もう1件の少年野球はO少年野球クラブというチームの子どもを交えた忘年会でした。このチームも毎年当館で行なってくれてます。ここの父母はまとまりがあって、今回97名もの参加をみましたが、ほとんどの家庭が両親同伴でした。特に、今年が最後となるAチーム(6年生中心)の親はがっちりスクラム組んで、抽選会や思い出話、子どもの作文、写真で振り返りなど、宴を退屈させない点では、関係者の見えない苦労の跡を伺い知ることができました。こういった、縁の下での支えが子ども達を大きくはばたかせます。記憶と記録、今やこの言葉はプロに限らずアマチュアの少年野球の世界でも通用するようですね。ただ、このOチームのように準備に時間を割いてでも取り組むスタッフの人たちには正直頭が下がりますね。

 時間があったので、私も後ろの方で宴を見守ってました。O監督やOコーチ、Mさんに、BチームのO監督は知らない仲でもありません。父親のKさんやFさんもまた、同じ少年野球や社会人野球で知り合った方々です。

 私が関心しましたのは、この団体のこの宴(忘年会)が年々エスカレートしていて、楽しい雰囲気で明るい宴会になっているということです。今年は、プロ級のカメラマンがこれまで大会で撮影した幾つもの写真をバックに、選手が一年間に経験した思いの数々を感想文にして読むという、泣かせる企画が一番人気を集めました。昨年もこのスタイルで6年生の親が何人泣いたことか。

 今年もそれを受け継いでいましたが、少し違ってました。レミオロメンのCDをBGMに、パソコンを駆使して自動で映像が入れ替わる粋な計らい。感想文とバラード調のBGMがよく合って、涙腺の弱いお母さんは子どもがステージに上がりBGMが流れると、その時からハンカチで目鼻を抑えている光景も見られました。


 このチームにF君という選手がいます。彼を小学3年生の時から知っていて、今年三月に今の小学校のOチームに移籍、今回も一番気にしてました。当然、そういった過去のことを知る一人だったので、どんな感想を言うかも楽しみにしてました。すると、ポーカーフェースながら一番面白おかしいコメントを残してくれました。その言い回しがまた受けて、どうやらチームの人気者だったようです。最初の頃はひょっとして溶け込まないんじゃないかな、と随分心配したものですが、なかなかどうしてひょうきんな性格は父親譲りのようです。

 本人も言ってました。チームを代わる時は不安だったと。しかし、そのF君の心配もよそに、Oチームに入部して一番長く居るような錯覚さえ覚えました。子どもの順応性というんでしょうか。6年生は11人いて、5年生の力も借りながら今年は県大会に二度出場、串間市であった県大会では上位に入賞し佐賀での九州大会に出場するなど、力も十分、実績も残してます。良かったなぁ、新しいチームに移ってと。

 脇道にそれました。こういったOチームのようなスポーツ少年団の忘年会は見ていても楽しいものです。とここでは言いたかっただけです。たまたま私の知り合いの子どもがこのチームに移籍して愛嬌を振りまきながら、活躍してくれた、それが嬉しかったというブログでした。