ヘルストピアダイアリー

ヘルス(健康)とユートピア(理想郷)の造語、「健康天国」「健康別天地」。健康を楽しむ三セク施設。

大分方面の営業

2007年07月09日 | 営業関係
今日も宮崎県北部地方は雨のち曇りのち雨。不安定な天気が続いている。向こう一週間の週間天気も雲か傘のマーク、週間の場合はあくまで予測なため途中で修正されることは多いけれども、それでもこの雨はよく続く。宮崎市では夏の高校野球も開幕したというのに、初日は開会式だけ。二日目の昨日は巨人軍がキャンプを張るサンマリンとソフトバンクスがキャンプを張るアイビー両スタジアムは仲良く一試合づつと、日程が大幅に遅れている模様。球児もこの天気に振り回されているようだ。特に県北、県南辺りのチームは宮崎までバスか電車で移動しなければならず、その交通費だけでもバカにならないし、まず、選手のコンディションが大変だ。球場で待たされた挙句に中止が決定では、移動中の時間ももったいない、室内練習できたのにと。

 ◆雨の話から高校野球の話にまで発展、ヘルのダイアリーとは無関係だが、筆者が元高校球児と無理にこじつけて、この時期は各高校の戦績が気になる暑いシーズンでもある。

 ◆大分県南部地区の教育事務所に今日、営業に行ってきた。佐伯市管内と竹田市管内の二箇所だ。夏休みは延岡市内の子どもを中心に県内では宮崎市以北の小学生、そして今回の営業先の大分県南部地区もそう。家族連れで当館の施設を楽しんで帰って行ってくれる。大分市内には当館に似通った施設があるのは過去に体験して知っている。だが、同県南部地区にはこの手の施設は少ない。そこが営業の狙い目でもある。

 ◆本市に編入された北方町のETOランドはさらにうちの上を行く。この時期は宮崎、大分に加え熊本までエリアを拡大し、広範囲な営業を行なっている。どこもレジャーや家族が楽しめる施設は、この時期こそが一番の勝負の月となる。特にETOは今大変な営業を強いられている。職員も今年は正念場の気持ちで頑張っている。夏の40日間のロングバケーションはお互いの施設とも気合の入れようが違う。その長い休みの中でチラシを見た子ども全てが一日でも遊びに来てくれれば、との願いを込めて教育事務所通いは続く。「わざわざ」との感もあるが、そこまでしないと情報が入手できない事情はやはり当社が他県の施設だからである。今年もそうだった。まず、窓口に行くと、誰が対応するなどの職員同士が顔を向き合って、「どこかの営業が来た」ような顔をされる。すでに引き気味。一歩踏み込んで案内をすると、ようやく事情を飲み込んだようで、上司に相談。渋々、「仕方ないから出しておいて」といった声が聞こえる。そこでようやく児童数の書かれた資料がいただける。こんな紙切れファックス一つですぐ送信できるはずのに、それができない他県施設の辛さかな。


 ◆営業を終え竹田市から三重町方面の国道502号線途中に、緒方町がある。ここの観光名所は九州でも有数な滝である。原尻の滝。全長120㍍、落差20㍍と田園地帯の広がる緒方平野にこの滝のスペースだけがどこか違う世界をかもし出す。その滝のそばにレストランや民間のお食事処、民芸品店などがある。14時過ぎに一人でそのレストランに入った。以前家族で食べた味が忘れられず、できればお昼はここと決めていた。遅れた昼だったが、案の定旨かった。田舎料理というか、地方の食材と器などにも気を配っていて、なかなか洒落ている。注文したのは、白滝ミニランチ(850円)と単品のざる豆腐(350円)。ランチはメインが鳥天(3個)、それにミニそば(かうどん)、茶碗蒸しに煮物、香の物の5種。結構お腹にたまる。それに豆腐が付いたからお昼の食事にしては“贅沢”すぎた。味は全体的には薄めでもしっかりした味付け。そばのだしもそこそこ。ただ、豆腐は一人で食べるのは重過ぎた。木製のおたまのようなスプーンで取り皿に移してしょう油をかけて食する。う~んもたれた。単品だけだったら旨く食べれたんだろうけど、田舎風味と甘みのある豆腐にスーパーで売られているものとは違うと納得した。


 ◆昼食後の散策がてら梅雨前線の影響で増水している原尻の滝を一周してみた。新たな発見もあった。あれほど休憩地点として立ち寄っていたのに、川の中に鳥居があるなんて。奇妙な光景だった。しかし、よく周囲を観察すると南側(か西側)に神社が祀られている。なるほど。また、ここには大型のユリの花が一輪、滝に向かって咲いていた。周囲にはそれらしい花が見当たらないからきっと、さりげなくだれかが球根のついた花をここに植えていたかもしれない。滝の解説には阿蘇山の大噴火による柱状節理(柱のようにして築かれた岩石の割れ目のこと)で形成されたとある。その割れ目に増水した川の水が勢いよく流れていた。少し足でも滑らせたりすれば、20㍍下の滝つぼに落下。まさか遊び半分でここから飛び降りた人もいないとは思うが・・・。そうでもなさそう、一瞬ひるんだ看板を見つけた。まさか、、、、居るんだなそういう人間が。