おおさか佳巨 街頭演説のブログ

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森田知事に関しての告発

2009年06月01日 16時47分52秒 | Weblog
ある市民団体が、先に記事に挙げた、森田健作千葉県知事の問題について告発しています。その内容は、森田候補が「完全無所属」を名乗ったことは詐称にあたるというもの。


ダメだね。こんな理屈では勝てないでしょう。チラシにある「完全無所属」というのは、森田氏が自分で言っているだけで何の法的定義もないわけです。確かに完全無所属と言えば勘違いする県民は多いが、これは決定打にはなりません。


立候補手続きのときに、所属党派証明書というのを出してもいいことになっています。しかし所属党派証明書は、政党本部が出さなけばならない。つまり自民党に所属していても自民党から公認されなければ、無所属としての扱いになります。そうは言っても、実際自民党から支持を受けているじゃないかと言う人もありましょうが、例え自民党県議が全員集まって支持しても無所属です。

今回、自民党県議は森田、吉田、白石に分散してますから、まるで理屈は立たない。例え自民党総裁であっても自らに公認を出さない限り無所属です。

だからそんなところを突っついても時間の無駄ばかりか、それが原因で負けることにもなるでしょう。

どうしてもこういう告発型市民運動というのは、己のストレス発散が主な目的になってしまい、勝つためのことを冷静に考えられない人々が多い。まことに残念なことです。

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2 コメント

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通りすがりで失礼します (けい)
2009-06-01 22:05:55
この告発が「ダメ」だということですが、4月3日衆議院法務委員会での政府答弁はご覧になりましたか?候補者が、単に届出としての無所属を公言していたのか、現に政党に所属をしていないということを公言していたのかによって変わります。前者であれば、虚偽事項の公表とはならないが、後者であれば抵触するというのが政府の見解です。この判断をする際、森田氏側が全体としてどのような宣伝を行ったのかを見る必要があります。このような事案に関しては判例もないようですし、裁判所がどのような判断をするのか私個人としては興味があります。

それから、別のエントリーにあった、ドン・キホーテの献金に関してです。外資が50%を超える企業からの献金が合法化されたのは2006年12月のことです。今回告発を受けているのは、法改正前の05年と06年のぶんです。それ以前は時効で、それ以後は合法化されているため、違法性を問うことはできません。ちなみにドン・キホーテの設立は1980年なので、現行法で合法であることは間違いありません。

長々と失礼しました。
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無所属問題 (大坂佳巨)
2009-06-04 15:17:39
ダメというか、今の法律では不完全になってしまうでしょう。知事選挙や市町村長選挙ではみんな無所属で立候補する慣わしをやめたほうがいいと思いますね。
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