おおさか佳巨 街頭演説のブログ

減価する地域通貨ですべての改革

資本主義がなくなる状態とは?

2005年08月22日 13時30分55秒 | Weblog

平和党http://www.heiwatou.jp

社会主義がなくなれば、政府による計画経済をやめて市場経済になることは誰でもわかることだが、資本主義がなくなるとは一体どういうことであろうか。

マルクス主義が人為的に政治の力でされているのに対して、資本主義は集団的に民意発生してきた。だから資本主義がなくなるといわれても想像がつかない。資本主義の発生は、産業革命による急速的発展、あるいはマックス・ウェーバーの指摘ではプロテスタントによる節制が資本主義を生み出したなどといわれている。

現代での資本主義の根本は、資本という「金融」のシステムである。金融とは、金を融通することである。集中された資本を利用することが資本主義ということになる。資本を具体的に物体として表すものは貨幣である。貨幣がすべての商品・サービスに対して交換可能な力を持っていることから、貨幣こそがすべてに優越している。すなわち資本主義経済がなくなるということは貨幣の貯蓄機能、投資機能がなくなるということでもある。これは現代の我々にとってそれは想像しがたい。

貨幣をなくし、物々交換だというのならば、畑で野菜を作っている農家が自動車を買いたいときにキャベツ何万個をもっていけばよいのだろうという議論になってしまう。
だから貨幣の交換機能としての役割は維持されるべきである。
貨幣が世の中を悪くするのは、貯蓄、増殖するからである。




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