●1月20日 金曜日
▽議院運営委員会
▽衆議院本会議
▽各特別委員会
我が国の名目GDPは44兆円、実質GDPは25兆円増加して、デフレではないという状況を作り出したと政府は述べています。
その実感は国民にはないというのが現状であると思います。
しかし、バブル時代も庶民に与える実感というのは、タイミングが数年遅れて波及するというのもまた事実あると思います。
国内総生産を上げるということを経済成長と言うのですが、どうして前年よりもお金が増えているのかということを考えなくてはなりません。
外国からお金が入ってきたらそれは前年よりも増加するでしょう。その代わり、外国のお金は減ることとなります。
もしも日本が鎖国状態でお金が外国からは入ってこない場合、経済成長はないということでしょうか。
そうではありません。お金は利子をもって増殖していくために増えていきます。だから経済成長はします。だけれども、そのために借金を抱える人が出てきます。その人は利子をつけてお金をどうやって返すのでしょう。
こうした根本問題を我々は考える必要があると思います。