おおさか佳巨 街頭演説のブログ

減価する地域通貨ですべての改革

6.地方分権の最良

2009年12月10日 09時30分26秒 | Weblog
地方分権の最良

お金は持っているよりも、使ったほうがよいという方法にするには、貨幣を減価させることです。例えば、一年でお金がすべて償却されてしまう方法をとることです。こうすることによって、お金を多く持つことに意味を無くす。すると、大資本よりも小回りのきく個人商店、東京よりも生産物の豊富な地方にも力が分散されます。

これなしで、地方分権も景気回復も財政再建も可能なわけがありません。自民党による道州制度や民主党による地方への中央財源分配政策は失敗するでしょう。

15年も前から日本新党や平成維新の会で言われていたありふれた改革に手をつけるだけなのですが、中身がほとんど15年前と同じなわけですし、単なる資本主義上での微調整改革ですから、平成の市町村合併にさほど意味がなかったのと同じような結果を生みます。

なんでも国が制度のあちらこちらを政策分野別に、部分的にいじれば改革されると思ったら大間違いです。大元の栓を取り替えない限り何をやっても無駄です。地域通貨に減価機能を加えた「自然主義経済」による「自然通貨」この方法は地域に目が向けられるようになります。

大資本は全国から、あるいは世界の貿易によって、つまり地球上の範囲を大きくすることによって利用価値が高まるのですが、減価貨幣を使う自然主義経済制度は、小さくまとまったものを好みます。

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