竹中平蔵総務相は15日午前、首相官邸で小泉純一郎首相に会い、小泉内閣の退陣と同時に参院議員を辞職し、政界から引退する考えを伝えた。関係者によると、慶応大学に新たに出来るシンクタンクの代表に就任する予定で、民間人として次期政権の改革継続に引き続き協力していくという。
安倍総裁の下では嫌なんであろうか。
竹中氏が議員辞職すると、04年参院選比例代表で自民党の得票16位で次点だった女子プロレスラーの神取忍氏(41)が繰り上げ当選する。
竹中平蔵総務相の議員辞職表明について、野党各党は15日、一斉に強く批判した。野党側は竹中氏について「小泉改革の象徴的な人物」としてかねてから批判してきたが、それに加えて参院議員としての任期を4年近くも残しての議員辞職についても「無責任」と主張している。
竹中大臣の行政に対する批判は、的をえているかぎりにおいて構わないと思うが、参議院議員として任期4年を残すから批判というのは、どうだろうか。竹中氏は政党を代表する比例区より当選している。この比例代表という制度は、政党に投票している。
そもそもは政党が名簿順位を決めていたが、各種業界団体の政治献金競争、偽装党員による水増しなどによって、有権者にその順位を選んでもらうということにすぎず、政党に投票していることに変わりない。
竹中氏の変わりに繰り上がる神取忍氏が当選するのだから、その能力が同じでないにしても、自民党の立場の人間がいるのだからいいのではないかと思う。
いつかこの人が繰り上がるかと思ったが、竹中氏の辞職とは。
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