バラネスク・カルテットの『POSSESSED』を聴いて現代音楽(同時代音楽)にも興味を持ち、
その流れの中で出会ったのが、エルヴィス・コステロとブロドスキー・カルテットの競作、
『ジュリエット・レターズ』でした。
エルヴィス・コステロという方は、名前を聞いたことがあるだけで
ロック歌手としてどのような活動をしているのか全く知りませんでした。
(今もよく知りませんが・・・)
『ジュリエット・レターズ』は「ロミオとジュリエット」の舞台であるヴェローナの大学教授が
ジュリエット宛の手紙に返事を書いていた、という新聞記事にインスパイアされて作られました。
ポピュラー音楽では、アレンジのひとつとして弦楽合奏や弦楽四重奏の伴奏で
歌われる場合もよくあります。
(フジテレビ「僕らの音楽」とかよくやりますね)
ただ『ジュリエット・レターズ』は、単に弦楽四重奏の伴奏で歌を歌う、
という意図で作られたわけではありません。
ヴォーカリストと弦楽四重奏団の競作、
メンバーの言葉を借りれば「ヴォーカル五重奏曲」と言うべき作品です。
コステロは、ブロドスキー・カルテットの「ショスタコーヴィチ・チクルス」の
コンサートを聴いて競作を思いついたようです。
コステロの特徴的な声、決して"美声"とは言えないような歌声(ダミ声?)が、
逆に弦楽器の音色とうまくマッチしていると感じます。
『ジュリエット・レターズ』はCDのほか、
スタジオセットでの演奏と一部ライブ映像、出演者のインタビューを収めたDVDもあります。
コステロ曰く、
「これ自体が一つの作品。"弦楽四重奏と歌のための曲"・・・
ロックオペラでも四重奏のロックでもない、新しいもの・・・」
「歌は五重奏の五番目の楽器なんだ。
四重奏と歌のための作品はとても数が少ない。可能性があるのに見過ごされてきた。
この音楽の表現力は可能性を秘めている・・・」
新しいジャンルへの試みとして、大変貴重かつ評価されるべき作品だと思います。
その流れの中で出会ったのが、エルヴィス・コステロとブロドスキー・カルテットの競作、
『ジュリエット・レターズ』でした。
エルヴィス・コステロという方は、名前を聞いたことがあるだけで
ロック歌手としてどのような活動をしているのか全く知りませんでした。
(今もよく知りませんが・・・)
『ジュリエット・レターズ』は「ロミオとジュリエット」の舞台であるヴェローナの大学教授が
ジュリエット宛の手紙に返事を書いていた、という新聞記事にインスパイアされて作られました。
ポピュラー音楽では、アレンジのひとつとして弦楽合奏や弦楽四重奏の伴奏で
歌われる場合もよくあります。
(フジテレビ「僕らの音楽」とかよくやりますね)
ただ『ジュリエット・レターズ』は、単に弦楽四重奏の伴奏で歌を歌う、
という意図で作られたわけではありません。
ヴォーカリストと弦楽四重奏団の競作、
メンバーの言葉を借りれば「ヴォーカル五重奏曲」と言うべき作品です。
コステロは、ブロドスキー・カルテットの「ショスタコーヴィチ・チクルス」の
コンサートを聴いて競作を思いついたようです。
コステロの特徴的な声、決して"美声"とは言えないような歌声(ダミ声?)が、
逆に弦楽器の音色とうまくマッチしていると感じます。
『ジュリエット・レターズ』はCDのほか、
スタジオセットでの演奏と一部ライブ映像、出演者のインタビューを収めたDVDもあります。
コステロ曰く、
「これ自体が一つの作品。"弦楽四重奏と歌のための曲"・・・
ロックオペラでも四重奏のロックでもない、新しいもの・・・」
「歌は五重奏の五番目の楽器なんだ。
四重奏と歌のための作品はとても数が少ない。可能性があるのに見過ごされてきた。
この音楽の表現力は可能性を秘めている・・・」
新しいジャンルへの試みとして、大変貴重かつ評価されるべき作品だと思います。
