感動としあわせの家づくり物語

岡山県倉敷市の工務店「林建設」の大工職人「林俊文」が仕事で感じた「感動としあわせの家づくり物語」を綴っていきます。

継続する事の難しさと、継続する為に必要なもの

2016-06-28 23:25:05 | 林俊文の想い
昨夜の雨も通り過ぎ、今朝は先ず先ずの天候でむかえた岡山・倉敷の空模様。

今日も大工さんたちは各自の担当する現場へ向かい出動してくれています。

「まっちゃん」は「Kくん」と一緒に倉敷市上成の住宅新築現場にて、昨日に引き続き軒天井のボードを張ったりの作業。

地味な部位ではありますが、この軒の天井の仕上がり具合で雰囲気もガラリと変わるだけに丁寧な施工がやはり大事と地道に作業を続けています。

大手メーカーさんやビルダーさん、専属の大工さんを抱えていない工務店さんなどでは、外注と呼ばれるフリーの大工さんに大工工事を任せるのが一般的。

ている所ではやはりスピードが大切とパパっと手早く施工する職人さんもいらっしゃります。

誰がやっても同じ精度がだせないと為らないのは商売の基本。

それを他人任せにしようと思えば相当に練りに練ったシステムが必要です。

もし、そのシステムが構築できていないのなら、その為への必要なだけの労務費用は発生して当然。

そうした中で最近よく耳に聞くのがシステム無しの為に、労務費用での代替えの無理が災いして職人さんの手間代が出す不具合になる事案を聞くことがあり、少しだけ自分が思う商売の基本を書いてみました。

全ての商売につながりますが利益を一年だけ、三年だけ、五年だけ出し続ければ良いのではないのは誰しも承知の事実。

一年~三年程度なら少し学び、アイデアが出せ、自由に動ければ誰にでも利益が出せて当然だと思っています。

そうではなく、それを10年、20年、30年・・・と続けていく為の「何か」がなければ単なる失敗で終わるのは火を見るよりも明らかですからね。

当社では大切に一か所づつに想いを込めて作業をさせていただいている為に時間がかかるとは思いますが、暮らす人にとっては一生に一度の家づくり。

この期間も良き思い出になるべく施工をさせていただいておりますので引き続き当社との「家づくり物語」をどうぞ宜しくお願いします。

さて、写真は本日、赤磐市の某工場さんでの工事の終わりに材木屋さんに立ち寄って購入した杉の幅広板。

木目は板目ですが、幅が1.1尺と広く貴重な材となりますが、明日からはこれ等を使って倉敷市内で依頼されているお客さん宅への工事に備えて製作がスタートします。

明日も皆様のご期待に応えれるように懸命に努力せねばと思いながら、話が大きく逸れた今夜のブログもここまでに・・・

一本の木から始まる感動としあわせの家づくり物語 林建設 林俊文

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