行って来ました!
名古屋タカシマヤで行われている「誕生50周年記念 ぐりとぐら展」
シリーズ累計は2400万部。
今も多くの子どもたちに愛される「ぐりとぐら」が生まれて50周年を記念したイベントです。
あの大きなタマゴで作られた「カステラ」!
とっても美味しそうなんですよね〜
展示されている原画には修正のアトなども見て取れて、とっても興味深かったです。
最初の頃の原画はとっても小さいんですよ。意外でした。
1963年に『こどものとも』に発表された「ぐりとぐら」には、元になる話があって、1963年に『母の友』6月号に掲載された幼児向け読み物『たまご』がその原型。
雑誌『こどものとも』や『母の友』も展示されていました。
「ぐりとぐら」7作品の他に「ぐりとぐら かるた」(1984年)や、「いやいやえん」「そらいろのたね」などの原画も展示されていましたが、会場には絵本を拡大したような大きな立体物が置いてあって、子どもたちがそこに開いた小さな穴をくぐることができたり、床に「ぐりとぐら」のお話の文章が書かれていたり、映画監督宮崎駿との対談映像のコーナーがあったりと、原画を見るだけでなくいろいろと楽しめる工夫がこらしてありました。
「ぐりとぐらとすみれちゃん」に登場する大きなカボチャや、「ぐりとぐらのえんそく」に登場する大きな毛糸玉が1メートルくらいの大きさで再現されていて触ることもできます。
写真撮影禁止なのですが、入り口からチラッと見える大きなタマゴでどんなものかわかってもらえるかな?
会場にはお子さんを連れたお父さんお母さん、様々な年代の女性やカップルの姿が多く見られました。
自分が小さい頃に読んだ人とか、子どもと一緒に読んだとかいう人が多いらしく、あちらこちらで思い出話が飛び交っていて、長年愛されてきた作品であることを改めて感じることができました。
タイトルだけですが、7作品をご紹介。
「ぐりとぐら」(1963年)
「ぐりとぐらのおきゃくさま」(1966年)
「ぐりとぐらのかいすいよく」(1977年)
「ぐりとぐらのえんそく」(1979年)
「ぐりとぐらとくるりくら」(1992年)
「ぐりとぐらの1ねんかん」(1997年)
「ぐりとぐらとすみれちゃん」(2000年)
中川李枝子さんと山脇(大村)百合子さん姉妹による「ぐりとぐら」
中川李枝子さんの講演の様子も映像で流れていました。
最初は保母として働きながら児童文学グループ《いたどり》の同人を始め、児童文学作家で翻訳家でもある石井桃子さんに指導してもらった話など、創作の過程を知ることができる貴重なお話でした。面白かった〜
世界11の国と地域で翻訳されている「ぐりとぐら」
日本だけでなく、海外でも世代をこえて愛されているんですね。
とっても有意義な週末を過ごすことができました☆