山の頂から

やさしい風

喉過ぎれば・・・

2009-07-18 00:05:41 | Weblog
 
 ここ太平山では、ひと昔前の人たちは<うなぎ>を食さなかった。
おそらく、虚空蔵菩薩は、<うなぎ>に乗って天から舞い降りてきた、
という言い伝えからであると思われる。
明治以前、太平山は神仏が混在しており、
別当寺院である連祥院・六角堂は山頂にあったとか。御本尊は虚空蔵尊。

今月19日は「土用の丑の日」
暑さを乗り切るには滋養の豊富な鰻が最適!!ということで、
スパーでの≪うなぎ商戦≫が本格化している模様。
各社とも、<ギョーザ中毒事件>での食の安全騒ぎは納まったとの見方とか。
中国産の蒲焼は国産のそれの約半値。
中国産に関して、検査や品質管理を徹底しているとのうたい文句で、
何しろ売れ行きが好調なのだそうだ。

 だが、http://blogs.yahoo.co.jp/x1konno/28555892.htmlを見てギョッとした。
もう言葉にもならない!! そして、ああ~やっぱりと思った。
また或る時、夫は知り合いの魚屋から、
絶対!中国産の鰻を食べてはいけないと言われたそうだ。

 日本の国防、食糧供給の安定と安全は国家の重要課題だ。
政局がどうのこうの言っている場合でないんでないの!?と、
声を大にして言いたい。兎に角、何とも嘆かわしい政党内の混乱。

 私は今後、決して鰻は口にしないじゃ済まされない現実が山積みだ。
国を想い、国民を想うなら何故、【敵】に立ち向かうべく、
政治家が一致団結出来ないのだろうかと考えてしまう。
もっとも、無い知恵を絞ることが土台無理な話しかも知れない・・・

 が、鰻の蒲焼の匂いは食欲をそそる~
我が家の≪とり重≫のタレとナンチャって鰻(精進料理)で乗り切るか!丑の日。