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【新・悪韓論】儒教の国の恐ろしい現実 親日老人を撲殺した犯人を“英雄視”する声も

2013年09月25日 20時53分26秒 | Weblog

【新・悪韓論】儒教の国の恐ろしい現実 親日老人を撲殺した犯人を“英雄視”する声も

2013.09.19

日本のネットの世界ではかなり話題になった事件だが、全国紙もテレビも取り上げていないようなので、あえて書くことにする。

事件が起きたのは、今年5月。ソウルのメーンストリートである鍾路(チョンノ)の脇にある宗廟(チョンミョ)市民公園で、酒に酔った37歳の男が、95歳の老人に暴行を加えた。

老人が「日本の統治時代は良かった」と述べたことに、男が腹を立てての犯行だった。
これが事件当時ほとんど報じられなかったのは「単純傷害事件」として処理されたためらしい。


しかし、老人が収容先の病院で死亡し、事件は傷害致死事件となり、ソウル地裁は9月10日、男に懲役5年を宣告した。

12日になって韓国紙『世界日報』が報じたのを、日本の韓国ネットウオッチャーが見逃さなかった-これまでの経緯だ。

95歳といえば、だれが見ても「ご老人」だろうに、男は蹴りつけ、老人が突いていた杖で頭を数回殴った。脳内出血するほどの力を込めて。

ネットで「宗廟市民公園」を検索すれば写真がある。「公園」というよりは「人混み」ならぬ「老人混み」だ。

鍾路の裏路地あたりに住んでいるが、家には居づらいし金もない老人たちが、この無料のたまり場に集まってくるからだ。

老齢年金の不備に加えて、「保健福祉省の資料によると、高齢者虐待の86%は家庭内で発生」(朝鮮日報11年9月26日)という事情もあるのだろう。

75歳以上の自殺率は、日本では10万人当たり14・6人、韓国では160・4人。

日本の韓国入門書によくある「韓国は儒教の国なので、老人を大切にする」なんて大ウソなのだ。

95歳といえば、終戦当時27歳。日韓併合時代を実際に生きた人だ。


一方、37歳の男が物心ついたのは、せいぜい88年ソウル五輪のころではないのか。

ともかく、この男にとっては、生まれてから37年間に頭に入ってきた「知識としての反日」は絶対に正しく、95歳が語る「実体験としての親日」は抹殺すべきものだったのだ。

「国際協定・条約よりも、国内上級審の判例が大切だから、日本は戦時徴用を賠償しろ」

「科学的分析結果よりも、国民感情が重要だから、日本産海産物は輸入禁止にする」

「実体験としての親日よりも、若い自分が知る反日の方が正しいから、親日老人を蹴り殴った」

なるほど、論法としては一貫性ありだけど。


判決報道の後、韓国のネットは犯人を英雄視し、殺された親日老人を罵倒する書き込みであふれた。

間もなく、日本時代を知る人はいなくなり、反日教育を受けて成長した人々だけの国になる。恐ろしいことだ。

■室谷克実(むろたに・かつみ) 1949年、東京都生まれ。慶応大学法学部卒。時事通信入社、政治部記者、ソウル特派員、「時事解説」編集長、外交知識普及会常務理事などを経て、評論活動に。主な著書に「韓国人の経済学」(ダイヤモンド社)、「日韓がタブーにする半島の歴史」(新潮新書)、「悪韓論」(同)などがある。


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