おゆみ野四季の道 新
中国こそが21世紀の経済大国だと誤認して集まって行った中国組は、
今は奈落の底に落ちようとしている。
隣の韓国はパク・クネ大統領が中国語でスピーチをするほど親中国家だが、
15年度に入り貿易量は毎月のように前年同月を下回り、
企業は減収減益に見舞われ、
造船業は大幅赤字に陥り、
サムスンでさえ首切りを始めたので就職先が極端に少なくなっている。
何しろ韓国の最大の貿易相手国(約30%)の中国経済がストップして貿易量が減少しているのでどうにもならない。
それだけでなく中国に進出したサムスンはスマートフォンの売れ行きが激減し、
現代自動車は見向きもされなくなった。
すべてがマイナスで韓国のメディアは嘆き節一色になっている。
「何が一体悪いのだ。このままでは韓国はつぶれる!!」
注)韓国経済の詳細な説明は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2015/07/ppp-6.html
中国に資源を売りこんで我が世の春を謳歌していた資源国はもっと深刻だ。
ブラジルは中国に鉄鉱石を売ることによって経済を成り立たせてきたが、
その鉄鉱石が価格が半減しさらに中国が買わなくなっている。
しばらく前のブラジルは貿易収支が好調で
「ヨーロッパのギリシャ危機を解決できるのはこのブラジルだ」とまで言っていたのに
今では急速に財政赤字が拡大して人のことを構っているような状況でなくなった。
「アメリカさん、ゼロ金利政策を止めるなんて言わないで。
そんなことにされたらブラジルから資金が逃げ出しデフォルトになってしまう」泣いて頼む立場になってしまった。
注)ブラジル経済の詳細な説明は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/post-ff49.html
オーストラリアも深刻だ。
オーストラリアも鉄鉱石と石炭を中国に販売して好景気だったが、ここに来て歯車が逆回転している。
鉱山の閉鎖が相次ぎ労働者の馘首が始まっている。
好景気の間の政権は労働党だったが、労働党は緑の党と連携して親中国、アンチ日本の政策を推し進めていた。
その象徴が日本のクジラ調査船の妨害でシー・シェパードとは実はそのオーナーが緑の党だった。
だから日本がいくらオーストラリア政府に対処を要求しても、完全に無視されていた。
「今からの時代は中国よ。
日本なんて目じゃないからいくら妨害してもいいのだ」
その後2013年に自由党政権に変わってこのシーシェパードの動きはほとんどなくなったが、
自由党政権が緑の党を排除したからだ。
だが経済そのものは自由党政権になってから失速し、
今ではオーストラリア経済に暗雲が漂っている。
注)オーストラリア経済の詳細な説明は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-45ae.html
南アフリカも同じだ。
ここも鉱物資源の輸出割合が5割で、
それで国政を運営していたのに価格は半減し中国の輸入量が減ったのでもうどうにもならない。
通貨ランドは最安値を更新し、失業率は20%に達している。
今中国との貿易量の多い国(台湾、マレーシア、韓国)と
資源輸出国(ブラジル、オーストラリア、南アフリカ)といった中国シフトに明け暮れてきた国々の経済
が大失速し始めた。
中国組の大崩壊といっていい。
親亀がこければ子亀もコケるだけだが、
中国にすがってさえいれば国政を運営できるとまで信じていたパク・クネ大統領などは今パニックになって大声で叫んでいる。
「♬ 信じたあたいがわるいのか、だました習ちゃんが悪いのか ♬」
さらにここに来て中国との盟約を強化していたドイツがVWのチョンボで中国シフトを見直さざる得なくなっている。
中国で500万台の生産体制を敷くと大風呂敷を広げたが、いくら作っても買い手がなくてはどうにもならない。
中国では自動車がぱったり売れなくなってきた。
中国を取り巻く環境は激変し北風が吹きまくっている。
21世紀が中国の時代だなんて言っていた評論家は今は一斉に口をつぐみ始めた。
「まっじい、このままいくと中国経済は失速して、中国発の世界恐慌も視野にいれなくてはならない。中国をほめるのももうおしまいだ!!」
中国組が大崩壊し、
EUはVWの虚偽報告で動きが取れなくなり、
残ったのは業績好調なアメリカと日本ぐらいになってきた。
世界経済の潮流が完全に変わってきたのだ。
「21世紀前半はアメリカと日本の世紀である」といってもいいような状況で、
もはや中国組の出番はなくなったといっていいだろう。
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