韓国、朴政権には圧力 北東アジアの不安定化も
2015.09.19
安全保障関連法の成立について韓国の聯合ニュースは19日未明、参院本会議での可決とほぼ同時に速報し、
同法成立は北東アジア情勢の不安定化につながりかねない「重大変数」になると解説した。
一方、朴槿恵政権は、米軍への自衛隊による支援を強化する法整備に口出しできる立場になく、そうした気配もない。
従軍慰安婦問題をめぐる日本の態度に不満を示し、就任からの約2年半、安倍晋三首相との2国間の首脳会談を拒んできた朴大統領。
10月に訪米しオバマ大統領と会談するのを前に、
北朝鮮への対処をにらんだ米国や、
景気低迷の長期化にいら立つ国内財界の圧力を受け、
安倍氏と会談をする「名目」を探すのに躍起なのが実情だ。
今後、安保法に基づく日本の整備状況を黙認する朴政権と、歴史問題で日本を批判する勢力との対立が深まる気配だ。(共同)
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