輸出物価が2カ月連続下落 ウォン高影響=韓国
ソウル聯合ニュース
2013/09/11
韓国銀行(中央銀行)が11日に発表した輸出入物価指数によると、8月の輸出物価は前月比0.7%下落した。
輸出物価の下落は2カ月連続。前年同月比でも2.2%下落した。
韓国銀行はウォン・ドル相場が7月の1ドル=1127.23ウォンから8月に1ドル=1116.98と、ウォン高・ドル安が進行したため輸出物価が下落したと説明した。
品目別ではテレビ用液晶パネル(LCD)が5.4%下落したほか、ガソリン(マイナス4.4%)、フラッシュメモリー(マイナス3.7%)、DRAM(記憶保持動作が必要な随時書き込み読み出しメモリー、マイナス1.6%)などが下落した。
一方、8月の輸入物価は前月比0.7%上昇した。前年同月比では5.3%の下落となった。
前月比で上昇したのはウォン高・ドル安が進行したものの、原油や一部原材料価格が上昇したためとみられる。
品目別では原油(2.6%)、ナフサ(2.5%)、液化天然ガス(LNG、3.2%)などが上昇した。
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