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平昌オリンピック代替地問題  開催は可能か

2013年09月15日 15時01分26秒 | Weblog

平昌オリンピック代替地問題  開催は可能か
アンサイクロペディア
平成25年9月15日
平昌オリンピック代替地問題(ぴょんちゃんおりんぴっくだいたいちもんだい)とは、2018年に開催が予定されている平昌オリンピックについて、
2013年4月現在、様々な要素から開催が不可能になる可能性が問題視されている中、もし、万が一、開催が不可能になった場合に備え、早めに代替地を探す必要に迫られていることを踏まえての問題である。

というのも、このオリンピックの代替地という話については過去に日本も当事者となっており、1940年に予定されていた東京オリンピックは、最終的に満州国建国から日中戦争へと続く日本の政情不安により、欧米諸国との間に不和が生じ、時勢にそぐわないと判断された結果、開催の中止が決定されたという話がある。

さらに、代替地であるヘルシンキの開催が計画されるものの、直後に第二次世界大戦が勃発したため、ついに1940年のオリンピックは開催されず、
それに合わせて1944年に開催が予定されていたロンドンオリンピックも開催が不可能となる。この悲劇は、オリンピックにおける負の歴史として後世に広く伝えられている。

ただし、平昌における代替地問題についてはこういった世界情勢の変遷に巻き込まれたという問題ではない。
そもそも、平昌が開催地として本当に適当であったかどうかがまず疑わしいという段階で、
早めに代替地について動き出さなければいけないという話になる。


2018年に開催される平昌オリンピックについては、いくつか問題点が指摘されている。それは2011年7月に行われたオリンピックの開催地の最終選考の段階ですら、韓国経済の順調な成長によって解決するということになっていた。

実際、北朝鮮との国境近くという段階ですでにまずいのだけれど、韓国政府と北朝鮮の金正日総書記との友好関係や今後の経済に関する楽観的な見通し、
何よりも国民をあげて平昌オリンピックを成功させるという熱意が重要視された結果、たとえ安易な期待に則って作成された計画だったとしても何とかなるとIOC委員に判断され、最終的に平昌が2018年のオリンピック開催地に選ばれることになる。

まぁ、あそこまで問題のある開催地が選ばれた裏に、賄賂が無かったわけがないのだけれど。
けれども、その結果として色々と、色々と楽しい話が韓国国内に沸き起こることになる。その第一歩、端緒、すべての始まりが、最終選考から5ヵ月後の2011年12月に北朝鮮の金正日が急死したことである。

そして平昌は休戦地域における最前線という、オリンピックの開催地として最もふさわしくない場所になっていく。
しかも、それ以外にも開催地としてはどうかという要素がたくさんありすぎて笑える。

2013年に入ってから、北朝鮮は様々な外交圧力で韓国を脅迫、東アジアの安全保障にとって大きな脅威となっている。
というのはほぼ名目で、実は、2018年に国際的なビッグイベントを開催することになった韓国に対して、そのイベントがパーになってもええんかい?どうだい?
と毎日毎週毎月毎年、いつでも難癖を付けまくれる状況になぜかなっていただけの話である。
そのため、平昌オリンピックの開催地決定は、韓国にとって最悪の弱点をわざわざ北朝鮮の目の前にぶら下げた上、おいしく料理してぜひ皆さんで召し上がってください、とディナーに招待したレベルの話である。

これぐらい、アホな場所でアホなイベントをやることが決まれば、そらあ、どんなに頑張っても北朝鮮から外交交渉の主導権を取り返せるわけがない。あるわけがない。

また、逆に北朝鮮に韓国が攻め込んだとしてもやはり平昌オリンピックの開催が無くなるため、平和の祭典を韓国で開催するというだけでいろんな意味でお腹が一杯である。
とりあえず、韓国が平昌オリンピックの開催にこだわる限り、2018年初頭の行われるオリンピックまでの間、北朝鮮は韓国政府を脅迫し放題。大統領の資質とか、韓国経済の凋落とか言う前に、つまるところアホの極みである。

そのため、2016年までに朝鮮半島から撤退する米軍がいるうちに、早めにオリンピックの開催を放棄しなければ、韓国は北朝鮮からの圧力に対して反発することすら許されない。
のだけれど、これまでの積み重ねから、どうやっても開催権を手放そうにないことも確かである。

わざとつかまされたメンツでも、メンツはメンツである。
そのため、韓国の外交力が、今後どれぐらいの勢いで落ちていくかが、ある意味、見ものといえる。
それぐらい、平昌オリンピックは朝鮮半島の外交の大きな鍵となっている。

もっとも、それ以前に韓国の国内問題からしてすでに平昌オリンピックの開催が危うい状況であったりする。
特に、2013年1月に発表されたアベノミクスと呼ばれる日本政府主導の強力な経済政策は、韓国の為替相場に直撃、
わずか3ヶ月で韓国経済をボロボロにしているため、そういった点でも平昌オリンピックを開催するには大きな壁が立ちはだかっている


以下に、2013年現在、まったく手がつけられていないオリンピックの開催に必要な要素についてピックアップする。

平昌に降る雪

韓国の東部、江原道にある平昌は、朝鮮半島の日本海側に沿って縦断する太白山脈の西側に位置する。
一応、江原道は韓国国内でもっとも雪の多い地域であり、韓国国内で冬季五輪を開催するのであればこの地域しかないことは確かなのだけれど、
実は江原道における積雪量は、多くても1m足らずしか降らない上、その場所は太白山脈の東側の地域である。そのため、西にある平昌では多くても40cmしか積もらないという状況で、それこそ暖冬の際は積もらない、雪がまったくないという状況になる。

もちろん、そういった場合にそなえ様々な対策がとられている。はずである。いつか。きっと。

けれど、最悪の場合、世界初の人口雪オリンピックが開催される可能性もある。
もちろん、降雪した場所から現地までトラックで雪を運ぶことも考えられるけれど、その実態は10トントラック一杯の雪でさえ、2軒分の屋根雪程度しか動かせない。
しかも、広大な面積が必要となるアルペンスキー会場などでは、どうやっても雪が足りない。
そのため、実際に平昌でオリンピックを開催するためには、暖冬を考慮して、雪が確保できる他の会場も準備しておかなければならない。

そのため、平昌以外の場所にもオリンピック施設を建設するか、もしくは1956年のメルボルンオリンピックの際、検疫の問題でスウェーデンで開催された馬術競技のように、他国にある既存の施設で開催しなければならない。

交通網

韓国における公共交通には様々な問題がある。特に、オリンピックのような莫大な数の旅行者を一気に開催地まで運ぶような手段がいまだに整備されておらず、しかも計画の着手にすら遅れているという現状がある。

また、海外から来るファンが利用する仁川国際空港がある仁川広域市は2012年に財政破たん寸前の状態となっており、国際的に有名な仁川空港も売却する計画すら存在。
その上、空港周辺の開発も軒並み計画途中の段階で失敗となっており、滑走路の延長や空港から先の交通機関の整備といった、大規模国際イベントを行う際に必須の事業がまるで手付かずのままになっている。

それは、平昌郡であっても同じ話であり、ソウルから平昌までの主な交通機関を検索しても、バスで3時間とかいう話が出てくる段階ですでにまずい。

ちなみに、1998年の長野オリンピックの際には、わざわざ8,300億円もかけて新幹線を長野市まで整備、東京から1時間半でオリンピック会場を結んでいる。

が、韓国の新幹線である韓国高速鉄道(通称、KTX)は、ソウルから南の地域を中心に整備されているため、東に位置する江南道にはそもそも、路線すらない。
もちろん、2013年から5年をかければ整備するのも十分可能である。が、日本の新幹線は、1km整備するのに70億円かかっている。とりあえず、バスで3時間ということで、1時間60キロとして、180キロ、無論山道であることも考慮すれば直線にして130キロぐらいと考えれば、単純に9,100億円ほどかければソウルから平昌まで整備された新幹線で観客を輸送できる。

つまり、無理ということである。

誰も手を挙げない国

ちなみに、平昌がオリンピック開催地に選ばれた際、自治体としての江原道が出資して鉄道関係の工事費をまかなうとしていたものの、開催が決まった直後に江原道に財政危機が訪れた結果、即座に建設が頓挫。新たに韓国政府に対して建設を要請する事態になるものの即座に建設を拒否。

その結果、オリンピック招致のプレゼンテーションで、仁川国際空港から68分でオリンピック会場に到着するという話は、夢と消え幻となるものの、なぜだか、オリンピックの開催については決まったままとなる。

これを詐欺という。

もちろん、奇特な誰かが手を挙げて国家事業レベルの融資を行えばなんとかなる話である。
けれど、韓国政府はもとより、中国、日本といった韓国に融資する勢力がかろうじて存在する国々においても、北朝鮮との外交関係が悪化した状態ではとてもじゃないが手出しが出来ない。
また、奇跡的に北朝鮮との関係が改善したとしても、数千億円レベルの融資を韓国に投入したところで、絶対に損をするのが目に見えている。

そのため、すでに2012年の段階でこの問題は韓国国内ではタブーとされ、誰も何も言わないまま1日1日とオリンピックの開催が近づいてくる。

とりあえず、2015年ごろに、韓国が先に開催が不可能であることを表明するか、もしくはIOCが先に開催地として不適格であるとみなすか、もしくは、国を傾けてでもたった数週間のイベントのために高規格鉄道を建設して、雪がぜんぜんないスキーリゾートへ恒久的にお客を呼び込むか。なんにしろ、笑い話ですめばまだマシなレベルである。

施設

平昌には、2018年までに様々な施設を建設しなければいけない。
代表的なものとして、オリンピックの標準を満たすスキー会場や各種目ごとのスケートリンク、ボブスレーやスケルトンなどで使用するコースにスキーのジャンプ台などなど、実際に選手が使い、試走する手間を考えれば残りの期間は後4年しかない。
もちろん、そういった施設を建設する前に、前述の交通手段を確保しなければならず、さらには、国内に各国の選手がキャンプを行える施設を確保しなければならない。

ちなみに、韓国にはスキー文化というものはほとんどない。それ以上に、冬季のスポーツの文化が根付いていない。そんな地域にン千億円もの資金を投入して各施設を建てなければいけない段階で、笑うしかない。しかも、絶賛、韓国経済が崩壊している中で。

無論、残り4年で韓国が経済的に復興し、平昌オリンピックが華やかに虚構されることも十分可能である。一部、誤字が含まれているけれど、十分に可能である。

そのため、本来であればほぼ確実に、各国の選手団が、時差ぼけや事前の体調管理といったものを行う際、日本にある既存の施設を使用する可能性が高かったため、とりあえず、W杯におけるキャンプ地のように、どこぞの被災地や自治体にとってはけっこー美味い話になった可能性があった。
しかし、開催されるとしたらという条件があまりに厳しいため、さすがにこの段階で動くことは不可能である。

むしろ、東京都のオリンピック招致が失敗した場合、長野や新潟といった地域が代替地に立候補したほうが安くあがりそうな雰囲気でもある。

2013年平昌スペシャルオリンピック

2013年1月29日から2月5日にかけて、プレオリンピックとも言うべきイベントであるスペシャルオリンピック(障害を持つ人々のための世界的なスポーツイベント)が平昌郡で開催され、見事、韓国の関係者は平昌の雪の少なさを外部に発信することを防ぐことに成功。
国際的な大会であるにも関わらず、極端に情報が少なく、さらに映像や画像といったものがほとんどインターネットで確認できないという、大変に国際的な大会としてはおかしい状況を作り出す。

実際、平昌でスペシャルオリンピックが開催されるという話はGoogleでいくらでも拾えるのだけれど、開催された結果や開催中の映像などは、まったくと言っていいほどインターネットで発信されておらず、Youtubeでも開会式やスケートといった屋内でのイベントや競技しか映像が残されていないという段階で、だいたいのことは分かる。

そのため、せっかくなのでGoogleの画像検索で平昌スペシャルオリンピックについて調べると、韓国政府やマスコミがなぜ画像や映像を発信しないかがよく分かる。ついでに、Youtubeには平昌スペシャルオリンピックのチャンネルもあるのだけれど、11個ある動画のうち、9個がキム・ヨナに関する動画である。

だいたいのことが分かりすぎて困る。

代替地候補

こういったオリンピックの開催が難しくなった場合に備えて、代替地を準備するという話は別に珍しい話ではない。

というのも、2008年に行われた北京五輪の際も、数々の政治的な問題を抱えていた中国国内の情勢を鑑みて、IOCはオリンピックの代替地としてフランスのパリが事前にピックアップ、緊急事態が発生した場合に備えての施設の整備や、各種公共交通機関のダイヤの改正といった事前準備がなされている。
もっとも、準備はしたものの、中国は数々の問題を乗り越えて、無事に北京五輪は開催、代替地としてのパリが利用されることはなかった。けれど、オリンピックという国際的に重要なイベントを開催する際に、経済的にピークを迎えていた中国ですら塗炭の苦しみを味わったということも事実である。

各種施設や交通網の整備は当然として、さらには景観を維持するためにスラムを排除し、売春宿や賭博場といった非合法な施設を撤去、なおかつ自国内を平穏にするために様々なアメとムチが盛大にばら撒いて、最終的に軍まで動かすという、国家レベルで相当な無理をしてようやくオリンピックの開催を成功させている。

翻って、韓国については、2013年の段階で政治的にも経済的にももはや処置なしとしてIOCが動いたほうがいいレベルである。

そのため、2011年に行われた開催地決定の最終選考の際に候補に残っていたフランスのアヌシー市やドイツのミュンヘン市の2つの自治体が、すでに平昌郡に確定したはずの2018年のオリンピックの開催地として最も可能性が高いという、大変奇妙な状況になる。

オリンピックは盗めるか

このように、2018年の平昌オリンピックの開催については、2013年4月の段階で開催が危ぶまれている。
もちろん、開催してもかまわないけれど、北朝鮮との戦争が再開されようかという中での開催は、確実にIOCの存在意義が問われる。
そのため、どこぞの東京都知事がトルコおよびイスラム文化圏に対する失言をわざわざニューヨーク・タイムスすっぱ抜かれた時点で、JOCおよび日本の一部の国会議員の面々は前代未聞のオリンピック代替地への立候補に向けて静々と動き出すべき問題ともいえる。かもしれない。

もっとも、この問題は日本であっても経済的には難しい問題をはらんでいるため、東京のような巨大な自治体ならともかくも、まとまった降雪が期待できる地域ではかなりの負担になるのだけれども、笑い話としてはなかなかのものといえる。
とりあえず、選挙戦で使えるレベルである。絶対にマスコミは取り上げないけど。あわせて、北朝鮮との国境から100kmの場所で、まともな公共交通機関もなく、施設の建設もままならない上、雪が積もらずに人口雪で対応しなければいけないオリンピックが開催されたとしたら、確実に、そちらのほうが笑い話である。
誰かが、盗まないといけない。かもしれない。

解決方法

なお、この問題は韓国にまとまった資金が合法的に流入することで解決する。
そのため、粛々と在日韓国人に対する選挙権の配布や徴兵制の内容変更や志願のお願い及び、数兆円は軽く超える彼らの財産の確認などが行われている。
それ以外の解決方法として、財閥の解体や公共インフラの売却といったものが考えられるものの、さすがにそれをやっては国体の維持が難しいため、海外に居住する朝鮮民族に対するお願いが、今後、韓国における一つの経済活動となる可能性も考えられる。実際、韓国にまとまった資金さえ存在すれば、底の抜けたバケツ、もとい北朝鮮との友好関係すら構築できる。

もっとも金正日が死んだ後、急速にそのお金がなくなった結果としてのこの体たらくである以上、どうしようもない。韓国に無いものは無い。

と思ったら韓国の外にあった、という話である。2013年以降の韓国の朴槿恵政権がどのような政権運営をしていくかが注目される


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