平成太平記

日常の出来事を書く

韓国4大財閥総崩れ サムスンと現代自は減益 ポスコ初赤字…

2016年02月15日 11時22分49秒 | Weblog

韓国4大財閥総崩れ サムスンと現代自は減益 ポスコ初赤字…

ZAKZAK夕刊フジ

2016.01.30


昨年10~12月期の利益が市場予想を下回ったサムスン(ロイター)

韓国のサムスン、現代(ヒュンダイ)自動車、SK、LGの4大財閥グループが通年または四半期ベースで大幅減益となっている。

ポスコは初の最終赤字に転落。電機、自動車、鉄鋼という主力産業が総崩れだ。

中国など新興国の景気失速が長期化する恐れもあり、今年も業績を改善させるのは困難な状況だ。

サムスン電子が28日に発表した15年通年の業績は、売上高が前年比2・7%減。

営業利益は5・5%増を維持したものの、最終利益は19・0%減だった。

同社は「(主力事業の)スマートフォンの競争激化により売上高と利益が減少した」と開示している。

スマホは中国市場でシェアを落としている。


深刻なのは直近の昨年10~12月期の業績だ。

ブルームバーグによると、

市場では5兆4000億ウォン(約5300億円)の最終利益を予想していたが、

ふたを開けると3兆2400億ウォン(約3200億円)と大きく下回り、

前年同期比38・7%と大幅減益に。

スマホの販売が不振のなか、利益の大半を稼いでいた半導体部門まで失速した。


市場の期待を裏切ったことで海外投資家のサムスン売りが加速しており、

外国人持ち株比率は昨年12月に50%を下回り、

直近では48%台まで下落。

28日もサムスンの株価が3%近く急落する場面があった。


現代自の減益基調も止まらない。

15年通年の営業利益は15・8%減。

営業減益は3年連続だ。

新興国市場に強かった現代自だが、

中国市場では、景気失速や現地メーカーとの競争激化で販売が落ち込んだ。

ロシアやブラジル市場でも景気悪化や現地通貨安の影響でウォン建ての収益が悪化している。

こちらも昨年10~12月期が19・2%減と落ち込んだ。

半導体大手のSKハイニックスは、

15年の売上高と営業利益が過去最高を更新したものの、

昨年10~12月期は半導体の需要減によって40・7%の営業減益となるなど先行きは不透明だ。

LG電子は15年通年の営業利益が34・8%減と大幅減益。

昨年10~12月期が増益基調なのは救いだが、主力のスマートフォンを含む携帯電話事業は営業赤字が続く。

グループで液晶パネルなどを手がけるLGディスプレイは、

中国メーカーの価格攻勢に押され、

昨年10~12月期に90%の営業減益に見舞われた。

そして鉄鋼大手のポスコは、初の通期最終赤字に転落した。

海外に投資した鉱山や外貨建て資産の評価損に加え、

技術盗用をめぐる新日鉄住金との訴訟に関連する和解金約300億円の支払いも業績を下押しした。

パクリの代償が高くついたわけだ。


今年に入っても業績改善の兆しは見えない。

聯合ニュースは、韓国の証券会社が主要企業の今年1~3月期の業績や株価見通しを相次いで引き下げていると報じた。

週刊東洋経済元編集長の勝又壽良氏は警鐘を鳴らす。

「韓国の主力輸出産業は中国企業にしてやられる危険性が一段と高まっている。

新たな産業が出てこなければ、経済危機の再来は避けられない」

 

 

 

 

 


韓国経済、3期連続世界最下位 消費喚起策の効果不透明 消費者景況感指数

2016年02月15日 09時57分03秒 | Weblog

韓国経済、3期連続世界最下位 消費喚起策の効果不透明 消費者景況感指数

2016.02.06 

ZAKZAK夕刊フジ

経済政策がうまくいかない朴大統領(AP)
経済政策がうまくいかない朴大統領(AP)

韓国経済が3四半期連続で「世界最低」となった。

米調査会社ニールセンが発表した昨年10~12月期の世界の消費者景況感指数調査で、

韓国の指数は調査対象の61カ国中最下位だった。

朴槿恵(パク・クネ)政権は、消費喚起策を打ち出したが、消費マインドが底打ちするかは不透明だ。

ニールセンは四半期に1度、各国の消費者心理を調査しており、

指数が100を超えると消費者の楽観論が優勢で、100を下回ると悲観論が多いことを示す。

景況感で1位になったのは前回に続いてインド。

2位はフィリピン、3位がインドネシア、4位がタイとアジア勢が上位を占めた。

日本の指数は「79」と前回調査から1ポイント悪化したが、順位は37位と3ランク上昇した。

韓国の指数は「46」と前回から3ポイント悪化し、昨年4~6月、7~9月期に続いて3四半期連続の最下位となった。

今後1年間の仕事の展望や個人的な財政状況について、「悪い」または「良くない」との回答が世界で最も高かったという。

現在不況だと感じている人の比率も91%と、ベネズエラ(96%)、ウクライナ(95%)、ブラジル(93%)に続く高水準となった。

韓国政府は3日、昨年末で終了した乗用車の個別消費税の引き下げを今年6月まで延長するなど消費喚起策を打ち出した。

ただ、昨年4~6月期に中東呼吸器症候群(MERS)の影響で消費が落ち込んだ後にも景気対策が実施されたが押し上げ効果は限定的だった。

韓国銀行が発表した今年1月の消費者動向調査でも消費者心理指数は昨年7月のMERS流行直後の水準まで冷え込んでいる。

1~3月期では最下位を脱出できるのか。


世界経済が動揺すれば日本国債が売れる 「だってこれ以上信頼できる国なんてないよ!!」

2016年02月15日 09時40分02秒 | Weblog
 (28.2.14) 世界経済が動揺すれば日本国債が売れる 「だってこれ以上信頼できる国なんてないよ!!」
 

おゆみ野四季の道  新

Dscf6077 

世の中の評判と実際が全く異なるという事例の一つに日本国債がある。


何しろ日本国債のS&P等の格付会社の評判はすこぶる悪い。

日本より上位の格付を得ている国は20か国以上あり、

日本と同程度の格付はポーランドやスロベニアやマルタといったところだから、

何か名前を聞いただけでデフォルトが起こりそうだ。

しかしこの格付会社の格付とは別に市場の評価は全く別だ。

このところの世界経済の激変で今まで中国や新興国やヨーロッパにあった資金が一斉に日本国債と金に向かっている。

金こそは最後の通貨でアンカーなのだがその金と日本国債は同格だという。


世界には日本より高格付の中国や韓国の国債があるのに、まったく見向きもされずひたすら日本国債だけが購入されている。



怒涛のように資金が日本に押し寄せたためたちまち円高になって110円台まで円高が進んだ。

財務省などの説明では日本の国債は900兆円規模になり、世界で最悪な借金体質で財政再建が急務だというのだが、一方で日本国債はバカ売れだ


「日本さん、いくらでも国債を発行してください。私たちは喜んで日本国債を購入します」


日本国債が金と並ぶプレミア国債なのは日本が世界最大の金持ち国の一つだからだ。

いわゆる国全体で見て総資産から総負債を引くと2013年末現在で300兆円を越す純資産をもっている。


経常収支は毎期黒字で資産が積みあがっているし、お金を預けるなら世界一金持ち国の方がいいに決まっている。

だからたとえマイナス金利であろうが世界経済が激変する時には日本に資金が集まってしまうのだ。

中国は統計数字の嘘が全世界に知れ渡ってしまい資金が毎月12兆円規模で逃げ出しているし、原油は26ドル程度まで値下がりしては協調減産の噂で30ドル程度まで戻ることの繰り返しをしている。


欧州ではドイツ銀行をはじめとする金融機関に多額の不良資産があることがばれて株価が急激に値下がりしている。

頼りのアメリカは原油価格が30ドル以下になってシェールガスやシェールオイルの企業倒産が始まった。

「残ったのは日本しかないじゃないか・・・・」


もはや頼るべき場所は日銀黒田がなんとか頑張っている日本しかないというのが市場の一致した見方になってしまった。


格付会社や財務省に言わせると返済不能なまでに膨れ上がった日本国債はデフォルトの危険性が高いということだが、

日本国債がデフォルトになるならすべての国の国債がデフォルトになってしまう。

それにそもそも国債が償還されると思う方がどうかしている。


現在のGDPの二倍程度に膨れ上がった国債残高を国は借り替えを繰り返して利息だけを払って済ませるつもりだ。

国債とは半永久的に返済されない借金で利息の支払いができる限り発行が可能だと思えばいい

現状では利息はマイナスなのだから国は無限に発行できることになる。

さらに発行した国債を担保に日銀は異次元緩和を行っているが、これだけが成長しきった先進国経済を引っ張る唯一の方策になっている。


このことについてはなんども記載した。

注)成長しきった先進国の経済メカニズムの詳細は以下参照
http://yamazakijirounew.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/ppppp-3.html

日本国債がなぜ最後のアンカーになっているのか。

日本以上に信頼できる経済がないからだが、格付会社や財務省との見解とは全く異なる現実に今私たちは向かい合っている。