■フンガトンガフンガハアパイ山
本日トンガ派遣準備が進む小牧基地の様子を撮影して参りましたのでコンパクトデジタルカメラG3X撮影データにて速報をお送りしましょう。

自衛隊トンガ救援隊。防衛省は今夜にも航空自衛隊小牧基地より噴火災害に見舞われたトンガへ救援物資空輸を開始する、こうした情報を得まして本日、まん延防止重点措置開始直前の愛知県へ行って参りました。基地隣接の公園から撮影しましたが、撮影は当方のみ。

小牧基地は雪でした。いや行く途中も雪だったのですが積雪と云う程では無く暫くしますと青空も見えてきました、帰路はまた降りまして少し難渋しましたが。愛知県のCOVID-19感染拡大を考えますと、公共交通機関を避け飲食も断念、そして現場は当方のみの緊張だ。

KC-767空中給油輸送機、今回のトンガ救援隊は航空自衛隊の装備する航空機の中でも航続距離が大きなKC-767空中給油輸送機が派遣されるとのことで、ボーイング767-200ER旅客機を原型として空中給油機としたもので貨物型と同程度のパレット物資搭載が可能です。

C-130H輸送機も発着していましたが、流石にトンガへ8000kmというものは少々戦術輸送機の限界を超えています、日常的な訓練というところでしょうが、C-130Hと改良したKC-130Hは遠くない将来に耐用年数を迎えますので、この後継機が気に成るところです。

フンガトンガフンガハアパイ火山噴火、非常に大きな水蒸気爆発を伴い、その際のブラストにより発生した津波は日本まで到達していますが、噴火が持続しなかった事が幸いです。空港も一時封鎖となりましたが、トンガタプ空港火山灰除去が完了した為、救援隊派遣へ。

C-17輸送機。トンガへの救援はオーストラリア空軍のC-17輸送機やニュージーランド空軍のC-130輸送機により既に開始されています。オーストラリア空軍では現地で不足している飲料水とともに海底通信ケーブル切断後急遽必要となった衛星通信機を空輸しました。

P-3哨戒機により現地の航空偵察を実施したニュージーランド軍は、海軍艦艇に救援物資を搭載し出航、20日中に到着するとのこと。もともとトンガは自給自足出来ない国であり、一週間に一便のニュージーランドからの海運物資の航路があり、その延長線上となります。

自衛隊のトンガ救援隊は、現地で不足している物資として飲料水を輸送するとのことです。長期的に考えますと海水濾過装置を輸送した方がとも考えるのですが、格納庫の奥に災害派遣に備えた物資備蓄倉庫があり、まずこの災害派遣用物資を第一陣に送る構図でしょう。

C-2輸送機かKC-767空中給油輸送機か、トンガまで8000kmといいますのでC-130H輸送機では日本から直行は少々厳しくなります、美保のC-2か小牧のKC-767か、どちらかという。2000年前の航空自衛隊ではトンガへの救援はこう早く展開するのはむずかしい。

本日撮影している最中に空輸訓練等は行われていまして、もしかしたらばこの機体は実任務での派遣か、とも考えたものの、見送りの要員が並んでいませんでしたので、派遣はもう少し先なのだな、と。そして三菱重工のSH-60K定期整備に伴う飛行試験なども。

U-4多用途機。小牧基地で一通り撮影を完了しましたのでそろそろ、と考えていますとU-4が小牧基地へ着陸して参りました、航空自衛隊のVIP専用機で、やはりこの機体が到着したということは、見送りの将官が小牧へ、本命はこちらだったか、と分りました次第です。

空輸ターミナル、小牧基地の空輸ターミナルは地方空港の待合室の様な配置となっているのですが、U-4多用途機はその目の前に直に駐機、さて本稿掲載の頃には自衛隊トンガ救援隊はそろそろ出国する事でしょう。太平洋を遠く渡りトンガまで、頑張ってほしいですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
本日トンガ派遣準備が進む小牧基地の様子を撮影して参りましたのでコンパクトデジタルカメラG3X撮影データにて速報をお送りしましょう。

自衛隊トンガ救援隊。防衛省は今夜にも航空自衛隊小牧基地より噴火災害に見舞われたトンガへ救援物資空輸を開始する、こうした情報を得まして本日、まん延防止重点措置開始直前の愛知県へ行って参りました。基地隣接の公園から撮影しましたが、撮影は当方のみ。

小牧基地は雪でした。いや行く途中も雪だったのですが積雪と云う程では無く暫くしますと青空も見えてきました、帰路はまた降りまして少し難渋しましたが。愛知県のCOVID-19感染拡大を考えますと、公共交通機関を避け飲食も断念、そして現場は当方のみの緊張だ。

KC-767空中給油輸送機、今回のトンガ救援隊は航空自衛隊の装備する航空機の中でも航続距離が大きなKC-767空中給油輸送機が派遣されるとのことで、ボーイング767-200ER旅客機を原型として空中給油機としたもので貨物型と同程度のパレット物資搭載が可能です。

C-130H輸送機も発着していましたが、流石にトンガへ8000kmというものは少々戦術輸送機の限界を超えています、日常的な訓練というところでしょうが、C-130Hと改良したKC-130Hは遠くない将来に耐用年数を迎えますので、この後継機が気に成るところです。

フンガトンガフンガハアパイ火山噴火、非常に大きな水蒸気爆発を伴い、その際のブラストにより発生した津波は日本まで到達していますが、噴火が持続しなかった事が幸いです。空港も一時封鎖となりましたが、トンガタプ空港火山灰除去が完了した為、救援隊派遣へ。

C-17輸送機。トンガへの救援はオーストラリア空軍のC-17輸送機やニュージーランド空軍のC-130輸送機により既に開始されています。オーストラリア空軍では現地で不足している飲料水とともに海底通信ケーブル切断後急遽必要となった衛星通信機を空輸しました。

P-3哨戒機により現地の航空偵察を実施したニュージーランド軍は、海軍艦艇に救援物資を搭載し出航、20日中に到着するとのこと。もともとトンガは自給自足出来ない国であり、一週間に一便のニュージーランドからの海運物資の航路があり、その延長線上となります。

自衛隊のトンガ救援隊は、現地で不足している物資として飲料水を輸送するとのことです。長期的に考えますと海水濾過装置を輸送した方がとも考えるのですが、格納庫の奥に災害派遣に備えた物資備蓄倉庫があり、まずこの災害派遣用物資を第一陣に送る構図でしょう。

C-2輸送機かKC-767空中給油輸送機か、トンガまで8000kmといいますのでC-130H輸送機では日本から直行は少々厳しくなります、美保のC-2か小牧のKC-767か、どちらかという。2000年前の航空自衛隊ではトンガへの救援はこう早く展開するのはむずかしい。

本日撮影している最中に空輸訓練等は行われていまして、もしかしたらばこの機体は実任務での派遣か、とも考えたものの、見送りの要員が並んでいませんでしたので、派遣はもう少し先なのだな、と。そして三菱重工のSH-60K定期整備に伴う飛行試験なども。

U-4多用途機。小牧基地で一通り撮影を完了しましたのでそろそろ、と考えていますとU-4が小牧基地へ着陸して参りました、航空自衛隊のVIP専用機で、やはりこの機体が到着したということは、見送りの将官が小牧へ、本命はこちらだったか、と分りました次第です。

空輸ターミナル、小牧基地の空輸ターミナルは地方空港の待合室の様な配置となっているのですが、U-4多用途機はその目の前に直に駐機、さて本稿掲載の頃には自衛隊トンガ救援隊はそろそろ出国する事でしょう。太平洋を遠く渡りトンガまで、頑張ってほしいですね。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
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