■しらね御見舞へ
横浜市で行われていた、国際航空宇宙展2008の様子を撮影したのち、帰りの新幹線まで時間があるということで、会場から5kmはなれたIHIマリンユナイテッド横浜工場へ、護衛艦しらね、を御見舞にいくこととした。
撮影は、満員御礼の磯子海釣り公園から。修理が行われている、護衛艦しらね。9月10日の修理中の模様と比べると、一ヶ月と経っていないのだが、艦橋からヘリコプター格納庫まで上部構造物の周囲にほぼ全周にわたって設けられていた足場が殆ど撤去されているのに気付く。電装品などの仕様には、みたところ大きな変化は無く、近代化改修というよりも復旧作業という印象、案外、早い時期に修理が完了するのかもしれない。
イージス艦きりしま、が定期整備のため来ていた。八月まで、ヘリコプター護衛艦はるな、とともに環太平洋合同演習リムパック2008に参加していた護衛艦で、母港は横須賀、第4護衛隊群第8護衛隊に所属している。イージス艦の象徴といえるSPY-1Dレーダーにはカバーが被せられており、舞鶴で見た、みょうこう、の定期整備と同じ光景である。
はたかぜ型護衛艦の、恐らく一番艦はたかぜ。しまかぜ、は前日に若狭湾でロシア艦との合同救難訓練を実施していたので、はたかぜ、であろう。8月20日の横須賀軍港めぐり、では船越地区に停泊していた。艦隊防空にあたるべくスタンダードSAMを運用するミサイル護衛艦で、横須賀を母港とする護衛艦だが、所属は第4護衛隊群第4護衛隊となっている。
建造中の新ヘリコプター護衛艦ひゅうが。ひゅうが、はこの日、公試に出てないようだが、造船所の一番奥の方に停泊しており、満載排水量18000㌧の巨体も建物に隠れてしまっており、艦橋など上部構造物の一部が見えるだけであった。写真左側には、はたかぜ艦尾が少し写り込んでいる。
HARUNA
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