北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

豊橋祭りを支援!豊川駐屯地第6施設群第370施設中隊

2008-10-25 22:12:21 | 陸上自衛隊 駐屯地祭

■豊橋祭り2008(10月19日)

 私事ながらPC状態が非常に悪く、これも酷使しすぎた背景があるのだけれども、新PCに移行中。従って、本日は写真整理も出来ず、予定を変更して掲載。明日以降、更新に支障が出る可能性も出てきた。

Img_4784  鉄道の日記念切符として、三回分、JR全線の普通列車と快速列車が乗り放題になるフリー切符を利用して、最初は、首都圏横浜へ航空宇宙展を撮影に、その道中、カナダ海軍艦船の横須賀出港を撮影した。そして第二回は、早朝の京都駅始発電車を利用して東舞鶴半日紀行を実施、舞鶴基地の艦船と巡視船を撮影した。

Img_4753  そして三度目は、名鉄パノラマカー白帯車(特急仕様車塗装)復活記念電車を撮影に、長躯名鉄線に足を運んだ。しかしながら、名鉄だけを撮影し、撤収するのではもったいないと言う事で、そのまま豊橋へJR新快速にて展開、路面電車に花電車が走る豊橋祭り会場へと足を進めた。

Img_4760  メイン会場の一つとなっていた豊橋の吉田城址には、救命ボート体験試乗、という紹介があり、消防の救命ボートなのだろうか、と足を進めていった次第。しかしながら、なんと豊川にて体験試乗を行っていたのは、陸上自衛隊豊川駐屯地から展開した施設科部隊が運用する渡河ボートなのであった。

Img_4785  渡河ボートの体験試乗を行っていたのは、第6施設群の第370施設中隊のとかボートである。第6施設群は、大久保駐屯地の第4施設団隷下にある、中部方面隊直轄の施設科部隊だ。残念ながら、ある意味当然なのだが、到着した時間が遅かった為、渡河ボートは撤収作業中であった。

Img_4789  渡河ボートは、73式大型トラックに搭載するべく二つに分割できる構造となっている。実任務における運用では、夜間などに隠密裏に部隊を対岸に送るという性質上、この種の渡河ボートは、動力以外に、人力での操作が必要とされる。こうした技術を間近に見る機会というのは一般の人には災害時を除けば意外と少ない。

Img_4840  渡河ボートを体験試乗の行われる乗り場から、トラックに収容するところまで移動させると、道路障害作業車による揚収作業が行われていた。道路障害作業車は、クレーン・ドリル・コンクリートカッター・チェーンソー・ブレーカー・ダンパーを駆使し、舗装道路などに敵の前進を阻む障害を急速に構築させることを意図して開発された車両だ。。

Img_0084  駐屯地祭などでは、施設大隊の車両として観閲行進や装備品展示には公開されるものの、訓練展示などで実際に運用されることは珍しい装備の一つだ。このように、撤収作業などを撮影しつつ、城郭の撮影、更に東京都電や名鉄600v線の生き残り車両が活躍する豊橋市電の写真を撮影、待望の花電車の写真も撮影し、意気揚々と撤収した次第。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント (2)
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