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北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

最新223系5500番台導入! 嵯峨野山陰線・舞鶴線の現在

2008-10-17 23:52:03 | コラム

■嵯峨野山陰線舞鶴線

 午前中の所用が急に無くなり、昼過ぎ頃に大学院に行けば良い、という状況になったので、余ったフリー切符を利用し、気晴らしと気分転換、そして冷涼な空気を求め、日本海へ向かった。

Img_4413  平日に日本海へ、というと、何度も通った路線を利用するのだけれども、やはり少しだけだが心躍るものがある。フリー切符利用なので、特急は利用できない、しかし、保津峡など美しい情景の中を行くのだ、普通列車に揺られながらゆっくりと嵯峨野線や山陰線の移り行く風景を楽しむというのは風情がある。

Img_4050  今回は、最新鋭の223系5500番台に乗車する、という目的もあった。とりあえず、日本海方面に普通列車で向かう場合、乗り換えの時間待ちが煩わしいので、0622時発の福知山行きを利用する。これならば、乗り換えは綾部駅で舞鶴線に乗り換えるだけだ。この電車は、221系と223系を連結していた、園部で切り離すのだそうだ。

Img_4029  223系5500番台は、221系と連結できる。つまり、223系6000番台と性能的には同じであり、運転台にも数箇所“221系と同性能”という注意書きのシールが貼られていた。車内は、基本的にクロスシートの223系であるが、シートの配置が若干異なる点、そしてなによりも5500番台はワンマン仕様、という点が相違として挙げられる。

Img_4030  京都駅を出て、二条駅を出て、いよいよ花園駅を出て高架橋の上を嵯峨嵐山に向かう。そこから急流下りで有名な保津峡を越えるのだが、うっすらと保津峡のほうには霞が掛かっている。早朝の月と青空を背景に霞がかかっている情景は、まるで桃源郷にでも向かうような一種神秘的な情景であった。

Img_4033  しかし、霞が掛かっているのは一部ではなく、かなり広域にわたって広がっていたようだ。保津峡を越え、亀岡に出ても霞はかかっており、園部に到着しても、いまひとつパっとしないような天気。視界がかなり悪い。京都市は晴れ渡っており、日が昇って時間が経てば、この霞も消えるのだろうか、風景を楽しむにはやや残念な天候だ。

Img_4043  電車は安栖里駅で特急の通過待ち。嵯峨野山陰線は、複線化工事が進められているが、現在は単線の路線。霞による視界不良が原因なのだろう、時間になってもなかなか反対列車はやってこない。五分ほど遅れて、183系の特急『はしだて』が独特の走行音とともに、安栖里駅を通過していった。

Img_4048  車内がすいてきたので、少し睡眠をとると、電車は間もなく綾部駅に到着するとのアナウンス。綾部駅まで、京都駅から普通列車で約2時間。到着すると反対ホームには園部行きの113系が停車していた。行き違いの反対電車に223系5500番台が少なからずいたので、この塗装の113系が来ると、何故かほっとする。

Img_4063  待つこと20分。東舞鶴行きの113系が入線してきた。実は小生、綾部駅からこの待ち時間を利用して一旦、外に出、朝食を摂って引き返してきたところ。綾部駅の駅前広場には、ビジネスホテルかあり、その一階部分にモーニングサービスをやっている喫茶店もあった。その隣にはコンビニも営業していた。

Img_4065  113系に乗り込む。JR塗装なので、草津線の113系のように車内は221系並、かと思いきや伝統的なボックスシート。ただし、窓部分には改良が加えられており、さらに窓縁が広くなっていた。缶コーヒーを置ける広さなのだが、このシートの場合、座ってみると分かるのだが、あの縁部分は、やや使いにくいようにも思った。

Img_4073  綾部駅に京都行きの特急『きのさき』が入線する。ここで、舞鶴線から来る特急『まいづる』号と連結するのだ。他方で、当方が乗車予定の電車は、この『まいづる』号が到着しないと単線である舞鶴線には入れないのだ。霞の視程不良が一瞬気になったが、定刻通り『まいづる』号は到着、ほっと胸を撫で下ろした。

Img_4419  舞鶴で、観光したり、埠頭で釣りをしているお爺さんと世間話や舞鶴について色々なお話を聞かせてもらう。1107時の普通列車に乗り遅れたのだが、1145時にもう一本あるということを忘れており、こちらにも乗り遅れ。従って、1216時の特急まいづる号に乗車するべく、乗車券と特急券を購入した。

Img_4431  特急まいづる号は、183系を利用しているのだが、舞鶴線では利用者が多くないことから三両編成となっている。そのうち自由席車は一両、これはそこそこの乗車率であったが、あとの二両の指定席は、ご覧のように、がら空き状態。もちろん、グリーン車の設定は無く車内販売も行われていない。

Img_4441  特急まいづる号は、東舞鶴駅を出て最初の停車駅、西舞鶴駅に到着。東と西といっても、特急で所要時間は10分ほど掛かる。東舞鶴は、舞鶴基地など自衛隊と造船の街という印象があるのだが、西舞鶴は、田辺城の城下町として発展した街。そして、天橋立へ向かう北近畿タンゴ鉄道に乗り換えることが出来る駅だ。

Img_4439  北近畿タンゴ鉄道の特急車両、タンゴディスカバリー号やタンゴエクスプローラ号を見つつ、列車は西舞鶴駅を発車し、次の綾部駅に向けて進んでゆく。背景には舞鶴グランドホテルがみえるのだが、この西舞鶴はホテルの他、商店街にもそれなりの活気があり、観光の街という印象もある。

Img_4451  フリー切符では、特急や急行、新幹線を利用出来ないので、特急券と乗車券を購入。時刻表を大急ぎで調べると、園部駅で快速京都行きがあるとのこと。従って特急利用は東舞鶴駅から園部駅までの区間ということにした。発車した後、早朝には霞んで見ることの出来なかった美しい情景が飛び込む。山には紅葉の兆しもみえてきたようだ。

Img_4453  途中、タンゴディスカバリー号と行き違った。183系と異なり、ディーゼルエンジンで動く気動車なのだが、車内設備は展望スペースや窓の大きさなど、やはり183系特急車とは違う時代の特急なのだと感心させられるのだが、他方、運行時間帯の関係で、小生は、この183系を利用する機械の方が圧倒的に多かったりする。

Img_4461  園部駅に到着する。快速というくらいなので、221系のクロスシートでゆっくり出来ると期待していたのだが、やってきたのは伝統の113系とお馴染みのボックスシート。やれやれ、またボックスシートか、と思いつつも快速電車というのはこのローカル線には有難いタイミング。快速にて京都へむかうべく缶コーヒーを手に電車に乗った次第だ。

HARUNA

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