北大路機関

京都防衛フォーラム:榛名研究室/鞍馬事務室(OCNブログ:2005.07.29~/gooブログ:2014.11.24~)

JR西特急サンダーバード 西大津駅にて撮影

2007-05-22 21:03:54 | コラム

■大津駐屯地祭の帰路に

 大津駐屯地祭の帰路、西大津駅の列車待ち時間に撮影した写真を掲載したい。僅か10分ほどの間に撮影したものだが、681系非貫通車を良好なアングルで撮影した。時間もないので、本日はこの記事を特集する。

Img_1619  関西方面から北陸に向かう主力特急が、サンダーバード、そして雷鳥である。サンダーバードは、大阪駅を発し、京都を経て湖西線、敦賀から、鯖江、福井、小松などを経て金沢方面に至る。写真は前述の681系非貫通車であるが、後方に貫通車が連結している。

Img_1618  西大津の勾配が特急を引き立てる。写真の681系は、1992年より運用が開始され、この内、0番台の車輌は新潟県の北越急行ほくほく線にて160km/hの拘束営業運転を実施している。路線環境が良好であれば、こうした高速運行が可能な性能を有している。

Img_1526  JR湖西線の主力というべきクハ111形。あまり詳しくないので、稚拙な点はご容赦。国鉄113形系列電車の一つで、ボックスシート方式を用いている。座席の角度など、人間工学的には時代を感じる電車の一つといえるが、JR東日本、JR東海、JR四国、JR九州などで運用されている。

Img_1527  上の写真の車輌が発射する様子。後方には客室設備を改良したいわゆる体質改善40N施工車が続く。この車輌は、セミクロスシート方式の片側3扉車で、113形に限っても1963年から1982年にかけて約3000両(2900両?)もの数が量産された。このクハ111形は、トイレと、一部車輌に空気圧縮器を搭載した車輌である。

Img_1621  そうこうしている間に京都行きの車輌が到着する。新快速などに用いられる130km/h営業運転対応のクハ222形1000番台などがその勢力を増す中で、各駅停車など、閑散区を中心にまだまだ活躍の機会が残されている車輌といえる。

HARUNA

(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする