■下志津駐屯地創立５２周年
下志津駐屯地祭は、各種高射特科装備を見学することが出来ると同時に、通称“つつじ祭り”として知られており、梅花、桜花に続く房総の春の彩りを咲き誇っている。
今回は、まだ情報収集中の五月期自衛隊関連行事に代え、高射特科の各種装備では無く、あえて“つつじ祭り”というに相応しい写真を掲載したい。明らかに後付の理由だが、まあ、ツツジの綺麗な時期ですよ～という感じで読んでいただければ(楽しみにしていた信太山の桜が早咲きだったことも含めて)と思う。
高射学校は教育関連機関であるから、一種の学祭と勝手に解釈している昨年忙しすぎて学祭に行けなかったということと無関係ではない。当日は日焼けしそうなほどの快晴で、観閲行進は逆光となってしまったが、観閲席から進路を勾配に至る付近に布陣していた為、観閲行進とツツジの写真も撮影することが出来た。
さあ、美しいツツジの写真をたんとご覧あれ！！、・・・(汗)。どう見ても９３式近距離地対空誘導弾の観閲行進を背後から撮影したらばツツジがフレームに入ったという印象でありますね(実際そうなのだが・・・)。
霧に曇るツツジ(実際には排気ガス)。幻想的なツツジの風景にあえてアンバランスな８７式自走高射機関砲を含めることで前衛的な写真になっているかな？と思ってみたりする。ちなみにこのツツジ、写真の通路部分にＯＨ－６ＤやＡＨ－１Ｓが装備品展示の為に着陸した際の突風で幾分散ったが、着陸後も威容を守った強い花である。
いきなりコネタ集的な記事となって恐縮だが、まあ、ツツジが綺麗な時期の駐屯地祭ですよ、という意味の記事である。しかし、０３式中ＳＡＭなどの配備が進み、遠い将来に更に新しい新装備が登場した時代にあっても、この駐屯地のツツジはかわらないであろうし、教育期間中の隊員にはこの“ツツジの駐屯地祭”は一つの思い出になるのかな？と考えたりもした。
ＨＡＲＵＮＡ
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