オリンピックも残り1週間を切りましたが
ここまでの所日本は順調に金メダルを積み重ねてますね。
コロナ禍での開催
大変でしたが
なんとかホスト国の面目は保った
って事でしょうか?
毎日自宅に戻ってからテレビで観戦してますが
競技がたくさんありますから
ほんの一部しか見る事ができません。
って事は
何を見るか?
まずその選択をする事になります。
まぁ人それぞれでしょうが
何を見るかによって
人間の性格とか心理とか
良く分かるように思いますね。
心理学の先生方
オリンッピックの観戦の選択をテーマに論文を書けば
面白い物が仕上がると思いますよ。
私の場合は
自分自身の選択で自分の性格判断
それもやっています。
まぁ実際には判断ではありませんね
この歳ですから大体性格は自分でも良く分かっています。
厳密に言えば性格の確認です。
私のオリンピックの選択は
まず真っ先に来るのは
勝つ可能性がある競技
です。
わざわざ貴重な時間を割いて
負け試合を見る事はありません。
それと
勝つ可能性がある試合でも
敗戦が濃厚となると
とっとと見るのを打ち切ります。
そして別の競技に切り替えます。
さらに2番目の基準は
採点競技では無い
それが来ます。
私は基本的に採点競技はあまり好きではありません。
人間の目で評価する
この頼りなさを知ってるからです
ですから採点競技は
ミスジャッチだらけ
そんな先入観がありますから
どうしても避けてしまいます。
体操だとかシンクロナイズスイミングとか
最近追加されたスケートボードとか
あるいは空手の型
結果を見てメダルを喜びますが
競技その物を延々と見る事はありません。
人間の主観が入らずに決着が着く
柔道とかサッカーとか
そんな物が私の好きな競技です。
スポーツに限らず
私は人が人を評価する
これが好きではありません
評価されるのも嫌いですし
評価するのも嫌いです。
私が不動産業界で生きて来た理由の一つは
歩合給の世界だからです
ボーナスと違い
上司の評価が入らずに
売上によって自動的に給料が決まる
これが私の性格に合ってるのです。
私がもし
毎年社員の夏と冬のボーナスの査定を強いられたとしたら
そのストレスで
とっくに会社を閉めてたような気がします。
ですから
この歩合給制度は
私にとっては
使われてた頃も
人を使うようになっても
大変有難い存在なんです。
が
ではそれで完全に人間査定の苦しみから逃れられるのか
と言うとそうではありません。
当社の場合であれば
最低限の生活を保障するために固定給があります。
この固定給は
勤続年数だとか
あるいは日頃の勤務態度
また売り上げの貢献度
こんな物を参考に算出する訳ですが
これいくら私が平等を意識しても
完全にそれが達成できる事はありません
これに関しては
平等かどうかは
私の心だけで決まる訳ではありません
社員がどう捉えるか?
それによって決まるのです。
例えば
日頃売り上げが突出してる者の給与を上げれば
一見誰もが納得するように思いますが
会社は売上が低い人が
効率の悪い仕事をしてるから成り立つ
そんな側面もあります。
ですから
それを加味して評価すると
売上が上がってる者は
何で自分の給与のアップはこんなに少ないのか?
と不満が来ますし。
売上の悪い者は
雑用だけ押し付けられて給料は上がらない
そんな不満が出るはずです。
まぁ難しいですよね
ではどうすれば良いか?
どうしようもありません
自分の心は制御できますが
他人の心のコントロールは出来ません。
ですから
自分が出来る事は
社員の好き嫌いを持たない事と
虚心坦懐に評価作業を行う事です
これ以外にはできません
結果相手がどう捉えても
それは私にはどうにもならない事ですから
あまり考えないようにしています。
まぁそんな感じです。
私は採点競技が好きではない
そう言いましたが
では柔道とか野球とか
こんな物は全て人間の評価が排除されてるかと言うと
実はそうではありません
スポーツと名が付けば
全て人間の評価が入ります。
野球であればストライクボールから始まり
アウトセーフ
またボークの判断もあります。
柔道であれば
指導を取るかどうか?
技ありかどうか?
実際には審判の裁量だらけです。
そんな感じで
人の作る世界は
ルールで秩序を維持しますから
そのルールに違反してるかどうか
最期は全て人間にその判断が委ねられるのです。
人間が不完全である以上は
スパーツは誤審だらけですし
会社は不平等だらけです
ですから
大切な事は
完全に誤審を失くす事でもなければ
不平等を完全に無くす事ではありません
審判や経営者が
それを無くす努力をしてるかどうか?
これが大切なんです
それが行われていれば
選手や社員は
多少の人的ミスは受け入れる
この気持ちが無いと
組織では務まりません。
オリンピックも
実際には
たくさんの選手が誤審に泣いた
その涙の上に成り立ってるのです。
そんな目で見れば
誤審もオリンッピクの一部
そう思えるようになりますから
より楽しめるようになります。
オリンピックは
サッカーやバレーボール等は
ビデオ判定が進んで随分誤審が減りましたね。
それに反して
柔道は
やたら審判が指導ばかり取って
それで勝敗が決まったりしますから
私自身はつまらなくなりましたね。
次回辺りから
大幅にルールを変えて欲しい物です。
このままでは
柔道の先はあまり無いような気がします。
半分以上の金メダルを柔道で取った訳ですから
日本にとっては
柔道が廃止になれば
死活問題です。