駅前不動産屋今日も回りは敵だらけ

株式会社 ハウスショップ 東京都町田市

正義は利益を犠牲にして語る事です 金儲けと正義は馴染みません

2021年08月15日 | 不動産業界

少し前までは

テレビに字幕が出ると邪魔

そう思っていましたが

最近少し耳が遠くなりましたので

逆に今は字幕は大変有難い

そう思うようになりました。

人間は自分の都合で

同じ現象でも

評価は180度違う事が良く分かります。

この人間の性質は普遍的な物ですから

これを意識すると

他人の評価は全く違ってきます。

それと

逆にその事が理解できずに

独善的になってる人

良く見えて来ます。

特に不動産業界では

実際には自分の利益のため

って事が分からずに

自分が正義

みたいな錯覚に陥って

上から目線で語る人

本当に良く目にします。

これは

利害が対立する不動産の世界では

誰でも陥る事ですから

良く理解して

顧客や同業者の行為

これを善悪に単純化するのではなく

実際にはそうではなく

自分も相手の立場に立てば

同じ事をする

これを理解して

できればレベルの低い争いは止めるべき

私はそう思います。

私が会社を起こした頃は

地元の同業者は

こちらにお客様が流れてくると

抜くのか?

って言葉で

さもこちらが不正をしてるかのように

勘違いして怒鳴り散らかす

そんな人だらけでした。

私自身は

地元の地縁血縁で独占状態のこの地域は

顧客が不動産屋に不満があっても

選択肢が無い

だからその選択肢になるために開業した訳ですが

実際にその不満を持ったお客が

こちらに流れると

それに対して

不動産屋の信義

これをかざして怒鳴り散らかして来た訳です。

その中には

管理物件の家賃を使い込んで

家主に清算ができない

なんて社長さんもいました。

つまり

その家主が当社に流れたために

これから先は着服もできないし

これまでの不正もバレる

これを棚に上げて

お前は人の家主を盗るのか?

って言う訳です。

まぁ泥棒に近い人間が語る正義

とてもまともに聞く気にはなれませんよね

最期は怒鳴り合いで終わりです。

その業者はその後すぐに逃げてしまいました。

いずれにしても

本来ビジネスは

競争原理で動くのに

不動産業界は

一度獲得した顧客は自分の所有物

そんな意識が昔からあって

それに手を突っ込むのは不正行為

そう思ってる人がたくさんいたのです。

ですから

その顧客のお金を着服しておきながら

自分の事は棚に上げて

私を責めて来た訳です。

あれから随分時間が経ちましたが

さすがに不動産業界も変わりましたね。

ただ

まだまだ

自分の利益と正義

これを混同してる人はたくさんいます。

例えば大手の不動産屋は

法の趣旨を無視して

専任を受ければ

両手狙いで物件を囲い込む

何てのは昔から蔓延しています。

法の義務がありますから

レインズには登録しますが

問い合わせをすると

いつまで経っても

お話が入ってます

って事で情報をくれません。

であれば

専任であっても

飛び込まれても文句は言えないはずですが

実際にそれをやると

また

それはルール違反だと言って怒り出します

物件に飛び込んでも法律的には問題はありませんが

専任を受けて物件を公開しないのは

法の趣旨に反しますから

どっちがルール違反かは明確ですが

しかし欲と正義が一致すると

そんな的外れな怒りを募らす不動産屋が多い訳です。

まぁ他社の事は仕方がありませんが

当社では

自分の物件に飛び込まれても

一切文句は言いません

もしそれでお客様が

その飛び込んだ業者に流れたとしたら

それはそれで諦めなさい

そう社員には指示しています。

もともと顧客との関係がその程度であれば

獲物を求める野獣がウジャウジャいるこの世界

守りようも無いのです。

逃げた客はとっとと諦めて

次の仕事にとりかかる

これが私のやりかたです。

客を取られただけで

相手に正義を振りかざして説教しよう

なんて情けない気持ちは全くありません。

本当は金儲けなのに

正義を語るのは的外れですから

混同しないようにしましょう。

正義は

自分の不利益を享受して初めて成り立つのです

元々金儲けには馴染みません

コメント
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