気紛れ貴婦人願望バーバの徒然草~カムイミンタラに憧れ、悠々自適人になりたい

ご訪問いただきありがとうございます。安政の探検家松浦武四郎足跡を訪ね、音楽と自然、いにしえのロマンを愛する旅人です。

偶然に出会った帯広、北海道ホテルの松浦武四郎奉納北辺図

2013-11-24 09:18:45 | 旅行
用事で帯広に行くことになり、知人お勧めの北海道ホテルに予約を取った。ホテルは重厚な煉瓦色で幾何学的模様、中に入ると落ち着いた雰囲気で庭園が広々として、なんともゆったり感。
フロントにチェックインするために向かうと、目に入ったのは、正面の壁に松浦武四郎の北辺図の二つの北海道と所謂北方のサハリンなどの地図が展示されている。写真撮影をお願いしたら、フロントの係りの方二人が、北辺図の横側に移動して下さった。なぜホテルに武四郎の資料が展示されているのか・・・わからなかったので質問したいな~と思ったのですが、武四郎が中札内にも来ていたので、此の辺にも来ていたのかな・・・位に勝手な想像をしていた。後日、このことを三重県の松浦武四郎記念館の高瀬名誉会長さんにメールで伺った。
松浦武四郎が京都北野天満宮に奉納した銅鏡の写し(拓摺り)であることが分かった。
 壁には添え書きがあり『松浦武四郎奉納「北辺図」』1874~1875(明治7~8)年奉納とあり、説明
『「北海道」命名者の松浦武四郎が北野天満宮(1874年明治7年制作)=右側と上野東照宮(1875年明治8年制作)に奉納した北辺図の奉納外作品。
北野天行宮奉納の上部に「明治八乙亥歳五月十五日諸奉納至。
 北の聖廟鏡(育・・・?)、北海十二州之国名 明治二巳七年奉勅所撰定也』北海道人 松浦弘誌捺印と武四郎の自筆の奉納由緒書きと署名が入っている貴重な歴史的資料・・・と説明されている。
北海道ホテル 建物の模様が美しく、至る所にフクロウが見守っている。
    
撮影は2009年11月1日、紅葉が美しく、帯広の町中に居ながら、田園の中にホテルがあるように思えた。勿論、温泉はモール温泉。癒しのホテルであった。
北辺図



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