緒方貞子さまをお訪ねして
日本の女性として
ココロから尊敬している方の一人、
緒方貞子様のいらっしゃるJICAの理事長室をお訪ねした。
中国中央電子台CCTVが辛亥革命100周年記念番組を
製作するためで、
今週このクルーたちは梅屋庄吉の取材も行う。
緒方貞子様は当時の首相、犬養毅の曾孫にあたられる。
私の曽祖父梅屋庄吉も犬養毅首相と懇意にしていたので
曾孫同士、というコトになる。(恐れ多くも。。。)
ことの始まりは、
昨年、私が日本記者クラブで講演会を行った時から。
その講演会に緒方貞子様のご主人であられる緒方四十郎様が
いらしていて、私の講演後、控え室にいらして
色々お話をさせていただいた。
その時、
緒方貞子様は犬養毅の曾孫であられること、
犬養毅番記者であった緒方四十郎様のお父様 緒方竹虎様は
なんと
松本楼で結婚なされたこと、など色々なご縁があることがわかった。
その数週間後、今度は<東京倶楽部>の会合で
緒方貞子様とお会いすることが出来、
緒方四十郎様、貞子様ともに
辛亥革命100周年実行委員会にお入りいただけることになった。
そういうわけで
ご多忙のところ、今回の辛亥革命100周年記念番組の撮影にも
快く応じていただいた。
インタビューの中で
”日中関係についてどう思われますか?”
という質問が(まあ、当然だと思うが)出てきた。
その時の応答が緒方貞子様らしい
お答えで、感動的だった。
~日中関係も、日米関係も大切なのです。
アメリカも、中国も世界の中の大国です。
日本は国の面積は小さいけれど、人口も多いし
世界に責任を持っている大国です。
この大国同士の関係が
どこが重要で、どこが重要でないというようなことはありません。
大国は責任を持っているのです。
大国が責任を持って、世界中が抱えている色々な問題解決に
協力して向かわなければなりません。
世界には一つの国だけでは解決出来ない問題が沢山、あるのです。
日本も中国も責任を持つ大国として、
良い関係を築いていかなければなりません。~
私たちはともすれば
日本とアメリカ
日本と中国
というような見方をするけれど
緒方貞子様のお言葉の中には世界、があった。
その世界の中には
難民や貧困問題に自ら取り組んでいらした緒方貞子様でしか
語れない<大国の責任>という言葉があった。
なんだか、
私が微力ながらやっている色々なことが
日本と中国
という2つの国だけに関係しているのではないのだな、という
新しい視点が見えた気がした。
日本が誇る、
素晴らしい方にお目にかかることが出来ただけではなく
また
私に新しい視点も生まれた。
本当に嬉しい気持ちでいっぱいで
このインタビューの時間を過ごした。
緒方貞子様をお訪ねした、ご報告。
日本の女性として
ココロから尊敬している方の一人、
緒方貞子様のいらっしゃるJICAの理事長室をお訪ねした。
中国中央電子台CCTVが辛亥革命100周年記念番組を
製作するためで、
今週このクルーたちは梅屋庄吉の取材も行う。
緒方貞子様は当時の首相、犬養毅の曾孫にあたられる。
私の曽祖父梅屋庄吉も犬養毅首相と懇意にしていたので
曾孫同士、というコトになる。(恐れ多くも。。。)
ことの始まりは、
昨年、私が日本記者クラブで講演会を行った時から。
その講演会に緒方貞子様のご主人であられる緒方四十郎様が
いらしていて、私の講演後、控え室にいらして
色々お話をさせていただいた。
その時、
緒方貞子様は犬養毅の曾孫であられること、
犬養毅番記者であった緒方四十郎様のお父様 緒方竹虎様は
なんと
松本楼で結婚なされたこと、など色々なご縁があることがわかった。
その数週間後、今度は<東京倶楽部>の会合で
緒方貞子様とお会いすることが出来、
緒方四十郎様、貞子様ともに
辛亥革命100周年実行委員会にお入りいただけることになった。
そういうわけで
ご多忙のところ、今回の辛亥革命100周年記念番組の撮影にも
快く応じていただいた。
インタビューの中で
”日中関係についてどう思われますか?”
という質問が(まあ、当然だと思うが)出てきた。
その時の応答が緒方貞子様らしい
お答えで、感動的だった。
~日中関係も、日米関係も大切なのです。
アメリカも、中国も世界の中の大国です。
日本は国の面積は小さいけれど、人口も多いし
世界に責任を持っている大国です。
この大国同士の関係が
どこが重要で、どこが重要でないというようなことはありません。
大国は責任を持っているのです。
大国が責任を持って、世界中が抱えている色々な問題解決に
協力して向かわなければなりません。
世界には一つの国だけでは解決出来ない問題が沢山、あるのです。
日本も中国も責任を持つ大国として、
良い関係を築いていかなければなりません。~
私たちはともすれば
日本とアメリカ
日本と中国
というような見方をするけれど
緒方貞子様のお言葉の中には世界、があった。
その世界の中には
難民や貧困問題に自ら取り組んでいらした緒方貞子様でしか
語れない<大国の責任>という言葉があった。
なんだか、
私が微力ながらやっている色々なことが
日本と中国
という2つの国だけに関係しているのではないのだな、という
新しい視点が見えた気がした。
日本が誇る、
素晴らしい方にお目にかかることが出来ただけではなく
また
私に新しい視点も生まれた。
本当に嬉しい気持ちでいっぱいで
このインタビューの時間を過ごした。
緒方貞子様をお訪ねした、ご報告。