ひさしぶりの、ワインティスティング
”ひさしぶり”シリーズが続いている。
それだけ、
暫くの間、私は自分のいたところから
離れた場所にいたということなのだなぁ、、、と
改めて思う今日この頃。
友人でワイン輸入会社を経営している
カワカミさんから
”急なお誘いですが
シャトー・ムートン・ロスチャイルドとか
オーパスワンが出るワインティスティングがありますが
いらっしゃいませんか?”
とメールが来た。
ここのところ、
こういったお誘いも断り続けていた私だが
さすがに
ムートン、オーパスワン
と聞いたら、YESと答えずにはいられなかった。
会場は愛宕グリーンヒルズ内にある<JHV>。
株式会社ヴァンパッション社長 カワカミ氏
この日の主旨も良く調べないまま会場入りし
青ざめた私。
有名なチリワインのエラスリスのオーナーの
チャドウィック氏のセミナーとティスティングなのだけれど
カワカミさんの説明を聞くと
なんと10分間で6種類の赤ワインの
ブラインド試飲をするのだという・・・
まわりの出席者は全員
名だたるワインジャーナリストの方や
ワイン輸入販売会社の方々、日本一のソムリエを受賞された方などなど・・・
<超>ワイン通の方ばかり。。。
エラスリスのオーナー。ワイナリーの歴史やワイン哲学などについて講演された
近頃の私が飲んでいるものといえば。。。
ビール、
南京白酒、
紹興酒(8年物がやたら美味しいことを知った)。。。
高級なワインとはほど遠い。
・・・来るんぢゃなかった・・・
と思った時には時、既に遅し。
目の前にはずらりとブラインドティスティング用のグラスが並ぶ。
これらを10分間で
その外観、香り、味わい、余韻から
6種類のワインリストから予想し、点数をつける。
Errazuriz Vinedo Chadwick2007
Errazuriz KAI 2007
Errazuriz Don Maximiano Founder's Reserve 2006
Chateau Mouton Rothschild 2007
Opus One 2006
Sassicaia 2007
”はい、それでは皆さん、集中して。”
学校の先生みたいな
カワカミさんの一声で
会場は静まり返る。
私が真剣にワインを勉強したのは
20代前半だ。
じぃ~っとグラスに並んだ赤ワインを眺めてみる。
”よし。やってみるか。”
いつかどこかで
香りというのは、脳の深いところに記憶されると聞いた。
赤ワインは空気に触れるたび、
時一刻一刻、変化する。
10分間のうち、
どんどん色々な表情をみせはじめるワインたち。
それでも
まず、見た目の品格は
人もそうだけれど
どんなに頑張ってもホンモノはホンモノだ。
2,3,4番。
これが私の中では高得点。
そして、2番がOpus Oneであることはすぐに分かった。
6本のうち、3本がチリワイン。
チリワインの特徴や
葡萄品種から予想をしていく。
小学生のテストみたいに
10分後、点数をつけた紙は回収され、
集計の間、
ワインジャーナリストの有坂先生のコメントを伺う。
”2番、3番、4番が私の中では
質、飲み頃などを考えて高得点をつけました。”と有坂先生。
”わぉ私と一緒。”
ここで、20年前の記憶を頼りにティスティングした私は
ちょっと自信を取り戻した。
結果が発表されると
会場内にどよめきが。。。
というのも、1番のグラスがChateau Mouton Rothschildだという。
う~ん、これは私も外す。
大方の予想を外した結果だった。
そして、2番のOpusは当たり。
3番がムートンだと思っていたので3番を外す。
・・・
結果、6本中3本予想どおりの結果。
まわりの超ワイン通の方たちも
1つしか当たってなかったり、
お隣の方は4つ当たりだったり、
結果はそれぞれだったので
まあ、ビール愛飲家で中国のお酒ばかり飲まされていたにしては
上出来な結果ではないでしょうか?(自画自賛)
ちょっと緊張したティスティングの会。
ひさしぶりに
ワインと向き合い
また少しづつこういう時間も大切にしていきたい、と感じた。
ひさしぶりに、
ブラインド・ティスティングにトライした、
秋の午後の、話。
”ひさしぶり”シリーズが続いている。
それだけ、
暫くの間、私は自分のいたところから
離れた場所にいたということなのだなぁ、、、と
改めて思う今日この頃。
友人でワイン輸入会社を経営している
カワカミさんから
”急なお誘いですが
シャトー・ムートン・ロスチャイルドとか
オーパスワンが出るワインティスティングがありますが
いらっしゃいませんか?”
とメールが来た。
ここのところ、
こういったお誘いも断り続けていた私だが
さすがに
ムートン、オーパスワン
と聞いたら、YESと答えずにはいられなかった。
会場は愛宕グリーンヒルズ内にある<JHV>。
株式会社ヴァンパッション社長 カワカミ氏
この日の主旨も良く調べないまま会場入りし
青ざめた私。
有名なチリワインのエラスリスのオーナーの
チャドウィック氏のセミナーとティスティングなのだけれど
カワカミさんの説明を聞くと
なんと10分間で6種類の赤ワインの
ブラインド試飲をするのだという・・・
まわりの出席者は全員
名だたるワインジャーナリストの方や
ワイン輸入販売会社の方々、日本一のソムリエを受賞された方などなど・・・
<超>ワイン通の方ばかり。。。
エラスリスのオーナー。ワイナリーの歴史やワイン哲学などについて講演された
近頃の私が飲んでいるものといえば。。。
ビール、
南京白酒、
紹興酒(8年物がやたら美味しいことを知った)。。。
高級なワインとはほど遠い。
・・・来るんぢゃなかった・・・
と思った時には時、既に遅し。
目の前にはずらりとブラインドティスティング用のグラスが並ぶ。
これらを10分間で
その外観、香り、味わい、余韻から
6種類のワインリストから予想し、点数をつける。
Errazuriz Vinedo Chadwick2007
Errazuriz KAI 2007
Errazuriz Don Maximiano Founder's Reserve 2006
Chateau Mouton Rothschild 2007
Opus One 2006
Sassicaia 2007
”はい、それでは皆さん、集中して。”
学校の先生みたいな
カワカミさんの一声で
会場は静まり返る。
私が真剣にワインを勉強したのは
20代前半だ。
じぃ~っとグラスに並んだ赤ワインを眺めてみる。
”よし。やってみるか。”
いつかどこかで
香りというのは、脳の深いところに記憶されると聞いた。
赤ワインは空気に触れるたび、
時一刻一刻、変化する。
10分間のうち、
どんどん色々な表情をみせはじめるワインたち。
それでも
まず、見た目の品格は
人もそうだけれど
どんなに頑張ってもホンモノはホンモノだ。
2,3,4番。
これが私の中では高得点。
そして、2番がOpus Oneであることはすぐに分かった。
6本のうち、3本がチリワイン。
チリワインの特徴や
葡萄品種から予想をしていく。
小学生のテストみたいに
10分後、点数をつけた紙は回収され、
集計の間、
ワインジャーナリストの有坂先生のコメントを伺う。
”2番、3番、4番が私の中では
質、飲み頃などを考えて高得点をつけました。”と有坂先生。
”わぉ私と一緒。”
ここで、20年前の記憶を頼りにティスティングした私は
ちょっと自信を取り戻した。
結果が発表されると
会場内にどよめきが。。。
というのも、1番のグラスがChateau Mouton Rothschildだという。
う~ん、これは私も外す。
大方の予想を外した結果だった。
そして、2番のOpusは当たり。
3番がムートンだと思っていたので3番を外す。
・・・
結果、6本中3本予想どおりの結果。
まわりの超ワイン通の方たちも
1つしか当たってなかったり、
お隣の方は4つ当たりだったり、
結果はそれぞれだったので
まあ、ビール愛飲家で中国のお酒ばかり飲まされていたにしては
上出来な結果ではないでしょうか?(自画自賛)
ちょっと緊張したティスティングの会。
ひさしぶりに
ワインと向き合い
また少しづつこういう時間も大切にしていきたい、と感じた。
ひさしぶりに、
ブラインド・ティスティングにトライした、
秋の午後の、話。