おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

大学での授業。

2010年06月07日 16時18分33秒 | 雑感
 明日は、僕の母校で有機農業についての授業を行います。最近はその準備で忙しく、本来の研究からは少しだけ遠ざかっています。90分なので、どうやったら眠くならない授業にできるのかな~と悩んでレジュメを作成し、あ~、大学の先生は毎日毎日大変なんだな~と実感しているところです。

 なにせ、農学部ではなく、国際学部で日本の有機農業の動きについてのレクチャーなのでハードルが高すぎます。有機農業だけでなく、色々な農業の姿を見せたほうがいいかな~と思い、その他には減農薬運動での宇根豊さんの取り組みとその広がりについて、そして新規参入者の増加などについて話をしようかと思います。

 近代農業を根底から批判して、有機農業はやっぱりいいでしょ~ではなく、色々な側面や事例を紹介して、将来卒論で農業について書きたいとか、今後農業に関わりたいという学生の手助け、キッカケになればと思います。

 なので、読みやすい本の紹介や霜里農場やその外の地域、僕の農園の写真を見せながら、なるべく身近に感じてもらいたいと願ってます。聴衆は200名ほどいるそうです。緊張です。

 農学部以外でしかも超文系な学部で有機農業のレクチャーができるのはとても幸せなことです。


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