おぐち自給農園、2反百姓の日記

-都市の貧困と農村の貧しさをつなぐ、「生き方」としての有機農業を目指して-

作業メモ、6月13日。

2010年06月13日 17時11分04秒 | 
 今日は1日、昨日と比べると涼しく、作業もはかどりました。朝は、飯前に1時間、ジャガイモの除草と土寄せです。せっせ、せっせと鍬をふりました。ジャガイモも遅く、植えつけましたが、順調に育っています。

 午前中は、ひたすら種まきです。一口人参(野口種苗)、トウモロコシ、サラダみず菜、小松菜、小カブです。小さい種をひたすら下をむきながら蒔きます。時々、ナナツホシテントウムシやクモなどを目で追いながら、そればかり追っているとどこまで種を蒔いたのか忘れてしまいます。

 とくに人参は、平べったくて、薄くて、小さい種なので、集中力が切れると、厚まきになってしまいます。風が強く、みず菜の種をほとんどこぼしてしまうというハプニングもありました。

 それと、苗をおこしたカボチャの植え付けです。まだまだ小さいですが、もう暖かくなったのでいいでしょう。とんがりカボチャ(種苗交換会)、ケイセブン(自然農法)、ともらいものの坊ちゃんカボチャの苗の定植です。

 苗を育てていた場所をきれいに片付け、ポットやトレイを洗い、4つだけ母親がもらってきたミニトマトの苗はプランタに植えました。

 僕の畑は、草だらけですが、というか草が生えていたほうが僕はにぎやかなので好きなんですが、隣の畑や道路に面しているところは、きちんと刈らなければなりません。虫たちは、草を刈るたびに、住処を荒らされてしまうので、逃げていきます。ごめんねという気持ちを込めて草刈りです。

 草払い機でやると、ちらかして迷惑をかけてしまうので、手で丁寧に除草しました。刈った草は、空いているところにまとめて、腐らせます。

 もうそろそろ、ラッキョウやエシャロット、ニンニクの収穫です。タマネギは、遅かったので、もう少したってからですかね。昨年よりは、大きくなりましたが、周りのと比べると明らかに小さいです。ま、いいでしょ。

 今日は、涼しかったせいか、たくさんの人が作業していました。よくやるねといつものように声をかけられます。僕が、カボチャの定植をしていると、裏のおじさんが「この辺は、寒いのに、苗を早く定植する」と言っていて、だけど結局は5月でもまだ寒いので、3回も植え直したりしているところもあるとのこと。小さい苗をこの時期に定植しているのは僕ぐらいですが、暖かくなってからのほうがいいわ、とフォローしてくれました。これからグングン伸びるで、と言われましたが、無肥料の畑でグングン伸びるかは、疑問ですが、その期待に応えて、頑張って成長してもらいたいものです。

 今日はよく作業しました。疲れたので、明日の朝、上京です。

 しかし、夏の畑は、草がすごい。これから雨が降るかな。というか、降ってほしい。