せろふえ

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飛ばないトカゲ  小林 洋美

2023年07月07日 | 

 前にも借りてパラパラ読んだような記憶がある。
 著者は論文ソムリエを目指しているという。ちょっとあやしい、イグ・ノーベル賞を採れそうな論文を紹介しているもの。
 飛ばないトカゲというのは台風でも飛ばされないトカゲは自然淘汰によって生き残るのか調べた論文の紹介。以下、ハエが唾液の玉を作ってその水分が蒸発熱で冷えたのをまた吸い込んで体を冷やすしくみを調べた話とか、ともかく役に立たなそうな、いやだからこそすばらしい論文の話。
 ときどき著者の夫が出てきて、それがなんだかおかしい。

レモンにアゲハのさなぎ(閲覧注意)

2023年04月29日 | 日記
 そういうわけでレモンに花芽がつき、咲きそうだ。うれしい。実がなれば良いのだけれど。
 アゲハのさなぎがつき、よく見るとハエみたいのがたかっている。大丈夫かと思っていたら、なくなっている。食われちまったのか、もともと死んでいたのかよくわからない。葉を食っているのを見つけたらすぐさま死刑なのに、これはこれでちょっと心配というか、どうなったのだろう?

昆虫こわい カラー版 丸山宗利

2020年01月10日 | 
 いやー、すごい。すばらしい。図書館の内容紹介が
「カメルーンでハエに刺されて死の病に怯え、ギアナでの虫採りが楽しすぎて不眠症になり…。「昆虫こわい」と半ば本気でつぶやく著者の旅を追ううちに、虫の驚くべき生態や知られざる調査の実態がわかる、笑いと涙の昆虫旅行記。」
 というのだが、まさにそんな感じ。もっとも僕には涙も笑いも通り越して、あきれ、感心した。研究者はこうでなくちゃあなあ。
 写真がとてもきれいで、虫の集合やアップはときどきゾクゾクしてしまうが、いやすばらしい。
 「たま」の知久君が出てきたりする。