せろふえ

チェロとリコーダー
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楽器さわった。弓にゴムの菅をつけてみた。

2024年01月03日 | チェロ
 昔から正月2日から習い事を始めるというが、現代では親戚まわりも少なくなり、もちろん里帰りなんかはしているのだろうけれど、習い事は元日からと思っている。(まったくの個人的見解です。)
 今年も元日から笛吹き(バッハのフルートソナタBWV1035とオトテールの5−2全部もちろん上だけ)、チェロ弾き(中島隆久のデュエット集から最初のクンマーとチッリをひとりさびしく)、自転車はこがなかったけれど碁は打った(負けた)。まあいいか。


 知り合いに教えられて、シリコーン?の鉛筆のキャップ?のちょん切ったのを弓につけてみた。まいてある革だけでなく、金属のワイヤーまで傷んできたのだ。わりといい感じだ。

オトテール 高音楽器と通奏低音のための組曲 作品2−3

2022年03月31日 | リコーダー
 オトテールの2−3は東京コレギウムの楽譜を持っている。飯室謙編集。
Allemande, "La Cascade de Saint-Cloud" サン・クルー(庭園)の滝
Sarabande, "La Guimon" 
Courante-Double, "L'indifferente" 無関心な人
Rondeau, "Le Plaintif" 嘆き
Menuet, "Le Mignon" かわいい子
Gigue, "L'Italienne"  イタリア女
 の6曲からなる。(こういうのは楽章と言うより曲だと思うのだが。)なんだかタイトルがつけてある。
 最初がリコーダーで高音のfから始まるので覚悟?がいる。下降分散和音はイネガルべきではない、と思うがどうだろう?装飾は確かに難しいが、全体として楽しめる。
 多くの録音がアルマンドの前に前奏曲を入れている。演奏会にかけるようなことがあったら自分もぜひそうしたいものだ。

 コロナは第7波に入ったのじゃないかと思う。もちろん確かなことはわからないが、第6波の下がり方が遅かったが、それは第7波と重なっているからで、そうだとすればうなずける状況だ。7波の変異種は重症化率が高いとも聞く。恐ろしいことだ。新学期になりつまりあらたな感染リスクがとても増える。怖い。

フレイヨン=ポンサン パッサカイユと2つのムニュエ

2021年08月06日 | リコーダー
 フレイヨン=ポンサン/パッサカイユと2つのムニュエ (全音リコーダーピース)

 フランス語を日本語読みにしているが、パッサカリアとメヌエット
 フレイヨン=ポンサンのことはあまりよくわかってないらしい。全音リコーダーピースはラソスキー校訂のもので、見やすく、吹きやすい。アーティキレイションの指示などがうるさい。バットマンとポール・ド・ボワにローマ数字のⅠとⅤ、フォントによるのでここではわからないかもしれないが、カギというかⅠの上下とⅤの上についている短い横棒がとても違和感がある。オトテールの記号を使ったとあるし、それを信じて?吹けばわかりやすい。
 曲はそれらしいもので、たまに吹くにはとても楽しめる。

 今日は8/6だ。
OGPイメージ

原子爆弾だけでなく、すべての兵器に反対 岩城宏之 - せろふえ

今日は8月6日だ。原爆投下から73年。岩城宏之が言っていたように、原子爆弾だけでなく、すべての兵器に反対する。また、原子力の利用は平和利用だ...

原子爆弾だけでなく、すべての兵器に反対 岩城宏之 - せろふえ

 

 これは2018年に書いたもの。

ダブルタンギングのこと

2021年07月04日 | 音楽
 高校生の時にホルンを吹いていたが、ものにならなかった。というか、ろくに練習してなかったし、今思うと、肉体というか僕は唇が厚くてホルン向きじゃなかったよね。
 当然ダブルタンギングはtktkだった。ちなみにトリプルはtkt、tkt、と、ttk,ttk と使い分けろと言われたが、そんなレベルじゃなかった。
 リコーダーではdgdgとか、クヴァンツだったかオトテールだったかtiritiriとかあるいはdid'llとか、なんだかちっともわからない。
 現代楽器で使うのはとても速いパッセージを吹くためのもので、バロック時代、特にフランス物の場合はイネガル(不均等奏法)のためのものだろうから、初めから意味が違う。
 現代のものは英語基準だと思うのだけれど、バロック時代のタンギングの子音はどんなものなのだろうか?当時のフランス語のlとかrとか、どんな舌の動きなのだろうか?いや、そもそも現代だって人の口の中がどうなっているかわからないじゃないか。他人だけでなく、自分の口の中だって本当のところわからない!
 僕のアイドルのひとりと言っても良い有田正広が季刊リコーダーだったか、講座の中でそのクヴァンツだったかのrはどんなものだったのか質問されて「それはとっても専門的な質問ですねえ、気にしなくても良いです」と言うように答えていて、すごーくがっかりしたおぼえがある。とんでもない!最も基本的、根本的な質問じゃないか。
 もちろん、そういうわけで、人の口の中は、本当のところわからないのだけれど、当時のフランス語の発音のことでわかっていることを答えて欲しかった。(いや、今でも答えが欲しい)
 全然別なところで、フランス語の r は 若干 g に近い、と言う話を聞いた。そういわれて、フランス語のくぐもった発音をまねしてみると、ちょっとわかる気がしない?
 あまり追求してもしょうがない。追求すべきは、どうあれ、どんな音が出ているか、聴こえているかだろう。もちろん、どういう意識で吹いてどう聞こえるかだから、どういう子音を意識したときの舌の動きなのか、追求すべきだ、とも言える。

ドルネル フルート(と通奏低音のための)組曲 作品2−1

2020年05月18日 | リコーダー
 ドルネルというとオトテールアンサンブルの「18世紀フランスの室内楽」に2曲入っているのが印象的なのだが、ブリュッヘンが3声のソナタを録音していて、リコーダー奏者にはこちらの方が有名らしい。
 作品2は前半8曲はヴァイオリン(と通奏低音)のためのソナタで、後半はフラウト(トラベルソ)のための組曲になっている。
 1曲目はト長調で、リコーダーで吹こうとして短三度あげると変ロ長調あつかいになる。途中短調になるところがたくさんあり、つまりフラット5個ということになり、現代譜を持っていないのだ。このフレンチヴァイオリンクレフのをそのまま吹くのはとても難しかった。でも何度か吹き、昨日はヴォイスフルートで、なるほどやっとこういう曲かとわかった。