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ダーリンは外国人ベルリンにお引越し トニー&さおり一家の海外生活ルポ 小栗左多里&トニー・ラズロ

2018年07月28日 | 漫画

 あっと言う間に読んでしまった。
 図書館の内容紹介:
「息子トニーニョの小学校入学を機に、トニー&さおり一家でベルリンへ。必死のお部屋探し、トニーのドイツ語学習法、のんびり日曜日の過ごし方…。さおりも「外国人」になっておくる、発見満載のコミック・レポート。」
 部屋探しの話もおもしろかったが、給食のことが気になった。ベルリンの小学校の給食が一品だけで栄養のことなんか考えちゃあいない、栄養は家で朝食夕食で考えるからいい、と言うのだ。そういえばちょっと前に見た新聞記事で、男の一品弁当というのを特集していて、ご飯にハンバーグが乗っていて付け合わせすらない、茶色いが、いいじゃないか、気にするな、みたいな記事だった。
 林望が「イギリスはおいしい」の中で、友達と旅行したときにランチは任せろと言われたが、ふたを開けてみると(じゃなくて包みを開けてみると、か)パンの塊とチーズ、飲み物はなんだったか、おしまい、だったと書いていた。さらに昔、木村治美がイギリス人は昼食なんかに時間や金、手間をかけるなんてばかばかしい、人生はもっと大切なことがある、と思ってるらしい、と書いていた。藤子不二雄の異色短編集のどれかに、警備員がさあ楽しみの夜食だ、と包みを開けたらカップ麺だけというのもあった。
 NHKのクールジャパンをしょっちゅう楽しく見ていて、いや、NHKの最近?のいかにダメか、その他、いろいろ書きたいことはあるのだが、それはともかく「日本の弁当」は楽しく見た記憶がある。
 そうそう、ヤマザキマリも書いているはずだが、ラテン諸国では弁当なんて考えられなくて、昼は自宅に帰ってきて食べてシェスタなんじゃないか。
 なんにせよ、昼食はこうあるべきみたいな、固まっている価値観を崩されるのは喜びだ。

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