今度見た短編映画は Millions of tears
HPのキャプションは
「60代初老男が一人、道沿いにあるガラガラのレストランで誰かを待っている。若い女が一人やって来る。人生丸ごと入っているようなリュックを抱え、とても疲れているようだ。男は女に途中まで一緒に行かないかと誘い、女はその誘いを受ける。」
というのだが、男は誰か待ってた?そうかなあ。「人生丸ごと入っているようなリュック」ではなく、若い放浪旅をして金はなくなっちまった女に見えたがなあ。この後も、想像するような展開とも言えるしそうでないとも言えるような、でもあっと言う間に終わる。なにも描いてない。この老人は映画の題名が想像させるような悲劇?があったところらしいのだが、なにも描いてない。いや悲劇と僕が書いたのだが、それだってうすうす予感していたのかもしれない。いやわからない。だから、なにも描いてない。でもこれでもひとつの作品となっていて、短編映画の醍醐味を味あわせてくれる。
前に見たのは GIRL WITH A THERMAL GUN