p.8「以前から、すきあらば日本侵略をもくろむロシアや英国の脅威を防ぐためにも、中国や朝鮮半島を日本の支配下におかなければ……、という逼迫した情勢があるといわれた。」
こういうのってとても大切な当時の記憶だと思う。そしてロシアにせよ、欧米にせよ、そうだった昔を何の反省もしていない。何度でも蒸し返して言わなければならないことだと思う。もちろん、だからといって日本が中国朝鮮でむちゃくちゃなことをしたことは断じて許されない。ちばてつやのお父さんが当時中国人を大切にし、後にかくまってもらったこともすばらしいしありがたいし、それも銘記しなければいけないと思う。