美韓 - HangMine -

韓国の趣をお話ししましょう

アジア最高の文化人物

2011年05月17日 | 韓国雑感

某N〇KTVの「アジア最高の文化人物」にも選定されていらっしゃる、

韓国の陶芸家、千漢鳳(チョン・ハンボン)先生の茶器が届いた!


                Dscn1229


地図でいうと、韓国のちょうど真中あたりにある聞慶(ムンギョン)で

陶芸村を開かれている先生の作品で、そうそう買いにも行けない。


「韓国の美をたどる旅」という本によると、

朝鮮半島で徐々に影をひそめた“朝鮮茶碗”(井戸茶碗)を再現され、

陶芸の名匠と呼ばれている方だそうだ。


私は茶道を学んだことがないのだけれど、日本の井戸茶碗は国宝級の物があり、

お茶の世界で井戸茶碗はなくてはならない存在。

お茶の「緑」を生かすのに、青磁ではどこか整いすぎていたらしい。

また、井戸茶碗は“見込み”が深いため、“井戸”と呼ばれたそうである。


かたや韓国では、井戸茶碗は一般家庭で使用されていた物。

青磁や白磁におされ衰退。日本人がその良さを見出し、地位が高まった物のよう。


轆轤をまわし土を引き上げる行程は私も好きで、やったことはあるが、

あまりの下手さに、土が可哀相になって途中でやめてしまった^^ゞ

私自身、青磁や白磁の私綺麗でしょ、といった感じより

シンプルでいて、素朴なのに、堂々としている器の方に心引かれる。。。


チョン・ハンボン先生の10本の指には指紋がないそうだ。



☆おまけ☆

今日はこの茶器で、流行りの“深蒸し茶”を入れて飲んでみることに。

誰々、お酒じゃないの?なんて言ってる人^^




コメント (2)
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