れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

クサギ(臭木・常山木)の実・スズメウリ(雀瓜)の実・ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)の花・ハラビロカマキリ・今朝のナミアゲハの蛹・俳句鑑賞

2022-09-18 03:29:21 | 野の花日記と昆虫


クサギの実(臭木)の実
 <クマツヅラ科クサギ属>
落葉小高木。

葉は対生し三角状心形または広卵形。葉柄は長い。
枝や葉には悪臭があるので臭木(クサギ)の名前がある。


果実は直径6~7ミリの球形で、藍色に熟す。


果実をわらの灰汁で煮だした液で布を染めるお浅黄色になる。






スズメウリ(雀瓜)
 <ウリ科スズメウリ属>
水辺のやや湿ったところに生える。
(ときに蔓の先が地面に潜って越冬する。)


果実は瓜に対して小さいので雀瓜(すずめうり)になった。



スズメウリの花



今年の野川はまだ青い実の方が多かった。


▲ヤブツルアズキ(藪蔓小豆)
 <マメ科アズキ属>
ヤブツルアズキより、ウラナミシジミの方が目立っている💛
つる性で、葉は互生し、3出複葉。


葉のわきから淡黄色の花をつける。


ヤブツルアズキより、ウラナミシジミの尾状突起が美しい。

ウラナミシジミ
前回も取り上げたのだが、褐色の地に白い波模様が入る。
後翅の縁にはオレンジ色の模様と、翅から飛び出した尾状突起をもつ。
これは、複眼と触角を模して天敵の目を欺くためだと考えられている。

               休憩

ヒガンバナ(彼岸花)または曼殊沙華(まんじゅしゃげ)が咲きだしました。
   


※昆虫コーナーは、ハラビロカマキリ





※今朝のナミアゲハの蛹

今朝も元気そうだ♪蛹3日目

      俳句秋の季語臭木(くさぎ)
  臭木の花・臭木の実・常山木(くさぎ)臭牡丹樹  
海州常山(かいしゅうじょうざん)・くさぎりなどと使う。

   ぺかぺかと午後の日輪常山木咲く 飯田 蛇笏

 

コメント (2)
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