れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ウマノアシガタ(馬脚形)・ヤブレガサ(破傘)・クマノミズキ(熊野水木)・ミズキ(水木)・・ウドンゲ(クサカゲロウの卵)・ミツバチ・キタキチョウ・ノイバラマルタマフシ・俳句感想

2024-06-08 10:49:16 | 野の花日記と昆虫


ウマノアシガタ(馬脚形)
 <キンポウゲ科キンポウゲ属>
根生葉の形を馬の蹄に見立てた、また花の形が蹄を傷つけないための、

馬のわらじに似ているからと言う。
日当たりのよい山野に生え、草丈30~70センチで、花は直径1,5~2センチ。


5枚の花弁は光沢があり、花弁の基部に蜜腺がある。



ヤブレガサ(破傘)
 <キク科ヤブレガサ属>
山地の林下に生える。

葉には長い柄があり円形で、掌状に深く裂け、
裂片は7~9個でさらに欠刻、または荒い鋸歯がある。


頭花は白色または淡紅色で8~10ミリ、円錐花序に多数咲く。


クマノミズキ(熊野水木)
 <ミズキ科ミズキ属>
山地に生える落葉高木。
葉は対生し、長さ6~15センチの卵状長楕円形。


ミズキより幅が狭く、先がとがり、基部は楔形。
ミズキより1か月ほど遅れて、花をつける。


ミズキ(水木)
 <ミズキ科ミズキ属>
ミズキはもう、青い実をつけていました。
秋に黒く熟す。
和名は樹液が多く、特に春に枝を折ると水のような樹液が滴ることによる。


クロモジ(黒文字)
 <クスノキ科クロモジ属>
落葉低木。
今は、まだ小さな青い実がなつています。
高級楊枝に使用されます。




▲コウゾ(楮)のまだ青い実


オニグルミ(鬼胡桃)
 <クルミ科クルミ属>
青い実がなりました。

※昆虫コーナー

わが家の百合の蕾に、何かと思ったらクサカゲロウの卵の優曇華(うどんげ)

優曇華(うどんげ)
         クサカゲロウの卵


目がくるっとしていて愛くるしいハナバチ


わが家のモナルダに来ています。


ハナバチ


※ノバラマルタマフシ
野薔薇につく虫こぶです。


※キタキチョウ


わが家の花には来ていただきたくないウリハムシ


どなたかしら?


小さな蟻と蠅


何の卵か解りません!



モンキアゲハが蛹になりました。
お尻に、まだ脱皮殻がくっついたままです。

     《俳句鑑賞は夏の季語西瓜(すいか)》
     西瓜売り・西瓜割(西瓜割)などと使う。
   

         

    西瓜抱き産まざる乳房潰すなよ    鷹羽 狩行  

   

 

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ハルシャギク(波斯菊)・オオキンケイギク(大金鶏菊)・ノビル(野蒜)・ワルナスビ(悪茄子)・ルリシジミ・チビアカサラグモ・俳句鑑賞

2024-06-06 01:00:33 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞


ハルシャギク(波斯菊)
 <キク科キク属>
野川公園へ行く途中の道に群れて咲いていた。
実は、外来種で私の好きな花なので、里の河原から戴いてきて、
我が家の庭に植えてあり、
毎年、あちこちに咲いてくれる♪
北アメリカ原産の多年草。
私は別名のジャノメソウと呼ぶ。
舌状花は黄色で、基部は赤褐色。
蛇の目模様が印象的な直径4センチほどの花が咲く。




キンケイギク(金鶏菊)
 <キク科ハルシャギク属>
実は友人からこの花は育ててはいけないと言われたことがあった。
どこかの地域では、育てるのは禁止されてるそうだ。
それでも、私は好きな花だから庭に植えている。
野川に行く途中の線路に咲いていたので、取り上げてみました。

北アメリカ原産のキク科の多年草。
路傍や河川敷、線路際などに群落する。



野川公園へ行く道の線路際に群れて咲いていました。


ノビル(野韮)の花と実
 <ヒガンバナ科ネギ属>
花は少なく珠芽が多い。
葱やニンニクの仲間で、野に生える。山菜としても食す。
若葉や茎、球根は茹でて味噌につけて食したりする。


ワルナスビ(悪茄子)
 <ナス科ナス属>
雑草として抜き取ろうとしても、茎や葉に鋭い棘が多く、
触ると痛いので始末に困るナス科の野草なのでワルナスビ(悪茄子)と
呼ばれたのが名前の由来。


花は星形に開き、花色は白が多いが、紫もある。
雄しべがバナナのような形をしている。


ワルナスビの実
余り見つからない事の方が多い。


ニワゼキショウ(庭石菖)
 <アヤメ科ニワゼキショウ属>
野川の水辺の斜面の草地にたくさん生えていました。
少し藍色がかっったものが多かったです。




※昆虫コーナー

美しいルリシジミかと思っていたけれど・・
ヘムレン氏によると、ツバメシジミらしいです。(-_-;)



ルリシジミと思い込んでたけれど・・
尾状突起から、ツバメシジミかもしれません。



※ハムシダマシ


※バッタ


※アオバハゴロモ


これで、きちんと足もあります。
さっさと逃げます♪

※チビアカサラグモ



※ハエ

※コガタスジグロハナバチ


🐞ナミテントウ二門型?


※テントウムシの蛹かなぁ??


※トホシテントウ?

※ツヤカスミカメムシ


※時どき、画像がボケてしまうけど、ツマグロヨコバイ


※ダンゴムシ

《俳句鑑賞は夏の季語桐の花(きりのはな)》
      花桐(はなぎり)・桐咲くなどと使う。



魚が身を曲げる日暮れや桐の花  宇田 喜代子

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ウマノスズクサ(馬鈴草)・ウツボグサ(靭草)・オカトラノオ(岡虎尾)・クロコノマチョウの幼虫・アカスジキンカメムシ・俳句鑑賞

2024-06-04 11:50:25 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞

2日は、朝から雨だったけれど、
野川の観察会はあるだろうと思っていた。
私が出た後でパソコンメールで「中止」のお知らせが入っていた。
「四字熟語」で遊んでいたら・・武蔵境を過ぎて立川まで来ていた。
戻ると、時間に間に合わぬので、係の方に電話を入れたら、
「本日中止」との事で、私にとってはラツキーだった!
静かに一人で自分のペースで自然園を楽しめた。
花は期待していたカワミドリが過ぎたのか?これからなのか?咲いていないし、
会えたのは、蛍袋とウツボグサぐらいだった。
名前は解らないけれど、小さな虫に沢山出会えた!
何と言っても、クロコノマチョウに出会えたのが今回一番の嬉しい出来事でした🐝


ウマノスズクサ(馬鈴草)
 <ウマノスズクサ科ウマノスズクサ属>
花には花弁が無く3つの萼片が合着し、長い筒のような形になつている。
ジャコウアゲハの食草で、毒があるが好んでこれを食草にしている。


雄しべと雌しべのある部分が、丸く膨らみ、先端がラッパのように広がっている。
今年はまだジャコウアゲハの卵も幼虫も見つからなかった。


ウツボグサ(靭草)
 <シソ科ウツボグサ属>
矢を入れる空穂(うつぼ)に見立てたのが、名前の由来。
茎の先端に3~8センチほどの花序を作り、紅紫色の花を咲かせる。


葉は対生し、短いながらも葉柄がある。
茎の断面は四角形。


オカトラノオ(岡虎尾)
 <サクラソウ科オカトラノオ属>
白く小さな花が集まつた花序が伸びる。
横に垂れ先端が立ち上がる花序を虎の尾に見立てた名前。


小花の直径は1センチほどで、たくさんの花が下から順に咲いていき、
長く垂れる。
今年は野川で初めて出会ったオカトラノオでした。


ホタルブクロ(蛍袋)
 <キキョウ科ホタルブクロ属>
枝上部の葉腋から、内側に紫色の斑点がある白色または、
淡紅色の下向きに咲かせる。
花色には変化があり、先に浅い切れ込みが5つある。


ヤマホタルブクロは、萼が反り返らない。

※虫シリーズ
今回は、色々な虫に出会いました。
全部は掲載しきれないので、次回も続きます。
ただ、名前が解らないものが多いので、失礼いたします。

なんたって!嬉しいクロコノマチョウ(幼虫)見っけ♪


う~なんて可愛い💛
クロコノマチョウ!



※アカスジキンカメ


※チャバネアオカメムシ



※アオバハゴロモの幼虫
天使のよう!

う~~~む
もしかして?アブラムシ類?


ん?イモムシ?



検索では、カミナリハムシと出ました。


この金属色が美しいよね♪

カミナリハムシ


※カミナリハムシ


※ボケたけれど・・キイロテントウ虫


※ワカバグモ

※コジャノメ


羽を広げてくれました。コジャノメ

    虫はまた次回に続きます💛

      《俳句鑑賞は夏の季語朴(ほお)の花》
      朴散華(ほおさんげ)・朴咲くなどと使う。
   

   火を投げし如くに雲や朴の花    野見山 朱鳥
 


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オオヤマレンゲ(大山蓮華)・ニワフジ(庭藤)・ウリノキ(瓜木)・シラキ(白木)・フサザクラ(房桜)・キブシ(木五倍子)・ジョウカイボン・ユスリカ・ナミアゲハ羽化・俳句鑑賞

2024-06-02 05:46:55 | 木の花・木の実・昆虫・俳句鑑賞


オオヤマレンゲ(大山蓮華)
 <モクレン科モクレン属>
前回の高尾山の続き、下山して599ミュージアムの近くで、
オオヤマレンゲが咲いているとの事で,
お饅頭を食べてから、寄ってみた。
深山に生える落葉低木。
葉は有柄で互生し、長さ7~15センチの倒卵形または広倒卵形で、
裏面は粉白色を帯びる。


枝先に直径8~10センチの芳香のある白い花が下向きに咲く。
花弁は6~9倒卵形。雄しべは多数。葯は紅色か薄い紅色。


ニワフジ(庭藤)
 <マメ科コマツナギ属>
落葉小低木。
川岸などに生え、高さ30~60センチになる。
小葉は3~5対あり、長さ2,5~4センチの長楕円形で、
裏面は有毛。


紅色、時に白色の長さ約1,5センチの蝶形花が咲く。






▲ウリノキ(瓜木)
 <ミズキ科ウリノキ属>
山地に生え、高さ3~4メートルになる。
葉は互生し、長さ10~20センチで3~5浅裂し、質は薄い。
裏面には軟毛がある。


葉のわきに集散花序をだし、白い花を数個吊り下げる。
花弁は線形で6個あり、強く反り返る。



▲シラキ(白木)
 <トウダイグサ科シラキ属>
山地に生える落葉小低木。
樹皮は灰白色でなめらか。枝や葉を傷つけると白い乳液が出る。


葉は互生し、長さ5~15センチの楕円形~広卵形で先は尖り、基部は円形。
表面は光沢があり、裏面は緑白色。
若い葉柄は紫色を帯びる。
若枝の先に長さ5~10センチの総状花序をだし、上部に黄色の雄花を多数つけ、
基部に1~3個の雌花をつける。



▲フサザクラ(房桜)
 <フサザクラ科フサザクラ属>
湿気の多い谷あいや渓流沿いに生える落葉高木。



春の赤いフサザクラは美しい。

大夫以前に見ただけで、この頃は、遠目にしか見ていない。


キブシ(木五倍子)
 <キブシ科キブシ属>
キブシの若い実。
山地に生える落葉低木。



よく分岐する落葉低木。
樹皮は褐色。
葉は互生し長さ5~13センチの楕円状卵形または長楕円形で、先端は鋭く尖り
基部は丸い。縁には鋸歯がある。
淡黄色の花を鈴なりにつける早春の風景も又よい。
今は、緑の8ミリほどの果実をつけている。


キブシの奥に何か虫がいます♪


サルナシの花


ユキノシタ(雪の下)


キヨスミシダ
 

※昆虫など

ジョウカイボン



※ユスリカ


土蜘蛛の巣


どなた?


※キブシに何かいた!


※ナミアゲハの旅立ち
4月27日卵を見つける。29日小さな幼虫になる。
5月12日青虫になる。5月19日蛹になる。6月1日午後羽化する。
あまり上手に飛べないので心配したが、なんとか飛んで行った💛


幼虫の時代が一番楽しい♪あとは羽化を待つのみ。(#^.^#)


※元気に育っているキアゲハの幼虫

      《俳句鑑賞は夏の季語蚊屋(かや)》
蚊張(かちょう)とも言う

         画像は俳句とは関係なし。

       二重人格に肖(に)し吾れがふと蚊屋に居し  竹下 しづの女




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セッコク(石斛)・ムヨウラン(無葉蘭)・ツチアケビ(土木通)・サイハイラン(采配蘭)・ギンリョウソウ(銀竜草)・モリアオガエルの卵塊・アサギマダラ・ジョウカイボン・俳句鑑賞

2024-06-01 11:41:09 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


セッコク(石斛)
 <ラン科セッコク属>
森林の岩上や老木に着床する常緑の多年草。
茎は根元から多数、束生する。



葉は2~3年生で互生し披針形。
葉が落ちた茎の上部の節に、白色または淡紅色を帯びた花を1~2個開く。


参道への杉木立の道の杉を見上げたら、
実はこの白いのはすべてセッコクの花だったのには驚いた!
毎回、歩く場所だったのに、そんな遠くまで見なかったし、
こんなに見事に咲いているとは信じられないほどでした。
ロープウエイの発着所のセッコクは写真を撮るにはいいけれど、
こっちは、双眼鏡持参で見て下さい。


ムヨウラン(無葉蘭)
 <ラン科ムヨウラン属>
常緑の林下にはえる葉緑素を持たない腐生蘭。
葉は退化して鱗片状になつている。


葉は径約2センチ、淡黄白色で半開状。

唇弁の内側に長毛がある。


▲ムラサキムヨウラン(紫無葉蘭)
 <ラン科ムヨウラン属>
遠すぎて写せなかった!・・・・・・・・・これで、精いっぱい!!!!



ツチアケビ(土木通)
 <ラン科ツチアケビ属>
ひと月早かった!


6月中旬のツチアケビ


このソーセージみたいな実がいつまでも残っていて楽しい。


▲ギンリョウソウ(銀竜草)
 <イチヤクソウ科ギンリョウソウ属>
山地の光の届かない林床に見られるイチヤクソウ科の
腐生植物。全草が銀白色。
葉は輪片状で楕円形。先端がとがる。
花は茎の頂に1個つける。


ツチグリ(土栗)


※生物コーナー

モリアオガエルの卵塊


アサギマダラ


カタツムリ


カニグモの種類かな?

   
     樹木を取り上げてないので、
    まだ、高尾山のシリーズは続きます。

  《俳句鑑賞は夏の季語蛞蝓(なめくじ)》
     なめくじら・なめくじりなどと使う。
    

        画像は蛞蝓(なめくじ)。嫌いな方。すいません。

        たそがれは微光とならむ蛞蝓(なめくじ)  能村 登四郎




 

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イナモリソウ(稲盛草)・ウメガサソウ(梅傘草)・サワハコベ(沢繁縷)・シソバタツナミソウ(紫蘇葉立浪草)・モンキアゲハ・オオカギバ・カクモンヒトリの幼虫・その他・キアゲハ幼虫・俳句鑑賞

2024-05-31 11:10:18 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞


イナモリソウ(稲盛草)
 <アカネ科イナモリソウ属>
高尾山へ行った。6号路から高尾山頂~一号路~霞台・ケーブルで帰宅。
愉しかったのは勿論のことだけれど、あの階段で息切れして喘息気味になった。

階段なんて、作って欲しくなかった。それもこんなに長いのなんて!
林縁や林中の日陰。
茎の先に2~3対の葉をつけ、茎の先と上方の葉のもとに、
1~2個の白または薄紅がかった花を開く。



ごく一部で群生する。


紅がかった花もある。


▲ホシザキイナモリソウ(星咲稲盛草)
 <アカネ科イナモリソウ属>
花冠の裂片が細く、5~8枚あり、内側がやや反り返る。


高尾山で発見され命名された。こちらは紅色がかったもの。


ウメガサソウ(梅傘草)
 <ツツジ科ウメガサソウ属>
高さ5~10センチの常緑の草状の小低木。
山地や海岸の林内に生える。


葉は楕円形で、厚くて光沢があり、2~3枚がかたまってつく。
花は長い柄の先に白い花を下向きに開く。


サワハコベ(沢繁縷)
 <ナデシコ科ハコベ属>
別名ツルハコベ。多年草
茎の長さ、5~30センチ。茎や花柄は無毛。
葉は卵形で有柄、花弁と萼片は同じ長さ。


薄暗いところなので、花が開いていず閉じているものが多かった。



トウゴクシソバタツナミ(東国紫蘇葉立浪)
 <シソ科タツナミソウ属>
林縁に咲く。石垣の間から咲いていた。
高さ5~20センチ。
茎に開出毛が多い。葉は長卵形。


ビロード状の毛がある。
表面は脈が紫色を帯びる。




※昆虫コーナー

※多分生まれたての、モンキアゲハ
いつも、頭上を飛ぶが、なかなか写真に撮れない高尾山でよく出会う蝶です。


モンキアゲハ・これから飛びます♪


※おなじみのよく遊んでくれる♪フクラスズメ


※フクラスズメ
の近くのカラムシの葉にがありました。


キアシドクガ?かな


カクモンヒトリの幼虫


※キタマダラエダシャク


※オオカギバ



我が家にパセリ付きで来たので、スーパーの消毒液がついていない
美味しいパセリをもしゃもしゃ食べて、こんなに大きくなつています。
キアゲハの幼虫です。
すくすく育っています。

   高尾山の続きはまた次回に。

     《俳句鑑賞は夏の季語暑さ(あつさ》
  暑し・暑(しょ)・暑き日・暑き夜(あつきよ)とも使う。

       
         画像は、クロアゲハ

        蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな  澄江堂(芥川龍之介)


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アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)・アカショウマ(赤升麻)・シャチホコガ・キアゲハの幼虫・俳句鑑賞

2024-05-30 08:27:31 | 野の花日記と昆虫

S観察会の記事を書いてアップせずに出かけたのが間違いのもとでした。
当たり前に記事はすべて消えていました。
また書くには、気を取り直さなければ~。だから、これからは略すことにする。
昨日は高尾の観察会へ行った。6号路の階段で息切れした。
気を取り直し、S観察会の記事に向かう

アイイロニワゼキショウ(藍色庭石菖)
 <アヤメ科ニワゼキショウ属>
都内では、私はここ目黒の自然教育園でしか出会った事が無い。(?)
北米原産の帰化植物。
茎に翼がある。
私事では、この藍色のニワゼキショウはお気に入りです。





普通に生えているニワゼキショウ
日当たりのよい芝生や道端に生える。


一般的には、この二色です。


アカショウマ(赤升麻)

 <ユキノシタ科チダケサシ属>
葉は3回3出複葉で、小葉は楕円形~卵形~狭卵形で先端は尾状に伸びて鋭い。
基部はしばしば紅色を帯びる。



多年草でさじ状複葉。



▲アサザ(浅紗)
 <ミツガシワ科アサザ属>
全国の湖沼、池などの浅いところに群生する多年草。


▲サルトリイバラ(猿捕茨)
 <ユリ科シオデ属>
今はまだ青い実です。



幼(笹)い時、虫に食われた痕。


※昆虫コーナー(途中で蛇が出るので嫌いな方は要注意)


▲出会えて嬉しかったかっこいい!シャチホコガ


▲何か解らなかった虫??


ヨツボシホソバ


蛇が登っていく杉の木に。


キアゲハの幼虫

友人から、電話あり。
パセリに虫がいるけどいる?と言うので、さっそく取りに行く。
え!キアゲハの幼虫(#^.^#)
嬉しい!楽しく育てたい♪ 買ってきたパセリで育てて、モンシロの幼虫が、
育たなかったのを思い出して、パセリ一株分、貰ってきた♪
途中、脱皮するときは、この子は一日、パセリの葉を食さなかった。
心配したけれど、次の日には大きく成長して大きな糞をしていてホッとする。


▲アオバハゴロモの幼虫


※これは何ですか?


※小さなカマキリ


    《俳句鑑賞は夏の季語韮(にら)の花》
   花韮(はなにら)とも言う。


画像は関係ないがカラタチの青いまろい実

怠けては墓場を歩く韮の花  秋元 不死夫

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イモカタバミ(芋酢漿草)・ムラサキカタバミ(紫酢漿草)・コメツブツメクサ(米粒詰草)・ヨツモンカメノコムシ・チャバネアオカメムシ・モンキアゲハの幼虫・俳句鑑賞

2024-05-27 11:45:37 | 野の花と昆虫


イモカタバミ(芋酢漿草)
 <カタバミ科カタバミ属>
根に1センチほどの塊茎を多数つけるので、イモカタバミの名がある。
直径1,5センチほどの花は紅紫色で、中心部が赤い。



花には濃紅色の線が目立つ。
雄しべは10個のうち、5個が長く、5個短い。
雄しべの先端の葯は黄色。


ムラサキカタバミ(紫酢漿草)
 <カタバミ科カタバミ属>
夜間など、気温が低い時は花を閉じる。
花の中心は白く、雄しべの先端の葯も白い。
花を咲かせても、花粉が無いので結実せず、球根で増える。




コメツブツメクサ(米粒詰草)
 <マメ科シャジクソウ属>
荒れ地に生える黄色い小さな球形の帰化植物の花。
長さ3ミリほどの黄色い花を5~20個集めた花の塊は直径7ミリほどで小さい。


茎は、地面を這い、よく分岐する。


▲ヒナキキョウソウ(桔梗草)
 <キキョウ科ヒナキキョウソウ属>
茎は分岐せず、直立する。
葉は互生し、無柄。


丁部の花以外はほとんど閉鎖花になる。
花は茎頂部及び葉腋につき、花冠は直径1~1,3センチ。


キキョウソウ(桔梗草)
 <キキョウ科キキョウソウ属>
花が段々咲きあがるので、ダンダンギキョウとも呼ばれる。
花は葉腋に1~3個付く。


柄の無い葉は1センチほどの幅広の円形で、
茎を抱いて互生する。
雄しべが花粉を出した後に雌しべが開く。
一人時間差性転換を行う。


八重のドクダミ(蕺草)
 <ドクダミ科ドクダミ属>


▲ヘラオオバコ(箆大葉子)
 <オオバコ科オオバコ属>
道端や荒れ地、河原に増加しているヨーロッパ産の帰化植物。




チリアヤメ(智利菖蒲)
 <アヤメ科ハーバーテア属>

※昆虫コーナー


※もしかして?セモンジンガサハムシの交尾?
これも、ヨツモンカメノコハムシの交尾だと、
    ヘムレンさんより教えて頂きました。
          ありがとうございます。


▲ヨツモンカメノコハムシ「会いたかったよぉ~~~♪」

※ヘムレンさんから、ジンガサハムシではなく、
   ヨツモンカメノコハムシとの事、教えて頂きました💛


ジンガサハムシはユウガオの葉にいる事が多い。
ワンコの顔みたいです♪

※ヨツモンカメノコハムシと、ヘムレンさんより、
教えて頂きました。
本当にわんこ顔!



▲こっちが貌の表面なの?ジンガサハムシ君
触覚もあつて、かっこいい~~~

※ヨツモンカメノコハムシだそうです(#^.^#)
      ヘムレンさん、ありがとうござます。


※チャバネアオカメムシ


※アオバハゴロモの幼虫


※ヒメジョオンにカミキリモドキ


※バッタ?


※カタツムリにどなた?
      
  《俳句鑑賞は夏の季語蠛蠓(まくなぎ)》
 めまとい・糠蚊(ぬかか)などと使う。

  画像はまったく、関係ないが、先日の夕焼け

     まくなぎを払ひて車虎次郎  岸田 稚魚

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ユリノキ(百合木)・ノアザミ(野薊)・ミズイロオナガシジミ・コミスジ・ダイミョウセセリ・ツマグロヒョウモン・俳句鑑賞

2024-05-26 08:03:17 | 野の花日記と昆虫

今日も木の花、野の花から始めますが、主人と多摩駅から外語大方面、
駅を渡って舗装路に小さな花たちを見つける。キキョウソウやノミノフスマなど。
(これはまた、次回にでも)向こうに、調布飛行場が。
多摩駅の向こう側に渡って、アメリカンスクールから野川公園へ向かう。武蔵野公園まで歩いてハケの道を行き、
橋を渡って湿地帯には、マツバウンランや大好きなハナヤエムグラやヘラオオバコ・
野川公園では、以前観察会で、お世話になった、Aさんに会う。
新しい観察所ができたらまた、そこでお会いできるでしょう。
私はいつも行っている観察園を一周しないと気が済まないので、
主人は少しベンチで休憩させておいて、色々見てきました。
駅近くの飲み屋さんにて(自動車じゃないと主人は飲めるからいいと)
馬刺しや、ユッケや牛蒡チップやナムルのサラダなど美味しかった。
武蔵小金井駅から帰宅。
わんこ・まりは連れていけないので、シッターさんに甘えていたみたい。


ユリノキ(百合木)
 <モクレン科ユリノキ属>
これは、外国語大学のユリノキの花です。
落葉高木。もう何度、このユリノキの花を取り上げた事でしょう。

解説は抜きにして、外語大は、懐かしい。
花が小さなチューリップみたい那野でチューリップツリーとも呼ばれています。





ネジキ(捻木)
 <ツツジ科ネジキ属>
私はネジキは聞いていたしなんとなく知っていたのだけれど、
花に会うのは初めてで、あ~これがネジキの花なんだと確認できました。♪


落葉低木で、幹がねじれている所からネジキと呼ばれている。


 



ノアザミ(野薊)
 <キク科アザミ属>
綿毛を里山から持ってきて植えるとその年に花を開きます。
わが家では、どこかから、毎年必ず出てきて美しい花を咲かせてくれて
楽しませてもらっっています。
それでも、見に行きたいノアザミです。



※昆虫コーナー
蝶々に沢山であったので蝶を中心に掲載します。


ツバメシジミ(あ~ずっとウラナミシジミかと思っていました。)
 ※ミズイロオナガシジミと、
※ヘムレンさん
より教えて頂きまし同定がいかに難解であるか!実感致しました。


後の尾状突起が魅力的!
     ミズイロオナガシジミ


お尻を向けているツバメシジミなんてかっこいい尾状突起だこと!
※ミズイロオナガシジミ


▲コミスジ


ダイミョウセセリ


ヒメアカタテ
ではなく、ツマグロヒョウモンでした!
  ヘムレンさん、ありがとう。
      蝶の同定は、難しいですね。


ジャノメチョウは、
ヒメジャノメでした。
※ヘムレンさんにご教授していただきました。
    ありがとうございます。


これも、ジャノメチョウ
   ヒメジャノメ


▲ウラナミジャノメは、ヒメウラナミジャノメだそうです。💛
ヘムレンさん、本当にありがとうございました。

これからも、宜しくお願い致します。



▲ウリハムシは、ヤマイモハムシと、
      ヘムレンさんより、教えて頂きました。


▲ウリハムシ



▲榎の虫瘤

     ※ 虫に関しては、超初心者なので、間違っていたら
          ご教授願います。
 
   《俳句鑑賞は夏の季語蟇(ひきがえる)》
蟇(ひき)・蟾蜍(ひきがえる)・がま蛙(がまがえる)などと使う。
 

       美しきものに遠くて蟇歩く   牧石 剛明

コメント (2)
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コウゾ(楮)・シャチホコガ・ルリタテハの幼虫・シャチホコガ・ラミーカミキリ・カワトンボ他・俳句鑑賞

2024-05-24 06:27:44 | 野の花・昆虫・日記・俳句鑑賞

今回は、花もあるけれど、昆虫たちの方を多く掲載しているので、
嫌いな方は、花だけ見て下さい。
本当は、虫も命あるもので、愛しいので、好きになって欲しいけれど、
苦手な人もいます。なので、要注意かもしれません。


コウゾ(楮)
 <クワ科コウゾ属>
ヒメコウゾとも言う。
人家に近い山野に自生する落葉高木。
よく、和紙製造に使用したものです。
葉は互生し卵形または卵円形で先は尖り、基部は丸くて浅い心形。
表面は少しざらつく。


葉と同時に開花する。


6月頃、赤く熟し、甘味があり食べられる。


コウゾに何か虫?がいます。


エンジュ(槐)
 <マメ科クララ属>
落葉高木。
葉は奇数羽状複葉で互生する。
小葉は4~7対あり、長さ3~5センチの卵形。
淡黄白色で長さ1~1,5センチの蝶形の花を咲かせる。


ノイバラ(野薔薇)
 <バラ科バラ属>


※昆虫コーナー
前回に続いて、幼虫や毛虫などが多いので、

嫌いな方は要注意お願い致します。


シャチホコガ
(私は、シャチホコガを見た数年前から、虫にも興味を持つようになりました。)
ほれぼれ・・かっこいい!


▲カワトンボ


▲カワトンボ


▲サナエトンボ


▲トマトスズメバチの幼虫?(もしかしたら?アブラムシかもしれません。)


▲カタツムリ


▲ジョウカイボン


▲クロアゲハ


▲ハゴロモの類?(アブラムシかもしれないと教えて頂きました。)


▲トホシハムシ🐞


▲ユウマダラエダシャク


▲ユリクビナガハムシ


▲ラミーカミキリ


▲バッタ?


上手に食い荒らしています?


ぶれてしまいましたが、ルリタテハの幼虫です。


ルリタテハの幼虫


▲サルトリイバラの葉裏によくいる、ルリタテハの幼虫


▲ルリタテハ


▲なかなか羽を広げてくれないルリタテハです。(#^.^#)


     虫も蝶も楽しいものだと教えてくれた観察員の方に感謝しています。


    《俳句鑑賞は夏の季語蚊(か)》
   蚊柱(蚊柱)などとも使う。
  
     画像は関係ないけれど、玉川上水かな?

   尼寺の蚊はことさらに辛辣に     高浜 虚子

  

コメント (4)
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