おススメ演技 その3 は、羽生選手が東日本大震災で被災して苦労していた年、同時にものすごい
大躍進を遂げた印象的な年:2011年に エキシビション(EX)ナンバーとして踊ってくれた、
「Somebody to love(サムバディ・トゥー・ラブ)」です。
特に良いと思われる、二つの動画をご紹介します。
一つ目は、ロステレコムカップ(グランプリシリーズ・ロシア大会)で優勝した時のエキシビション。
こちらです。 ↓
Rostelecom Cup Yuzuru Hanyu EX 2011
衣装もかっこよく、とても似合っていて、羽生選手が非常にノリノリで、最初から最後まですごいキレ味で魅せてくれます。
試合でのプログラムとあわせてみていくと、この少年がどれほど凄い才能を持っているのか、嫌というほど解ります。
素晴らしいハイドロ、ビールマンスピン、ドーナツスピン、ジャンプ、レイバックイナバウアー等、サービス精神満点、リズム感とダンス能力が抜群です。
羽生選手は、曲そのものに本人がなってしまっているのではないかと思うほど、いつも音楽に没頭して踊ってくれますね。
リンク外や、別のプログラムを踊っている時との、その別人のようなスゴイ表情の違いにも注目です。
「氷上で、ここまで踊れるものなのか!」と驚愕するほど、ずっとピョンピョン飛び跳ねていて、
高校生らしい、年相応の若者らしい元気で溌剌としたエネルギーに満ち溢れていて、羽生選手の長所が詰め込まれています。
下手に背伸びしたプログラムなどよりも、こういう等身大のもののほうが、魅力的だと私は思います。
きっと優勝したのも嬉しかったのだろうし、氷の上で踊りたくて仕方がないのだな~というのがよく解る、渾身の演技です。
見ている人たちをも、思わず笑顔にしてくれるような、羽生選手特有のパワーと魅力に溢れた、
本当に素敵なエキシビションです。
後半に、2011年版のロミオとジュリエットの、ラストのステップ部分を、Tシャツとジーンズ姿でアンコールで披露してくれていて、そういう意味でも見ごたえのある、お得な動画です。
もう一つは、2012年初頭の名古屋フィギュアスケートフェスティバルの時の演技。
こちらはショーだから、さらに楽しそうに、どちらかというとさわやかに踊っている羽生選手の姿を見ることが出来ます。
Tシャツのみのバージョン。
終わった後の、スローモーションとアップで、羽生選手の動きの良さを見ることが出来ます。
非常にカッコイイですね。
Yuzuru Hanyu 2012 0105 somebody to love
D 4 14