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最高おススメ演技 その13 「花は咲く」 ~日本語・英語・フォトメモリアル版・東北4人版・ピョンチャン版~

2018-06-25 | プロアスリート羽生結弦・羽生結弦選手・最高おススメ演技集

2018年6月25日、「花は咲く・ピョンチャンバージョン」の羽生選手の「氷上」ではなくて「表情」の演技が入ったNHKの公式動画を、ページ最後に追加でリンクしました!

2016年1月18日、東北の4人版「花は咲く」動画を追加しました。

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 初掲載:2014年8月8日

 

 

最高おススメ演技 その13 は、東日本大震災の被災地・復興支援ソングを使った「花は咲く」。

被災地に捧げられた「復興への祈り」とも呼べる、羽生選手渾身の名演技です。

 

 2015年6月、羽生選手が、この演技をした時のことを、インタビューで語ってくれました!

デイリーモーション動画はこちら → http://www.dailymotion.com/video/x2wbhbg_150702-1min-%E8%8A%B1%E3%81%AF%E5%92%B2%E3%81%8F-%E3%82%92%E8%AA%9E%E3%82%8B_sport

 

 

放送されているNHKでのホームページがこちら。→ http://www.nhk.or.jp/sendai/hanasakuhanyu/

羽生選手のコメントも載っています。

 

今もNHKの各放送局で随時放送中です。

 

 

 

歌とピアノは、羽生選手とも親交が深く、信頼関係の厚い 指田郁也(さしだふみや)さん。 

作詞は、岩井俊二さん。 作曲は、菅野よう子さん。 ともに仙台出身の方です。 

振付は、羽生選手の仙台時代のコーチ、阿部奈々美さん です。

 

最新の、NHK WORLD で海外で放送されている、英語字幕付き版が、こちら。↓ (動画主様、UPありがとうございます。)

 http://www.dailymotion.com/video/x22pcw7_hana-wa-saku-flowers-will-bloom_sport

 

個人的には、これは本当に本当に素晴らしいと思います!!

英語の字幕が、演技中にまとまった(短い)文として一括で表示されていくので、

その一連の流れとして、羽生選手が表わそうとしているものが何なのかが、先に明確に解るため、より一つ一つの動作の持つ意味が、深く胸に染み入ります。

 

指田さんの歌い方は、心に寄り添うような、繊細さと温かみのある優しさを持っています。 

羽生選手は、この指田さんの歌との、素晴らしいコラボレーション演技を見せてくれています。

 

 

羽生選手の、この4年間の結晶とでもいうべき演技で、本当に羽生選手にしかできない、「最高の」演技の一つです。

 

「本物の花」―――しかも、「傷つきしおれた花」と「元気な花」という、二つの小道具を用意するのはきっと大変だとは思いますが、ぜひ今後も、色々なところで披露してもらいたいな・・・と個人的には思います。

私の個人的な予想では、まだまだ、さらにこの上をいくほどの名演技が羽生選手にはできるようになる気がするので…。 

(もし今後演技されることがあったなら、できれば、このページにその演技動画を追加していきたいと思います。)

  

そして、NHKでの「フォトメモリアル版」がこちら。↓

http://www.dailymotion.com/video/x21c1pm_%E8%8A%B1%E3%81%AF%E5%92%B2%E3%81%8F-%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%88%E3%83%A1%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%EF%BD%96%EF%BD%85%EF%BD%92_sport

 

途中までは今までのものと一緒ですが、羽生選手の、思い出の写真が挿入されています。

指田さんの、「花は咲く」はこちら↓

花は咲く
 
WM Japan

 

2016年の1月に岩手県盛岡市であった、NHK杯スペシャルエキシビションで、

羽生選手と荒川静香さんと、鈴木明子さんと本田武史さんの4人で、「花は咲く」を演じてくれました!

カメラの角度のより良い動画が、こちらです。 ↓

http://www.dailymotion.com/video/x3mwsdy_160117-n%E6%9D%AF-special-ex-%E8%8A%B1%E3%81%AF%E5%92%B2%E3%81%8F-%E7%A5%9E%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB_sport

非常に素晴らしい映像となっています! 4人版も必見!(笑)

羽生選手の心の込め方が、本当に凄いです…  とっても幸せそうな顔をしています!

 

 

そして、この歌の作曲者とともに作られた英語版(上の字幕版とは違う、完全なる英語バージョン)を歌ってくれている、IL DIVO(イル・ディーボ)の皆様の、歌のメイキング過程の映像がこちら。↓ (以前も紹介済み)

 

その英語版「Flowers will bloom」がボーナストラックとして収録されているのは、以下のCDの日本語盤です。

ミュージカル・アフェア(初回生産限定盤)(DVD付)
 
SMJ

i Tune での販売⇒ https://itunes.apple.com/jp/album/flowers-will-bloom-single/id711362299

 

(個人的には、指田さんとの生コラボはもちろん、いつかIL DIVOの英語版と羽生選手の生コラボも見てみたいです。 本当にもの凄いことになりそう。 

IL DIVOの皆様が、羽生選手のこの演技を見たらどう思うのか、ぜひ聞いてみたいです。 

羽生選手の渾身の演技を見たら、また心境に変化が起きて、さらに彼らの歌い方も少し変わってくるのではないかと思うのですが。

また、羽生選手のほうも、英語版になり、歌い手が変わると、演技も少し変わってくる気がするので、その違いを見てみたい気がします。)

 

 

 「花は咲く」の楽譜がこちらです。↓  

NHK「明日へ―支えあおう―」復興支援ソング 花は咲く (NHK出版オリジナル楽譜シリーズ )
 
NHK出版

他にも色々な版(合唱版・オーケストラ版等)が販売されているようですので、使いたい方はぜひ買って、復興支援にお役立て下さい。

花は咲く NHK東日本大震災プロジェクト「明日へ―支えあおう―」/菅野 よう子 混声3部合唱 パート別参考音源CD付(EME-C3008)
 
エレヴァートミュージックエンターテイメント

 http://route649.com/score.php?ID=97

 

「花は咲く」は、作詞者と作曲者の方の印税が、被災地に寄付されます。

これを使う方が増えれば増えるほど、また、演奏される機会が増えれば増えるほど、その寄付金額が増えていく仕組みになっていて、羽生選手の本、「蒼い炎」と同じで、まさに被災地に捧げられてある曲です。

 

この「花は咲く」と、同じく指田さんとのコラボの「花になれ」―――これらの被災地への思いを込められた羽生選手の演技を見ていると、私はある方の演技を時々思い出します。

元祖・表現力の女王で、二度の五輪金メダリストとなった、「カタリーナ・ビット(表記当時)」(当時・東ドイツ代表)さんです。 (現在はカタリナ・ヴィットと書かれることが多いようです)

まだ世界が東西冷戦下にあって、フィギュアスケートの採点でも、その敵対関係が露骨に採点に現れていた時代の、サラエボ五輪(1984年)とカルガリー五輪(1988年)、2度に渡って女子シングル金メダリストとなった彼女は、五輪開催地だったサラエボが、ユーゴスラビア紛争で戦場と化したことや、競技が表現力軽視になるのを危惧し、引退していたけれども再びリレハンメル五輪(1994年)代表となって出場し、

「花はどこへ行った」 という曲を使って、平和への思いを込めながら、演技されました。

 全盛期を過ぎたと思われた彼女でしたが、これは、伝説の演技「カルメン」に匹敵するかというほどの強烈な、忘れられない印象を残してくれました。

ジャンプを失敗したことも影響し、順位は、2度の元・五輪金メダリストには屈辱的ともいえそうな7位に終わりましたけれども、そんな数字をも気にせず、 つまらない議論をも吹っ飛ばすような素晴らしい思いのこもった演技・・・  

リンクを去っていく時のその姿・・・非常に重い役割を果たされた一人の金メダリストの姿を見て、フィギュアスケートという「競技兼芸術」のもつ可能性と素晴らしさをより一層感じられたその時、私は感動で涙が出ました。

かなり強烈な個性をお持ちで 物議を醸すような言動に出ることも多々あり、反感を持たれることも度々あるビットさんですが、東西冷戦下で旧・東ドイツの、文字通り本物のスパイとしての役割をも課せられていた彼女は(後に本で告白)、色々な意味で本当に強い人だったのだと思います。

 参考までに、その「花はどこへ行った」の演技と、インタビューの含まれた番組の映像はこちら (この番組も確かNHKだったような…) → https://www.youtube.com/watch?v=8UYLQ7Yev_k   「カルメン」というのはこちら→https://www.youtube.com/watch?v=Xbn-r9Gn_so (時代が違うので採点基準も違い、今と同列で比較はできません。)

 

ちなみに、ビットさんがこの「花はどこへ行った」の演技をした、リレハンメル五輪(1994年)のあった年に、羽生選手は生まれているんですね。

(冬の競技が、冬季五輪として分離・独立した年でもあります。 )

 

ちょっと不思議な感じがしますね。 そして、羽生選手もまた、大きな使命を担うことのできる器をもった金メダリストになった。

「花はどこへ行った」 と 「花は咲く」・・・ 奇しくも、どちらの演技タイトルにも「花」が入っています。

 

カルガリー五輪で「生きたカルメンそのもの」を見せてくれたビットさんの強烈な記憶を、ソチ五輪で「生きたロミオ」になって見せてくれた羽生選手が・・・

そして、リレハンメル五輪で「花はどこへ行った」で強いメッセージを発信したビットさんの感動の記憶を、「花になれ」と「花は咲く」を渾身の思いで演じ続けてくれた羽生選手が・・・

表現の面においても、それぞれの記憶を超えてくれたように、私は個人的には感じています。

男女の違いはあるのですが、ビットさんの強烈な演技を超えるほどの”印象的な”演技というのは、(私から見ると)長いことなかなか存在しなかっただけに、すごく嬉しいです!

 

 

羽生選手には多彩な魅力がありますが、優しさ・儚さ・繊細さとともに力強さをも同時に表せるような演技力は、男性の中では群を抜いて秀でています。

 

天性のものに加えて、痛みを知るからこそ可能になると思われる、深い思いやりを伴う 表現力…

 

フィギュアスケートはよく「花」にたとえられますし、中国語ではフィギュアスケートを「花样滑冰」と書くことからも、イメージが解ります。(←二つ目の漢字は画面では表記されないかもしれません。打ち込めましたけど。「木」へんに、右側のつくりの部分を「羊」と書く字です。)

 

それと同時に、「人間一人一人」も、その尊さや個性豊かさ、美しさ、人生を咲かせる意味などから、「花」にたとえられてきました。

「花」は、希望や愛、贈り物の象徴にもなりますし、人生の大事な節目や儀式には、男女関係なく、人はなぜか必ず沢山の「花」を添えたがります。

人の心を慰め、励まし、癒し、希望を与える働きをしてくれるからでしょうね・・・。

 

上のどの意味であっても、「花」に象徴されるものを表現させようとしたら、羽生結弦選手を上回るほどの男子シングル選手は、今のところいないと、私は思っています!!

 

 これからも、素晴らしい演技を期待しています!!

 

 

2018年6月25日追加:

NHKから、「花は咲く・ピョンチャンバージョン」が出ましたので、その動画をこちらに載せておきます!

アスリートの皆様が歌っている動画ですが、羽生選手も、(声は入っていないものの)、花をもって、氷上… ではなくて、「表情の」演技で出演しています!(笑)

羽生選手は歌の途中にも出てきますけど、動画の一番最後にも出てきて、この歌のラストを飾っていますので、最後までご覧になって下さい。

NHK公式動画: こちらへどうぞ https://www.youtube.com/watch?v=QWWfWmUROPY

このページで、私は、女子で五輪2連覇している女王・カトリーナ・ビットさんのことをとりあげていましたけど、平昌(ピョンチャン)五輪で、羽生選手も、男子での五輪2連覇の王者となりました!!…やっぱりね!(笑)

本当におめでとうございます…♪

 

 


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