先日、お寿司やさんの大将に、余った食材をどうしているかということを聞きました。
でかいカウンターと、椅子席と、階下に宴会場もある店で、職人さんは、大将以外に
3~4人だと思います。
彼は、自ら、毎日、早朝に市場に仕入れに行かれます。
で、
前日の最後に、冷蔵庫、冷凍庫などに残ってる(ネタケースとかいろいろ一般の量じゃないのでややこしいでしょうけど)モノの一覧を、担当の人に書かせるそうです。
3人くらいの分担で、残り物をすべて書き出し、
それを大将の自宅にFAXするのですと。
(野菜はAさん、魚はBさんみたいにしてるらしいです、、、)、
んだら、大将はそれをみて(なんせ、みせにおらん時もありますからね)
翌日、炊いて突き出しにするやつとか、茶碗むしにいれるもんとか、
ナマで使えるとか判断して、
その日の仕入れを考えるのですと。
仕入れしつつ、もちろん、店に電話して、
前日のヤツをあーしろこーしろと指示いれるわけです。
夜の商売に使えるもの以外は
まるで趣味のようにやってる「ランチ」で消費(笑)していまうのでしょうなあ、、。
ワタクシ、このハナシを一生懸命聞きだしながら(あはは)、
自分自身この何十年か主婦をやってきているのに、、、と深く反省しました。
商売されている方の真剣さと、自らのエエカゲンさに、、、。(^^ゞ
日に何人くるかもしれなお客相手の食材管理は本当に手品のようです。
しかもすし屋なので、ナマモノいっぱいなのに。
いまなんか旦那とたった二人の食材の繰りまわしにさえ、
日々いきあたりばったり、、、。
「あら、こんなところに、玉ねぎが、、、♪」
の世界であります。
もちろん、季節によって魚も野菜もかわっていくとはいえ、
飲食店は、家庭とは違い、毎日ほぼ同じ、メニューですから考えやすいってはありますけどねえ。
、、、、とか、なんとか自分を正当化したい私ですが、
なんといっても
「真剣さ」が足りないのは確かです。
ちなみに、最近冷蔵庫を買いましたが、
冷凍庫の画像です。
も、も、もちろん、現在、食材が6割がた、入っておりまする。
また、その画像もお見せしますね。
とりあえず、
あの大将に負けぬよう、うちの食材を合理的にまわしていけるよう、
頑張りたいと思います。
「わしは、家庭の主婦が敵やと思ってる」
と言うのですよ、、カレは。
「家で食べるより、美味しい、、、、、と思ってもらわんと、商売にならん」
って、
なんという謙譲の美徳。
私なんか、「敵」にあたいしませんしい、、、。
「いや、おめえは敵とはおもっとらん」というカレの声が聞こえそうですが、、。(笑)
んま、とりあえず、
早く「歩」には値するよう、がんばりたいものです。(^^ゞ