昭和・私の記憶

途切れることのない吾想い 吾昭和の記憶を物語る
 

昭和 ・ 私の記憶 1 ( 想い出る故郷 、男前少年 )

2024年05月13日 19時33分49秒 | 昭和 ・ 私の記憶 ( 目次 )


私の 「 昭和 」
・・・を 物語る


昭和・私の記憶  1
目次
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「 故郷は遠きにありて想うもの 」
私にとって、『 遠きにありて 』 ・・・とは、過ぎ去った時を謂う。

そして 『 故郷 』 ・・・とは、母を謂う。
1  想い出る故郷   ~ 昭和37年 ( 1962年 )
昭和32年 ( 1957年 )  3歳
01  吾母との絆の証し   ・・私の手の甲のアザは、母の大切な形見 
02  下島小学校のブランコ 母と二人して 父の帰りを待つ・・・  ・・「 また、仕事先でよばりょうるんじゃろうて・・・」
03  「 雨がふりょうる 」  ・・「 おばあちゃん あめ こうて 」
04  ムカデの話し  ・・「ムカデの上に・・・」
昭和33年 ( 1958年 )  4歳 年少さん

05  弁財天神社  ・・山桜とニイニイ蝉  ・・カヤの葉飛ばし
06  アコウを釣った  ・・「 ガツン ゆうた 」
07  丸谷の波止場 と 「 夕焼けとんび 」  ・・♪夕焼け空がまっかっか
昭和34年 ( 1959年 )  5歳 年中さん

08  バンカラへの憧れ  ・・白い鉢巻をして颯爽と騎馬に跨る叔父の勇姿を観て、私は誇らしく想った
09  三つ子の魂百までも  ・・勇ましい・・は、男児の誉れ
10  大地蔵 ・ 峠越えて  ・・「 肥え かけたんじゃのうて、声 かけたんで 」 ・・峠、母と唄う
11  こんなうまいもん初めてじゃあ  ・・「 あれなんなぁ ? 」 
12  小ミカン畑  ・・皆のジャンパー、腰の回りが膨らんでいる
13  飛地 大久保  ・・櫓を漕いだは、10歳年長の叔父
14  しょうじきなきこり と わるいきこり  ・・「 あの時どうして笑うたん ? 」
昭和35年 ( 1960年 )  6歳 年長さん

15  寄りそいあって生きた時代  ・・米の量を補う為に、芋を混ぜた「芋飯」で腹を大きくした
16  総理大臣が軍艦に乗ってやって来た  ・・日本国の総理大臣が吾が島を訪れたのである
17  天下御免の向う傷  ・・「 主役は ワシがするんじゃ 」

18  タコ捕りの達人  ・・「 オッ、おるおる。 エッ、どこなあ。 ホレッ、そこにおろうが 」
19  丸谷の波止場 「 サッカン 早よ 助けんねー !! 」  ・・「 泳げるようになった 」
20   桃花の咲く頃  ・・おねえさんと桃花 ・・薄い日差し ・・冬のホタル
21  サトオッチャン  ・・「 サトルー、ユキノリがコケテのぉ 」
22  山ん中で路に迷う  ・・「 はぐれたんじゃ 」
23  ようちえんぼうず  ・・「 オーッ、総天然色かぁ 」
24  快傑 ハリマオ  ・・「 この歌 三橋美智也が唄ようるんで 」
昭和36年 ( 1961年 ) 7歳  小学一年生

25  日出子先生  ・・担任は おんな先生
26  三ノ瀬小学校  ・・宿題忘れて立たされて
27  ドジョウの話し  ・・妹が水に沈んだ ・・ドジョウに襲われる ・・夢
28  千代子と謂う名  ・・「 ししゃりでるな 」
29  「 捨ててきなさい 」  ・・猫を拾う ・・「 拾わにゃあ よかった 」
30  天神鼻  ・・「 なして こんなところに タコつぼがあるんじゃろ 」 
31  満天の空に 星は 星の数ほどあった  ・・「 ぶつからないのか 」 と、想うほどの星空があった
32  海峡を越えて   ・・「 はなだゆきのりくん 」 と、先生が呼ぶ声  時折、風に乗って、聞えて来る
33  夏の想い出と祖母がつくったアブラメの味噌汁  ・・「 アブラメ ( 稚魚 ) 、喰えるん?」
34  海に落ちた妹  ・・「 ミサエー、ミサエー 」・・・と  悲痛な声で母が叫んでいる
35  儚い命  ・・「 ヘソとヘソをくっつけて、三回まわるんじゃ 」
36  貞子さん(ていさん)  ・・「 貞子まっちょれよ。もうすぐじゃきんの。 ・・・ええ。 」
37  トイレでしみじみ想ったことは  ・・誰にも気づかれることなく死んでしまうのか
38  い た ん ぼ  ・・ 「 ワシが、採ってきちゃる 」
39  自転車ごと海に落ちた中学生  ・・「 大事じゃあ。大事じゃあ 」
40  痛ツ !!  ・・それは今迄経験したことのない痛みであった
41  サンタは煙突から入って来る  ・・「 サンタクロースが来ますように 」
42  相撲をとって 遊んだころ  ・・行司役の年長が存て、遊びを取仕切った
43  メジロ と とりもち と 百舌鳥獲り  ・・「 泥を付けたら取れるど 」
44  気がついてみたら  ・・八合戦 ・・気絶
45  散髪屋で見た漫画本  ・・従軍看護婦と兵隊
昭和37年 ( 1962年 )  8歳 小学二年生
46  テレビが吾家にやって来た  ・・少年ケニヤが見れる
47  七変化  ・・ 白ノスズメガ ソウユウタ ♪
48  上をむいて歩こウォウォウォ  ・・「ちがうわい 歩こおおお じゃ  
49  野球少年 ・ チャンバラから野球へ  ・・打者の打ち返した球がライナーで真向から飛んでくる
50  『 すれ違いざまのキャラメル一粒 』  ・・「 もういっぺん学校じゃあ 」 と、小学校へ向ったのである
51  「こんな と、喧嘩せえ」  ・・私が相手と顔を突き合わせている
52  故郷は遠きにありて想うもの  ・・瞼をとじさえすれば吾故郷はいつでも其処にある
53  トグロを巻いたヘビ  ・・私の姿を見るなり  いかにも気持ち悪い、かま首を持ち上げたのである
54  蒲刈病院  ・・あしながバチに刺される
55  公民館が炎ようるぞー  ・・「 オッ、校長が来た。教頭が来た 」
56  ムカデの話し  ・・体の中に ・・布団の上を這うムカデ
57  誉められると 思ったのに・・・  ・・山火事を消したのに
58  教えたとおり、言うんで  ・・「 親父さんがいつもお世話になっております 」


「 謝りなさい 」
怒りのこもった言葉であった。
「 そんなもん、
受容れられるものか 」
だから私は、何も言わなかった。
次の瞬間、往復ピンタをくらったのである。
こともあらうに、皆が見ている中だ。
「 如何して 殴られる 」
( ・・・男前少年 と おんなせんせい )

2  男前少年  昭和38年 ( 1963年 ) ~ 昭和41年 ( 1966年 )
昭和38年 ( 1963年 )  9歳 小学三年生 
01  びっくりしたなぁもう !!  ・・運動場を覆い尽くす千八百名を見て度肝を抜かれた
02  生意気な奴  ・・「 こんな奴と、友達になるな 」
03  笑いたいのをこらえたのに  ・・「 笑ろうたらあかん・・」 ・・9歳の少年は、堪えようとした
04  コカコーラ は くすりの味  ・・「 コカコーラは風邪に効くんじゃぜ 」
05  おまえ・・ブタマン屋の娘やろ  ・・「 これが、ブタマン…かあ 」
06  長島少年  ・・「 昨日の長島、凄かったなあ、四打数五安打やったで 」
07  山田 浩 「 男は泣いたら アカン 」  ・・大阪での友達第一号
08  世の中に、こんなにうまいもんがあるのか  ・・親子丼
昭和39年 ( 1964年 )  10歳  小学四年生  東京オリンピック

09  「目にあたらんで、よかったなぁ」  ・・独楽が少女の額を直撃した
10  強い は 男のロマン  ・・ゼロ戦
11  戦友  ・・♪ 赤い夕陽に照らされて ・・満洲
12  野球少年 「 近所の小伜 」   ・・「 何処どこの誰々を呼んで来い 」
13  新聞少年  ・・「 まあええ。働こういうことは ええことじゃ 」
14  鉄腕アトム  ・・「 扇風機の風は体に悪い。うちわが一番ええんじゃ 」
15  肩までつかれ  ・・「 100まで数えろ 」
16  ロケット花火を飛ばして、叱られて  ・・「 火事になったらどうします。警察を呼びましたから 」
17  爆弾池  ・・「爆弾池で魚は釣らん、捕まえるんや、網で掬うんや」
18  夏休みは いつも一人で  ・・塀を相手に一人キャッチボール
19  拾った金を寄付した・・けれど  ・・「 この三百円は恵まれない人の為に寄附をする 」
20  愛と死を みつめて  ・・儚い命に日本中が涙した
21  姿 三四郎 「鉄壁の不動心」  ・・「 卑怯なまねはするな 」
22  奮闘努力 と リーダーの条件  ・・すぐ横を、駆抜けた、一瞬 ・たちどころに、彼女の存在感を感じ取ったのである
23  ドッチボール ・ 「 あいつら 何もわかっとらへん 」
24  ミックスされた記憶 「 金メダル と 母の白いブラウス 」  ・・「 お母ちゃんが帰って来た 」
25  明日があるさ  ・・「 さっきまで あんなに笑っていたのに 」
26  紅白歌合戦を風呂屋で観る  ・・
ザ・ピーナッツが歌う 「ウナ・セラ・ディ・東京」が、流れていた
昭和40年 ( 1965年 )  11歳 小学五年生

27  若い いのち  ・・「 私は妻です 」
28  林間学校  ・・自分の帽子に吐いた奴
29  故郷に錦を飾る それまでは  ・・親父は精一杯 己が意地を張っていたのである
30  テケテケテケテェッ・・・・  ・・彼はギターを持って、得意満面の顔で私に弾いて聴かせた
31  親父の心意気  ・・「 ワシは、花田組のもんじゃ 」
32  あっという間に日が落ちて  ・・どうしよう・・・日が山に懸かり始めた
33  話せば分る・・問答無用  ・・「 偉人の名言・格言、を提出しなさい 」・・・宿題です  と

昭和41年 ( 1966年 )  12歳  小学六年生

34  集団登校  ・・「 ミサエー まだかあ 」
35  四つ葉のクローバー と ドナドナ  ・・♪ とてもすき  ボッコ  プッコ  ノッコ
36  風よ伝えてよ あの娘に  ・・「 ♪風ょ伝えてよ エテコに 」
37  私も オカワリ したい  ・・私と同じ班の〇〇さんが言った
38  遠足 帰りのバス  ・・「これ、誰が歌っているの」
39  君は王将だ !!  ・・自称 ・クラスの王将
40  ろくに犬も飼えないくせに  ・・「 この犬 育てんねん 」
41  勢い余って・・・シュン太郎  ・・「ハナダ・・ゲンキダセヨ、キニスンナヨ・・・」
42  あくびをして おんなせんせい に 叱られた  ・・「 勉強に集中していないから出るのです 」
43  学芸会 「 主役や言うから楽しみに観に行ったのに 」  ・・「 もう、折角頑張ったのに ・・・ 」
44  参観日 「 なんで 手をあげんのや 」  ・・「 ハイ、あんまの道を歩みます 」
45  男前少年 と おんな せんせい  ・・私の男前は飛ばされた
46  白組優勝 「 こんなことが 親孝行になるのか 」  ・・「 白組が勝ったら、あなたが優勝旗を取りに行きなさい 」
47  ヒーローに成った  ・・都島球技大会
48  学校を休む ・ 1 「 その顔、どしたんな 」  ・・「 そんな すごい病気なんか 」
49  学校を休む ・ 2 「 闘病とは辛抱我慢すること 」  ・・「 風呂で遊びょうるきんじゃ 」
50  ウルトラ Q  ・・「 ワシの見た 夢じゃあ 」
51  一生懸命なるが由に  ・・私の発音がおかしいと言うのだ
52  俺の目を見ろ 何にも言うな  ・・私は、感動してしまった

・・・次頁  昭和 ・ 私の記憶 2 ( 青い鳥 、力満ちてり )  に続く


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1 コメント

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恋の戯れ (馬鹿も一心です。)
2022-01-03 09:56:15
良いですね。
私がちょっぴり
年上ですが貧しい家庭の
男兄弟3人 次男です。


https://blog.goo.ne.jp/kikuchimasaji/e/c5b4fac680f7e368034bbc24519433a9
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