一酒三菜~はちきんの厨房

土佐のはちきん主婦のたまぁにのお菜を紹介します。
尚、コメントは承認制にさせて頂いてます。

1月9日 こんぴらさん参りとこんぴら温泉旅行・・・その②

2011年01月13日 | 旅行
さて、こんぴらさんのお参りが済んだ後は甘酒とおぜんざいを食べて少し休憩。
写真を取り忘れたのですが、香ばしく焼かれたお餅がとっても美味しかったです♪

そして向かったのは


四国こんぴら歌舞伎~金村座  参照

天保6年に始まった金比羅歌舞伎が昭和60年に現在の場所に移築、再開されたのですが、日本で最古の芝居小屋として
唯一の建物であり、ここにしかない仕掛けなどがたくさんあり、大変由緒正しい芝居小屋です。




毎年4月に一ヶ月間歌舞伎が公演されますがそれは何故かと言うと、窓(サッシ)が無く、板戸と障子のみの窓な上に
冷暖房が無い当時のままを移築復元しているので、真冬や真夏はとても興行できたものではないらしいのです (笑)
公演の無い時は入場料500円で見学できるようになっています。

去年は、大河ドラマ『龍馬伝』で龍馬暗殺を試みた京都見廻り組の今井信郎役の市川亀治郎さんが来られていました。
一年間、その幟が残っています。




今年は松本幸四郎、染五郎親子が出演予定だそうで。
たまぁにソメソメに似ていると言われるオットが何故か嬉しそうでした (笑)
単に目が細くてしゅっとしているだけですが・・・




この天井のブドウ棚と言う仕掛けも日本でここだけです。(裏方さんが登って、雪や花を降らす)



顔見世提灯。出演される役者さんの紋が吊るされる。
明りはこの提灯と障子を開けて窓からの太陽光だけで行われるので、夜間公演はありません。






謹慎中の某歌舞伎役者さんに代わって見得を切ってみました♪

役者さんの支度部屋は地下にあるのですが、蛍光灯なんか無いからこんなに薄暗いのです。
これをそのまま使ってらっしゃるそうで・・・
もちろん冷暖房はありません。



実際に役者さんや裏方さんが通っている舞台下の地下。
ここも寒いし暗いし、でもそのままの形を復元されているので時代を感じます。



これは床下で4人の裏方さんが人力だけで舞台の回転床を回す仕掛け。
機械ではなく今でも人力で実際回しているそうです。感動!!




そして二階の一番お高い席から見た舞台はこんな感じ




前々から行ってみたかったこんぴら歌舞伎。
いよいよ行きたくなって来ました。

今年のチケット取れるかな?
普通に申し込むと40倍から50倍の確率だそうで・・・
旅行会社とのセット販売じゃないと(要らぬ土産などが付いて料金がお高い)手に入らないみたいです。


そしてこの後今日のお宿にチェックインです。


琴平花壇  参照


寛永四年創業の歴史ある宿で、明治の文豪北原白秋や与謝野晶子、森鴎外達に愛され定宿とされていた様です。
彼らの泊まった部屋はそのまま特別室の離れとして現存しており、もちろんお高いですが泊まる事も可能です。
私たちは一般室ですが (笑)

なので敷地も広く、お庭も見事な手入れが行き届いていました。




最近改築もされているので、モダンなところはこんな風に・・・
チェックインはここでしました。
 

お風呂はこんな感じ。写真はHP等より拝借しました。



私たちの泊まったお部屋はここです。



入り口と外観はこんな感じ↓







さ、お風呂に入って旅の疲れを癒しましょう。

その後はお待ちかねの夕食です♪(=^・・^=)