一酒三菜~はちきんの厨房

土佐のはちきん主婦のたまぁにのお菜を紹介します。
尚、コメントは承認制にさせて頂いてます。

1月9日 こんぴらさん参りとこんぴら温泉旅行・・・その①

2011年01月12日 | 旅行
2011年最初の旅行はお隣の県香川県にあるこんぴらさん。

金比羅さんとも金毘羅さんともそして金刀比羅とも書くけれど、どれも正解らしい。
歴史の中で様々な事情から呼称が変化していったのだそうです。

金刀比羅宮  参照


その昔、伊勢神宮や金毘羅参り、成田山詣でなんかにだけは、幕府が比較的容易に通行手形を発行してくれたらしいので
巡礼目的で、諸国からどどっと人が集まってきたらしく、なかなかの賑わいを見せたお寺だった様。
【入り鉄砲に出女・・で関所通行はなかなか難しかった時代ですから皆が飛び付くのも無理は無いですよね。しかしちゃんと今で言う
ツアコンみたいな御師と言う付添人が付くので勝手に別のところには行けなかったようです。】

結果、温泉も湧いていた事からなかなかの繁栄を遂げたこんぴらさん。
今もその賑わいは変わりません。

四国に住んでいながら行った事のなかったオトツマは一度は金毘羅詣でに行きたかったのでチャレンジ!!

チャレンジって・・・何を大袈裟なとお思いでしょう。

知ってる人は知ってらっしゃるかもですが、金刀比羅宮は最上段の奥社まで登るのに1368段。
途中の大宮(殆どの人はここでお参りを済ます)までても785段もあるのですーーーーーー

それでも一度は登っておきたいこんぴらさん。
と言う事で行ってきました。

まずは香川に来たのですから着いて早々のお昼はうどんです。
金刀比羅宮のふもとにはたくさんのお店がありますのでその中の行列のできていた一軒へ・・・



注文したのは普通のかけうどん。
785段登る途中にはたくさんのお店が出ているので、色々買い食いしたいからお昼は控えめに 笑






やっぱりコシがあっとしこしこしてて美味しいですねぇ☆

金毘羅歌舞伎のキャラクターが闊歩していたので捕まえて一枚!!





そして、とうとう魔の一歩を踏み出しました!!





とか大袈裟に書いてますが、子供もお年寄りもみんな登って行っていたので体力の無いツマでも何とかなるかな?
途中どうしても無理っぽかったらこんなものもあるみたいだし・・・



ちなみに料金片道5000円程度だそうです。

しかし、恥ずかしいのでカゴは最終案に置いといて・・・・
785段の途中、300段ぐらいまでは階段もなだらかで階段⇒平地⇒階段⇒平地って感じだし両脇にこんな風に
色々なお土産物屋さんや食べ物屋さんがぎっしりと軒を連ねているので、ゆっくりと覗きながら登れば大丈夫。

・・・な筈。





しかし、この店の人たちは毎日ここを通勤してるのか????
と尊敬していたら、実は裏道があって、上の方のご商売の方々は車で行き来できるようです (笑)
当然ですよねぇ、毎日往復300段ってどんな健脚やっちゅうの!!


一つ残念な事。
今年がうさぎ年だからなのか、何故かミッフィーとタイアップしていて、いきなりお出迎えの大門がこんな風に・・・





ミッフィーは嫌いではないけれど、歴史ある神社にこんな看板ははっきり言って興ざめです。
絵馬もおみくじも何もかもがミッフィー・・・・・・・・

喜んでいるのは子供だけじゃないか?
歴史の好きな私は、若干の怒りすら湧いてきていました。


と言いながらも笑顔でパチリ♪


途中の、重要文化財【旭社】の前で一休みしつつ、ここで終わりたいなぁと残り250段ぐらいを諦めたくなる。




が、せっかくここまで来たのだからと奮起。




旅館に借りた傘を杖にして、手すりに掴まって必死で登る。
ちなみに杖は貸出ししております、はい。



こんな急こう配な階段を登ってきました。
今どき珍しいアンチバリアフリーです。清水寺も完全バリアフリーになったとか言って表彰されていましたよね (笑)

やっとこさ到着した大宮で無事お参りをしました。
今年はいい事あるかしら?
初詣に行った時に引いたおみくじも、夫婦そろって大吉だったのです。



そして神社の庭から見えるのは有名な讃岐富士

標高460メートル程度の、本物の富士山に比べたらスケールは小さい山ですが形が似ているのでその呼称に。






讃岐富士をバックに・・・・ちょっと曇っていたので残念です。




降りる時に見た籠に乗ったご婦人。
びっくりしたのは担いでいる方が、どう見ても60代後半以降の年代の男性・・・・

そんな方の担ぐ籠には、ツマさすがに乗れませ~~ん (-_-;)
太ももぷるぷるしてましたが、最後まで頑張って自力で降りました、はい。


パート②へ続く・・・・